『今日の短歌 WEB版』
土ぼこり上げつつ子供が帰り行く真冬の秋田が壊れてしまう
秋田市 渡部栄子
『朝日新聞 みちのく歌壇2024.3.16付』より
先ほど三千歩散歩の途中で近所のお母さん(秋田弁でアバ)に声をかけられた。
「エー天気でエガッタナァ」
「ンだなぁ。3月になって突然、雪が降ってサビグナッタモナ」
と、ボク
「ンダ、降るドギ、降ラネガラ急にサビグなるもんだ」
「2月はノギガったスモナ(暖かかったですね)」
こんな会話を交わした。
今日の短歌の秋田市の渡部さんも真冬なのに土ぼこりを上げて子どもたちが走っていると詠む。異常な暖冬だったのである。
同じ「みちのく歌壇」には山形市の小田友弥さんが次のような短歌を寄せている。
山形が南に百キロ移動したような暖冬今日も陽が照る
山形も暖冬だったんだなぁと思わせる一首である。選者の梶原さい子さんが小田さんの一首に次のような評を書いている。
【「南に百キロ移動」とは言い得ている。本当に別の土地になったみたいだ】
梶原さんは宮城の人だと思うが宮城も同じように暖冬だったのだろう。
先日からの雪と寒さのためにフキノトウは見えなくなったが今日の散歩途中の日の当たる場所にはフキノトウが顔を出していた。
フキノトウの下に見えるのはイタドリの芽だと思うが・・・。
昨日から昨夜にかけての強風で一気に雪はとけてしまった。
今日は毎月恒例の「たのしい授業(たの授)かまくらの会」があり横手のYYプラザに出かけた。
途中、大森から大雄にかけてたくさんのハクチョウが田んぼの中でエサを啄んでいる。
この写真のハクチョウはごく一部。横手に続く田んぼの両側にはボクの推定だが1000羽を超えるハクチョウがエサを啄み北帰行の準備をしていた。
以前、このブログに書いた宮城の伊豆沼などのハクチョウはすでに北帰行が終盤というのはどうも違ったみたいだ。確かにある程度のハクチョウは帰ったかもしれないが多くのハクチョウはこれから故郷に帰るのだと感じた次第。
ところで今日の「たの綬」は「折り染」「たのしい授業とは」「秋田県の人口減と教育の関係」「落下の実験」について楽しく話し合った。
ここでは「落下実験」の話でおもしろいと感じたことを書いておこう。
それはスマホのアプリ「phyphox」を使って実験をおこなうというものだった。「phyphox」と言うアプリはスマホの持っている能力を使って色々な測定ができるアプリとのこと。
早速、インストールして実験。
実験問題は
【重力加速度(g)は物体が上昇するときと自然落下するときにどうなるか?】
予想
【通常は9.8(m/s2)だが上昇するときにはグンと重力加速度が増えて落下のときに重力加速度は0(m/s2)になるはず】
早速、アプリを作動させてスマホをポンと上に放り上げる。落とさないように手で受け取ってアプリをストップ。さぁ、どうなったでしょうか?
スマホにはすぐに実験の内容が表示される。
縦軸が重力加速度。横軸は時間になる
放り上げる前の重力加速度は「10(m/s2)」付近。手で持っているので少しデータはフラフラしている。放り上げると「50(m/s2)」ちょいまで重力加速度が上昇。落ち始める(自由落下になる)と突然重力加速度は「0(m/s2)」になり手で受けとめたときには加速度が不安定になりすぐに落ち着き地球表面の「10(m/s2)」付近になる。
予想通り!
無重力状態を作る時にジェット機などを高高度から自由落下させるという。その自由落下している時間内に実験をおこなったりするらしい。
理屈はわかるが、ほんとに無重力状態になるのかい?と思ったりしていたのも事実。その無重力状態が1秒足らずの実験だが手持ちのスマホで表現できたのである。
物理は(も)良くわからんのですが楽しい実験をアーでもないコーでもないと楽しめたのであります。スマホはすごい機能をもっているもんだ。
この「phyphox」アプリはジャイロスコープ、GPS、磁力計、ストップウォッチなどなど沢山の内容がある。残念ながら使いこなせませんけれどね・・・
今日のアマチュア無線
160m。昨夕はニューカレドニアから2局出ていた。FK8CPは以前からいる局。もう1局がFK/LZ5QZである。FK8CPは以前交信しているのでFK/LZ5QZを呼んでみることに。すぐに応答があったがレポート交換のみでRR73がこない。仕方がないので次に見えた時に再度呼んだらまたすぐにレポート交換ができた。しかし・・・RR73がこない。なんだべなぁと思って彼のログサーチを見たら2回交信したことになっている。アリャリャですね。
今朝は4J3DJを呼ぶJAが多かった。しかし、なかなか交信に至らない感じだった。その4J3DJからメールが返ってきた。
「確かに君との交信はログインできている。しかし、馬鹿げた郵便事情で日本から紙のカードを受け取ることができない。自分は紙のカードの交換を大切にしたいのだ・・・」のような内容が書かれていた。ドイツの局がカードを持っているのでそちらのメールアドレスでPAYPALを使って依頼してみてくれともある。それについては先日、我らがエポさんから聞いていたのでトライしている。
もしかしたらアゼルバイジャンをコンファームできる道筋が少し見えたかもしれない。
セロリー日記
セロリーはカメラを向けると正面を向いてくれない。少し遠くから1枚撮ってみた。だからいっつも横向きの写真だけだ。
今回は少し寝ぼけた感じでこっちを向いている。
「ほら青よっ」助手席で指示を出されると少しむかつき三秒後にGO!