続けることの意味は重い


今日は創立80周年記念式典
 ボクが勤務しはじめた学校の記念式典の日である。その校庭の花壇に80の文字が赤いサルビアで書かれている。80に見えますかねぇ。
 昨日、準備係で花壇に入ったのだがサルビアの花びらが結構落ちていたので花の盛りの時には見事だったのだろう思う。
 と、言うわけで今日は式典の後に祝賀会。電車で出かける。もしかすれば、もしかしなくてもアルコールが入る可能性がありブログを書く余裕がない可能性大。そこで本日の分は早朝にアップしておきたい。


「白髪のニール」を読み
 重松清著『気をつけ、礼』の小説集の中に「白髪のニール」という小説がある。これがとても良い。前に紹介した「泣くな赤鬼」も収録されている本だ。「白髪のニール」を再読してみた。やはり良い。
 あらすじは次の通り。話は1979年ある高校で高校生長谷川君が物理教師である富田先生にギターを教えるところから始まる。富田先生の好きなアーティストはニール・ヤング。長谷川君たちが富田先生に夏休み全部をかけてギターを教え込む。富田先生の腕はなかなか上達しないがギターもハーモニカもなんとかものになった。
 それから30年経過。富田先生の頭は白髪になり教員を退職。当然、長谷川君たちも40代の後半に。富田先生は地元の市長選に立候補したが最下位で落選。変わらないのは常に生徒の前でニール・ヤングの歌をギターで演奏していたことだ。現職の時には教室や文化祭で欠かさず歌っていた。そして退職後は歌える場所があればどこにでも出てゆく。それが富田先生のロックンローラーとしての生き様になっている。
 小説の中で語られる言葉にジーンとくる。例えばニール・ヤングの歌
「『孤独の旅路』のキメのフレーズは、and I'm getting old----そして僕は歳をとっていく」40代の後半になった長谷川君が思う
「ニールの歌に出てきそうな一節、17歳の僕に言ってやろう。人生はおまえが夢見ているほど甘くはないし、にぎやかでもないようだぞ。そして僕は歳をとっていく」
そして富田先生が言う
「ロックは始めることで、ロールは続けること。ロックは文句をたれることで、ロールは自分でたれた文句に責任をとること。ロックは目の前の壁を壊すことで、ロールは向かい風に立ち向かうことなんよ。じゃけんロールはオトナにならなければわからん。」

 それじゃあボクはどうなんだろう。ロックンローラーとして生きているんだろうか。昨日、教室でギターを弾いて自己紹介がてら歌った。これは長い間ズーッと続けている。しかし、それで良いんだろうか。疑問をもってもいた。しかし、この「白髪のニール」を読んで「はげ頭のHi-Rock」でもいいじゃん。と、思った。だってボクもロックンローラーだからだ。

 ベースギターの大きなケースを持っている女の子がいた。
「オー良いねぇ。ギターをやってるの?」
「ハイ。器楽部ッス」
「中はベース?」
「いや、ギターっす」
見せてもらったら古いボロボロのエレキギターが入っている。
「学校から借りてるッス」
少女はすっかりロックンローラーになっている。難しいぞロールするのはと思った。でも、そのうち一緒に演奏したいなぁ。でも何だか
「いいッス」と言われそうだ。良いのか悪いのかわからない口調で・・・・。
「月水金に練習するッス」と言う。見に行ってみよう。がんばれエレキ少女よ。

 そうそう、先日教え子から結婚式の案内状が届いた。中を開けてハラリと落ちた小さな紙切れを見てみたら「余興をお願いします」と書いている。ロックンローラーとして認めてくれているのかもしれない。要請があればどこでも演奏してやろうと思った。

 続けることの大切さ。風に立ち向かうことの難しさ。責任をとることの重さ。これらをすべて感じなければいけないと富田先生は言っている。。
 白髪のニール富田先生の物語を読んで勇気をおぼえた。そして、すぐにニール・ヤングのCDをヤフオクで落札して聴いた。ちょっと軟弱だけど何度も聴いたら良いなぁと思ってきた。ロックンローラーの周囲は忙しいし楽しいゼ。

     悪くない迷い惑って歳をとる
        それも生き方ニールの歌が

そんなわけで本日のブログのアップをして電車でロックンローラーは旅立ちます。ってが・・・・。
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