角館の祭りにゆく


ダイナミックさとシックさと
 教師をやっていた頃は角館の祭りは諸悪の根源だと思っていた。角館出身の子どもたちの雰囲気が何となく違うなぁと思っていたからだ。
 昨日大曲球場でスコア手伝いをしていたら本店の社長から電話。
「もしもし行くよ」
「エッどこへ」
「角館だしべ」
「エーッ。行かないよぉ」
「夕方、待ってるので」
 これは行かざるを得ないなぁ。何しろ角館の祭りは見たことがない。一度は見ておく必要があると気持ちを切り替える。社長は角館出身だから祭りの見所は知っているはずだ。一路角館へ。社長の装束は祭り半纏。
曰く「祭りの半纏を着ていないと様にならない」と。かっこいいです。

 社長顔なじみの寿司屋でイカ刺しと生ビールと日本酒で景気づけ。その寿司屋さんは人気が高くいろいろな人がお客さんで出入りする。知っている仲間たちにもその寿司屋さんで何人かに会え旧交をあたためた。もちろんにぎりもおいしい。ネタが良い。
 そしていよいよ街中にくりだした。
 写真の説明をしながらルートをたどろう。街中に武者人形が飾られている。武蔵坊弁慶を一枚パシャリと。なかなかの雰囲気だぞ。
 そしてフラリと歩いていると風情のある雑貨屋がある。懐かしいなぁ。郷愁を誘うぞ。
 ある小路に入ると飲み屋街。社長は一軒の店に入ってゆく。「古城」という店だ。ママさんが「いらっしゃい」と独特の声で迎えてくれる。実はこのママさん角館高校野球部の私設応援団のような方だ。角館との対戦のときに何度も何度も彼女の声を聞いた。
 大きな声で生徒を応援するときも相手をヤジったりすることはなく頑張れるような声をかけてくれる。素晴らしい。F高校にいた頃のマネが「角館おばちゃんのような野球好きになりたい」と話していた。そのことを彼女に話したら「おばちゃん?じゃないよ」と言われてしまった。「おねいさんでした」ごめんなさい。
 さらに、全力チームの応援団でもある。
 彼女に話を聞いた。
「この前の角館と西仙北の試合はどこで見ていた?」
「バックネット裏の真ん中で見ていました」とのこと。見てられないよなぁ。気持ちはわかるぞヒトミさん。記念写真を一枚。やっぱりおねいさんだ。
 いよいよ山車(やま)の場所へ。路上では他の町内の山車がどの辺を通っているのか作戦会議を開いている。そして、山車と山車がすれ違う瞬間がやってくる。お互いの代表者たちが「どけてもらえないか」交渉を始める。しかし、交渉決裂。笛や太鼓のリズムが急になってくる。何だかドキドキする。ホイッスルがピピピピピーーーとなる。大勢の若い衆が山車を真っ正面からぶつけるために勢いよく引っ張る。そして、ガシーーーンとぶつかる。ついに山車と山車がぶつかって浮き上がってしまう。それでも若い衆は汗まみれになって引き続ける。
 熱気が充満する。そして、一段落すると山車の上では若い娘たちがそれまでの豪壮なぶつかりが無かったかのように手踊りが始まる。すごいなぁ。唖然とする。
 山車の周りにいると何だか懐かしい匂いがする。なんだったろうなぁと匂いの記憶をたどりよせる。すると社長が教えてくれた。
「カーバイトですよ」
そうです。カーバイトに水をかけると気体が出てくる。アセチレンガスです。昔、村の川に水が豊富な頃。夜に魚を「やす」で突く漁がおこなわれていた。その人の所に遊びに行くとカーバイトがあった。あの臭いだ。山車の照明は懐かしいカーバイトランプを使っていたのだ。

 それを見てから神明社にお参りをした。何を願ったのか。

 そして角館の路上を山車を見ながらあっちこっちと歩き回った。気づいたときにはかなり酩酊状態。時計も12時を回っていた。
 なんとなく角館を見直した一夜だった。
     
    角館に行ってみたんだ山車ぶつけ豪壮に見る情緒のにおい


 今日は二日酔い。かなり飲んだなぁ。しかも足も痛い。かなり歩いたなぁ。と、言うわけで今日はビールを軽く飲んで寝よう。ブログを閉店します。
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