
ミズ(ウワバミソウ・蟒蛇草)
昨日、塩竃一家が来訪。すぐに、塩竃のお父さんは山菜を目当てで裏山に入った。2時間後、ミズで満杯になったリュック二つを背負って帰宅。汗だくだ。すぐに温泉へ直行した。
昨日、今日とこの辺は30℃を超える厳しい真夏日である。なんてこったクソ暑さだ。汗だくになってきたのもわかる。得物はミズだ。調べてみるとウワバミソウ(蟒蛇草)となっている。根もとの赤が特徴である。早速、収穫物を写真で撮影。
その中から数本いただき、ミズたたきにすることにした。山椒の柔らかそうな葉っぱを数枚ちぎり取って準備完了。よく水洗いをしたミズを細かく切って包丁で叩きつぶす。そして山椒の葉、味噌を適量さらに隠し味の砂糖をパラパラと混ぜて包丁の刃でトントンと根気よく叩き、ペロリとなめて味を確かめながらトロロ状にして完成。早速、食べてみるとミズ特有のねばりと風味が良い。アッというまになくなった。
そして山荒らしのお父さん、本日は狙いをフキに定めて山入りをした。リュックをフキで一杯にして帰ってきた。
それにしてもミズの名前が「ウワバミソウ」とは。蟒蛇とも書く。ウワバミの意味を調べると【1 巨大な蛇。大蛇(だいじゃ)。おろち。2 《大蛇は物をたくさん飲み込むところから》大酒飲み。酒豪。】とある。大蛇ですねぇウワバミはわかった。2の意味から、ボクのような人間はウワバミ一族かもしれない。
このさっぱりとしたミズになぜ大蛇の名前がついたのか。それも検索してみたら【山地の湿った斜面に群生する柔らかい多年草で、蟒蛇(大蛇)が出そうな場所に生えることから、「蟒蛇草」と呼ばれるようになったと言われています】とある。そうかぁ、ほとんどの人が大嫌いなヘビの出そうな場所に生育しているんだとわかった。言い伝えなのだろう。本当にヘビがいるのかな。山嫌いのボクにはわからない。
正しい?山荒らし再襲来の二日間。本日夕方、車にミズとフキを満載して家族として連れてきたセキセイインコとともに塩竃に帰った。また来てください。写真はミズ。
突然の自然観察日記?
(その1)
午前5時。突然目覚めた。「つきひほし ほいほいほい」と澄んだ声が聞こえたのだ。漢字に直すと「月 日 星 ほいほいほい」となる。最後の「ほいほいほい」はかけ声。その後に、また聞こえるかなと耳を澄ました。ところが聞こえない。あれ~空耳だったかと思ってもう一眠り。夢の中で聞いたのかもしれないなぁ。
そのことをすっかり忘れてしまった午前9時半頃。近くで 「つきひほし ほいほいほい」と鳴く声が聞こえた。夢じゃなかったのだ。近くにいるのだ。
この声の主は「サンコウチョウ」である。「ツキヒホシ、ホイホイホイ」月・日・星、と聞えることから、三光鳥と呼ばれている鳥である。実際に見たことはないのだが、近くに渡ってきているのだ。いつか会えるだろう。鳴き声の良さで有名な鳥の一種。どうです。ロマンチックでしょう。(下の写真インターネットより)
(その2)
昨夜、塩竃一家と食事に出た。その帰り「南外では今の時期からホタルの大群を見ることができる」と自慢げに話した。それでは数分足を伸ばして見に行くべ、となった。
で、第1ポイントに。車のライトを全て消して外に出た。カジカガエルの澄んだ声が聞こえる。ウームホタルはいないなぁ。と、思ったら2~3匹がピカリピカリと光りながら飛んできた。「いたーっ」と少し興奮。大群ではない。
言い訳人間のボクは「今の午後9時半頃は、もうホタルの出勤時間も終わっているのであまり見えない」と。しかし、10分ほど足を伸ばせば多くのホタルが見えるかもしれないと、少し遠くまで行くことにした。
第2ポイント。今度はホタルの数は多い。それでも大群とは言い難い。しかし、塩竃一家は久しぶりにホタルを見たとのことで喜んでくれた。気をつかってもらい感謝。大群なんて言ってごめんなさい。
ここ数年南外では確実にホタルを見ることができる。それだけ自然に「ゆとり」が出てきているのかもしれない。
と、言うわけで時間帯を日暮れから暗くなる頃に行って確認しなくては。そうすれば、もう少し多くのホタルが見られると思う。近いうちに行ってみよう。
これから仲間たちとの食事会。ブログは早めの閉店です