自滅しないチームこそ強い


今日の高校野球
 第55回東北地区高校野球大会が山形県で開催された。開幕の第1戦で大曲工業高校と古川学園高校の対戦があった。
 そこで全力大好き人間たちは一路山形へと向かった。球場は山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムである。まぁ、言うなれば山形県立球場。名前を企業に売ったわけだ。秋田県ではこまちスタジアムなどが売れていないのに・・・。写真はパノラマ写真に合成した3塁スタンドから見た球場である。両翼91メートル、センター奥110メートルで高い木立に囲まれ素敵な球場だが、秋田県の感覚で言えばとても狭い。この狭さが大曲工業高校にジワッと重しになった。
 先攻大曲工(以下大工)後攻古川学園(以下古学)開幕直後の試合で両チームとも緊張気味。古学の投手は128キロ前後のスピードであるが切れが良く手元で伸びるボールである。対して大工伊藤投手も同じくらいのスピードであるが内外角にボールを散らしてコントロールよく打者を打ち取るタイプ。
 試合結果は4-3で大工の勝ち。まずは良かった。
 試合のポイントはたくさんあるが一つあげると次の場面だ。3-3の同点で迎えた7回表大工の攻撃。2死から3番打者センター前ヒット。4番打者初球の時に盗塁成功。4番打者はこれまで二塁打2本、単打2本で4打席4安打、3打点をたたき出して大当たりだ。残念ながら5番打者は全然機能していなかった。
 さて、ここで古学のベンチワークそしてバッテリーはどうする。当然、きわどいコースを突きながら4番、5番で一死をとればよいと判断し、空いている一塁に歩かせることも考えるだろう。その考え通りにカウントはワンスリーになった。そのまま歩かせるのかなぁと思った。隣で一緒に観戦していた社長は「ここでは勝負されないので盗塁はある意味失敗だったかもしれない」と言う。
 ところがバッテリーはストライクを取りにきてツースリーに。それでも一塁に歩かせることを考えな勝負を避けながら投球をするのが、この場面では最も確率が高いかもしれない。
 6球目が投じられた。ボールは外角高めにきた。ストライクともボールとも言える。4番キャプテンはバットを振り切った。ボールはセンター後方に舞い上がり古学のセンターのグラブのわずか先端に当たり2塁打になり4点目の勝ち越し点をあげた。その後、古学は走者を出しながらも攻めきれず無得点に抑えられた。
 少し、分析をすれば大工はミスまたミスの連続。ゲームの流れから言えば古学の勝ちの流れだったと思う。さらに、6回裏古学が2本目のソロホームランで同点に追いついた段階で大工チームはがたがたと崩れそうになった。その時に阿部監督が「メタメタになるなっ!」と檄を飛ばした。
 その懐かしい檄を聞き、阿部監督と一緒に10年間、野球に取り組んできた悪夢を思い出す。つまりメタメタと大量点をとられるチーム自滅の歴史だ。その克服にどれだけの心血を注いだことか。そしてどれだけ敗者としての涙を流したことか・・・・。
 しかし、今のチームは一味違うようだ。同点に追いつかれた後に四死球を出しながらも無失点で踏ん張った。粘り強いチームになっている。阿部監督の素晴らしい姿勢がうかがえる。
 結局はキャプテンの大活躍で勝ちを収めたように見える。しかしミスのゲームとも言える野球。そのミスを最小限にとどめて試合を進めるチーム力があると感じた。
 それにしても両翼91メートルは狭い。古学のバッターがレフト芝生スタンドにソロホームランを2本打ち込んだ。負け惜しみじゃないが(負け惜しみだけど)秋田の球場だったらレフトフライか2塁打程度の当たりだったと思うのだが・・・・。これがジワッと大工にプレッシャーをかけた。
 明日は山形第1位の酒田南高校。はたしてどうだろうか。頑張れみんな全力で。
 

明日も行くぞ甲子園じゃなかった、行くぞ皆川球場(米沢市営野球場)だ。そしてやがては行け甲子園へ球児たち。  
昨日見た映画・ストリートミュージシャンなど楽しかったことを書きたいことはあるが本日はこれにてブログ閉店。いずれまた。
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