秋の大会の組合せがきまる


秋田県高校野球地区大会の組合せ決定
 写真の上で左クリックすると拡大しますので見やすくなります。
 本日は県南大会の組合せをが決まった。出場17校。雄勝高校は部員不足で残念ながら不参加になったようだ。横手城南高校と一緒に練習している時には3人しかいなかったのだから結局部員は集まらなかったのだろう。来春まで粘り強く頑張ってくれ。
 中央地区大会と県北大会も組合せだけだがコピー。球場等については新聞記事などに任せよう。
 大会は前期と後期に分けておこなわれる。前期は1回戦と2回戦をおこなう。後期日程は組合せ通り優勝決定までゆくが、1~3回戦までの敗者は後期日程で5~6位決定戦(いわゆる敗者決定戦)に回る。
 秋季全県大会に出場するのはベスト4と5~6位決定戦で勝ち残ったチームの合計6チームである。
 夏休みが明けて2週間。夏の間にどれだけ鍛えたかの闘いになるだろう。全力で取り組んできた成果が出る。
 全チームの健闘を期待しよう。
 

本日の読書感想文
 『野球の国のアリス』北村薫著講談社刊を読む。北村薫氏の本でもあり楽しみにしていた。この本は「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド第14回配本」として刊行された。作家北村薫氏は大好きなので、この本だけは発売と同時に入手していた。
 ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」のパロディーだと思う。しかし、ボクはオリジナルを読んだことはない。あまりにも有名な話だからウサギやネコが出てくるらしいことは断片的に知ってはいたのだが。
 さて、アリスの話だ。彼女は野球の大好きな少女アリス。少年野球チーム「ジャガース」のエースピッチャー。そのアリスが不思議な国に紛れ込んでしまう。そして、そこで野球をやることになる。詳しい筋立てはミステリーだからあまり詳しく書けないのが残念なり。
 野球の試合の場面もディテールがとても良い。読んでいると妙にワクワクする。がんばれアリスと声をかけたくなる。
 最終回、アリス投手がピンチに陥る。その時に女房役の兵藤君が(男が女房役というのも変だが)マウンドのアリスに近寄って話す。そして試合再開。
 最後の投球前のアリスの心境が語られる。
「ああ、兵藤君。わたしが投げて、あなたが受ける。それが、この回で終わるのなら、----わたしたちの夏がこの回で終わるのなら、約束するよ。わたしは今までの時を賭けて投げる。魂を込めて、----投げるよ。」
 この部分を読んだだけで充分なのだ。良いなぁ野球って。友だちって。人を好きになるって。まさにかつて子どもだったボクに語りかける。

 ところでアマゾンで調べると「鏡の国のアリス」は「不思議の国のアリス」とも呼ばれているらしい。これには飛び出す絵本も出ているようだ。見ることを楽しめるし読む必要もないから買ってみようかなと・・・・。

     渾身の一球とどく瞬間はボクにとっては恋に似ている

本日はこれでブログ終了。さぁビールでも一杯。
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