本は睡眠薬として・・・・


さぁ、秋田市へ
 明日から開催される夏の高校野球大会で秋田市へ。宿泊がパークホテル。今回は八橋球場がメインなので折りたたみ自転車を持って行こう。
 さっき依頼の文書を確認したら運営委員会が午前中にある。午後からだと思っていたのでアレッやばいっ。あわてて出発準備だ。
 昨夜から着替え等はまとめてもらっているので何とかなる。自転車も大丈夫トランクに積み込めばよい。その他必要部品は持った。

 問題は持って行く本だ。無人島に持って行く本は何にしますか。と、言う質問がある。何を持って行ったら良いんだろう。そんな究極の選択ではないのだが何冊か持って行かなくては落ち着かない。
 枕元に積み重ねてい本を何冊かつかみだして持って行くことにした。
 『地井さんの絵手紙 ちい散歩』地井武雄著。役者の彼の絵手紙集。ホッとする。
 『落語の授業』三遊亭圓窓著。あの名人圓生の弟子。ベテラン落語家。教室で落語教室を開いて「話す・聞く・思い描く力を育む」ことをやっている。まだ教室に未練があるのかなぁオレは。
 『娯楽・極楽・お道楽』高田文夫著。毎日が大衆芸能の高田文夫氏の毎週月曜日に日刊スポーツに連載したコラムのまとめ。一度新聞で読んでいるがまとめて大衆芸能の現状を読むことが楽しみな文庫本。
 『人生は勉強より「世渡り力」だ!』岡野雅行著。ボクは勉強嫌いだが、今さらもっと勉強したかったなぁと反省も少ししている。そんな時になぐさめてくれるかなぁこの新書版は。でも今さら世渡り力をつけても仕方がない気もするが・・・・。
 『RURIKO』林真理子著。吉永小百合と浅丘ルリ子とどっちが好き?と聞かれると吉永小百合も良いけど浅丘ルリ子もね。と、答える。何だ、お前はただの女好きの欲張りじゃないか。でも浅丘ルリ子の半生には惹かれる。彼女を取り巻いた小林旭や石原裕次郎たちが実名で出てくるようだ。究極のミーハーのボクにとってはもってこいの小説かも。
 『渡辺のわたし』斉藤斎藤著。もう一度言葉遊びと言うよりも言葉の奥深さを寝る前に再読してみたい。最近、短歌には妙に、はまっている。31文字の中にその場の空気と風景が立ち上ってくる感じがする。この本の著者名も良いしねぇ。
 『健康川柳』近藤重勝著。この年になって健康を考えるなんて。健康を考えるのは10年早いぞイトー君。ボクは病弱なロックンローラーに憧れる。しかし、帯にある「悩んでも悩まなくても朝は来る」17音の治癒力の言葉にグラッとくる。これも寝る前に良さそうだぞ。
 オーッと一冊忘れていた。今、流行?の『蟹工船』小林多喜二著である。最近ワーキングプアの増加で若者の間で読まれているらしい。恥ずかしながら(はずかしくはないが)読んでいなかった。若者に近づくためにも必読かもしれない。
 これだけあればどれか一冊は読む可能性があるが読まないかもしれない。要は枕元に本がないと寝られないことだ。睡眠剤としてはもってこいの仲間たちなのだ。

 そして、ICレコーダー(巷ではMP3レコーダーかな)には桂枝雀の落語を10席詰め込んだ。音質は悪いが甲高い声だから問題なく聞ける。寝る前にヘッドホンで聞くのだがおもしろすぎて寝られないかもしれない。おまけで古今亭志ん朝の朗読する「鬼平犯科帳」4編も入れておいた。これは睡眠剤の役割をするかもしれない。そしてRCサクセションと吉田拓郎の歌を二枚分。これで何とか乗り切れるだろう。


 さぁ、行こうか。がんばれ球児たち。


 そんなわけで今日のブログは早朝にアップ。明日からは形を変えてブログを書きたいと思う。
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