思いがけずに落語会

思いがけずに落語会
南外村に出羽鶴酒造がある。
その酒蔵で昨夜「三遊亭鳳楽独演会」があった。思いがけずに落語を聞くことができた。
三遊亭鳳楽師匠は三遊亭円楽の総領弟子とのこと。つまり一番弟子のこと。笑点に出ている楽太郎や好楽の兄弟子にあたる。やがて落語界でも大きな名前である三遊亭円生を継ぐことに決まっていることを聞きあらためて驚いた。
2席の演目は「尻餅」「鼠穴」であった。どちらの落語もCDなどで他の落語家の噺を聴いていたのでストーリーはよくわかっている。しかし、生で落語を演じているのを聞くのは全然違う。話の情景が見えてくるなぁと思った。
昨年末に明桜高校の文化講演会で落語を聞いた。その時には春風亭昇太と柳家喬太郎二人の師匠が出演した。おそらく全校生徒は「落語ってこんなに楽しいもの。こんなにおもしろいもの」と感じたのではないかと思う。昇太師匠を呼んでくれた先生に感謝してもしきれないと今でも思っている。
要するに落語はCDで聞いてもDVDで見ても、もちろんおもしろいし十分に楽しめる。でも、直に落語家の噺を聴くともっと違うんだということを言いたかったのです。ハイ。
そして写真にあるように「ほろよい寄席」と銘打っているので落語が終わった後には出羽鶴酒造の吟醸酒をたっぷりと味わうことになった。皆がニコニコ顔で楽しんでいた。
帰りに鳳楽師匠の落語CD、手ぬぐい、鳳楽師匠の本「隠居の重しーはるかなる円生への旅ー」そして鳳楽オリジナルラベル限定山廃純米酒をお土産に購入。しばらくの間、余韻を楽しめるぞ。どなたか一緒に飲みませんか?
一つだけ残念なことがあった。後ろに座っているお父さん。ギャグに楽しく反応するのは良いんです。ただし、ギャグのオチを落語家よりも先に言わないでくれない!?で、ひとしきり笑った後に「ウンそれ知ってる」と声に出さないでくれる。知ってても素直に笑ってあげるのが大人の渋みでしょう。違うかな。これで妙に集中できなかったことが残念っ。まぁ、楽しければいいけどね。
本日の高校野球フリーク
グラウンドや球場をあちこちと周り(車で走り?)練習試合を4試合観戦した。とてもおもしろかったし参考になった。それぞれのチームが夏に向けて強化している様子が見えた。
そして、全力チームはどうだったか。選手全体の力が接近してきたと感じた。競争が激しくなる予感。と、言うことはチーム力も上がるはず。
がんばれ高校球児たちよ。高校野球軟式の部も始まったようだ。そちらもがんばれ。