村人回帰


南外公民館祭り
 時雨模様。冬型です。突然、雨が降ったり晴れ間がのぞいたり雷が鳴ったりめまぐるしい天候の一日だった。
 南外村(と言っても今は平成の大合併よってすでに大仙市に組み込まれている。しかし、勝手に村保存会のボクは南外村にこだわりをもっている)では公民館祭りが行われていた。雨の中を見物に行った。
 写真を説明しながら南外の熱気を見てみよう。
 まず、上左は公民館のホールでおこなわれている民謡や踊りの場面。100名近くの村民が知人の踊りや民謡を真剣に見て拍手を送っていた。良いねぇ。
 上中の写真は楢岡短歌会の色紙短冊展である。南外村では半世紀近く「楢岡短歌会」が歌を詠み続けている。本日、その場でいただいてきた4冊の会報の最新号は平成20年10月発行で332号を数えている。
 その332号で今野元子さんが『「楢岡」の道』と題して楢岡短歌会の歩みを回想している。その中の一首
   文化の灯ともすと言わるる師を憶う
             定時制なる古き教室
 この歌の解説として「地域に文化の灯をともそうと、どんなに望んだことでしょう。先人たちの苦労が伝わってきます」とある。定時制は大曲農業高校南外分校。今は閉校になりありません。師とはボクの中学校当時の国語教師の菊池札エ門先生である。楢岡短歌会の創始者でもあり指導者でもあった。
 継続は力であるということをあらためて見せてくれる。すごいなぁ。
 そして、写真の上の右は短歌会の方たちが飾っていた短冊の中にあった条幅である。これを見て「アレッこれはオレのオヤジが書いたものだ」と驚いた。父が昭和48年の秋に大曲農業高校南外分校勤務時に菊池札エ門先生と一緒に書いたものらしい。こんなところで父に会えるとは・・・・。来て良かったなぁ。
 下左は蕎麦打ちコーナー。地元の蕎麦粉を減量にして二八蕎麦を打っているとのことだった。配合は蕎麦粉八割中と力粉二割とのことだった。蕎麦打ちをしている方々は南外蕎麦打ち研究会のメンバー。知人の方々である。今後、ぜひともお教えを請いたいのだが先のことになるだろうなぁ。蕎麦打ちは、繊細な力業だ。
 下中は陶芸の郷南外にふさわしい陶芸コーナー。陶芸を楽しむ人が南外にとても多いことがわかった。日常的に使う陶器を作られている、なかなか味のある作品が多いと素人のボクは思った。天才にぜひとも見せたかったなぁ。
 そして右下。知る人ぞ知る南外はリンゴの郷でもある。知らない人も多いけどね。とてもおいしいリンゴが作られている。中学校の同級生もリンゴ農家である。農産物などの品評会とともにリンゴの展示会もおこなわれていた。

 多くの村民が雨の中を公民館に来て休日を楽しんでいる。まぁ、確かに老齢化しているかもしれない。でも多くの人たちが「村」の状況がどんなだろうかと興味津々で集まっている様子が見えた。
 村保存会のボクとしては、当たり前の感想なのだが、このような機会をもっともっとPRしても良いのではと思った。そして、文化の灯が営々と続いていることに感動もした。

   雷雨さえ気にせず集う公民館
          長らく続く文化のあかり


日本シリーズ第2戦
 すごいなぁラミレス。9回裏、ホームラン一本でサヨナラ勝ちをおさめた。これで一勝一敗。これからの展開が楽しみである。
 しかし、西武投手陣の死球の多さが少し気になる。インコースを攻めているのだろうがどうなんだろう。小笠原なんかテレビを見ていても痛さが伝わってきた。まぁ、攻め方の問題だからどうこう言えないのかもしれないけど・・・。
 いずれにしても第3戦からも目が離せないなぁ。


 連休も終了。実は今日ぜひとも行きたかったイベントがあった。でも、いろいろな影響を考え断念。しかし、村の公民館祭りに行けたことで気持ちは解消できた。明日からまた、仕事にがんばろう。これにて本日のブログは閉店です。
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