白き指先(西馬音内盆踊り)


西馬音内(にしもない)の盆踊り
 ゆったりと秋田音頭のお囃子とリズムで盆踊りの列が進んでくる。
 昨夜、羽後町西馬音内の盆踊りに行った。
 予備知識まったく無しで出かけた。駐車場代金1500円に一緒に行った人が憤る。
「なんでこんな高い駐車料金を払うんだ。まったく・・・・」とブツブツと言う。
「日本人だけだ!。駐車料金と水が無料(ただ)だと思っている人種は」とボク。なんて太っ腹なんだろう。
 会場に着いた。道路に桟敷席がある。席順を見ると五十音である。このような伝統的な盆踊りだったら「いろは順」が良いのに。と、思った。しかし、「への五番」だったらわかりやすい「いろはにほへ」の6番目の五列目だからなぁ。ところが「あの二番」だったら・・・何番目?指を折って数えると36番目の二列目。わかりにくい。やはり五十音は合理的かもしれない。
 ビールビンの箱をひっくり返して作った有料の席もあった。こちらはアルファベット順である。ボクが買ったのはこの一列の席。Fの16番1250円也。席を買ったら付録で団扇がついてきた。それが写真の下のもの。とりあえず大切にしよう。
 座席も確保した。踊りが始まる午後7時半まで20分ばかり時間がある。腹が減ったので出店に向かう。ホルモン煮と生ビールとキュウリ漬けを購入してグイッと一杯。おかわりのビールを注いでもらい、コップを持ちながら踊りの会場へ向かう。

 午後7時半。焚き火が燃え上がり踊りが始まった。カメラを構えた人がびっしりである。自分もインチキデジカメを構えた。2~3枚撮ったら嫌になった。仕方がない撮影はやめっ。先ほどのビールをチビチビと飲む。で、周りを見るとビールを飲んでいるのはボクだけだ。アレッ。まぁ良いか。
 にぎやかなお囃子とは対照的な手踊りとでも言うかゆったりとした踊りが静かに進んでくる。編み笠をかぶったり彦三頭巾をかぶり、端縫(はぬい)というパッチワークの着物であでやかに踊る。
 顔は見えない。見えるのは手先だけ。この人は結構おばさんだぜ。オッこの人は若い人だ。と、踊りの本質でない部分を見ているボク。ウーム。ところがゴツゴツとできれば見たくない手が踊っている。アリャリャ。男だぜ。そうかぁ、男も混じって踊ることがわかった。

 ボーッと見ていてビールでほろ酔いに。次第に踊りにはまってくる。お囃子にあわせ付録でもらった団扇でアーでもないコーでもないと手踊りを真似してみる。一緒に踊った気分。良い気分。
 ところが後ろの方から妙なビームが浴びせられている気がする。何だろうと振り返ると一人のおじさんがでかいカメラを構えて「団扇が邪魔で写真が写せない。団扇を動かすのをやめてくれない」とワニ目で言う。気の弱いボクは「アッすみません」とすぐに団扇を引っ込ました。アーァ。
 なんだか、面白くなくなった。充分に踊りを堪能したと思い座席のチケットは後ろに立っていた見知らぬお父さんに差し上げ帰路についた。まぁ、西馬音内盆踊り良かったなぁと・・・。

 今日、本店の社長に西馬音内に行ったことを話した。秋田音頭だけを延々と踊っていたと報告。まぁまぁ良かったねぇ。と、知ったかぶりで話す。
すると社長が言うではないか。
「秋田音頭の後にもっと良い踊りがある」と。
エーッ。それは知らなかった。
「隠れて行くとそんなもんですよ」
ごめんなさい。来年もう一度行ってみます。

 ところで最初に「いろは」のことを書いたがお囃子に次の歌詞があり、これだけはおぼえてきた。
「いろはにほへと ちりぬるをわか よたれそつねならむ うゐのおくやま けふこえて あさき夢見て ションベたれだ」。ウーム勉強になるなぁ。
 
   編み笠と彦三頭巾に隠された想いは深し白き指先

と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。強い雨が降っている。さぁビール。
ところでカウンターが4444になった方は良かったらご一報を。

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