江戸へのタイムスリップ


雪空は一段落
 最近、雪の話題しかない。
 先日、FK君と被写体が何もないときには空を撮そうと話した。だから今の白黒しか色合いのない時期には空の色が変化したときにシャッターを切ろうと思っている。
 そんなわけで夕方少し晴れ間が出たときの大曲での冬空。下の写真は我が家の屋根の下部分に降り積もった雪。このままだと軒先に雪が着くのは時間の問題だろう。

     西空のすべての雲は雪ふくみ
         まがまがしさと微妙な色気と


「落語の国からのぞてみれば」
 最近、本を読んでいない。あの雑誌、この本、そのコミックと手当たり次第に手をつけて読み通した本が少ない。

 昨夜、ようやく講談社現代新書の「落語の国からのぞいてみれば」堀井憲一郎著を読み通した。
 これはおもしろかった。落語から現代を見たときに「今の暮らしはどこかヘン!?」と帯にもあるように時間の感覚、死生観、恋愛と結婚、酒などについて書いている。

 例えば酒。まず色が違ったということがわかる。落語「長屋の花見」ではお茶を酒代わりに持って花見に行く。つまり、お茶をうすめたような色こそが「酒」の色だったようだ。
そう言えば「嗚呼玉杯に花うけて」の歌にも「緑酒(りょくしゅ)に月の影宿(やど)し」とあるくらいだから、昔の酒は緑っぽかったようだ。
 ドブロクの色とは違うようだけど。どうなんだろう。地元の銘酒出羽鶴の酒蔵で船口(搾りたての酒が出ている場所)で飲んだときにほんの少し薄ーーーいクリーム色がついてる程度だったしなぁ。飲んでみたい。

 例えば、昨日のブログに書いたが「相撲は巨大人の見世物」として落語は話される。「花筏(いかだ)」という落語がある。大相撲の大関花筏の体調が悪い。しかし、地方への巡業で土俵で顔見せしなければならない。そこで花筏とそっくりの提灯屋のダンナを花筏にしたてて巡業へ。ここから色々な展開があるのだがそれは落語で。
 また、相撲取りが豆腐屋に買い物に行ったときにドンドンと戸をたたいたら誰も出てこない。どうしたんだろうと思ったら二階の戸をたたいていたという話もある。つまり相撲は大男がいれば良かったのだ。

 例えば江戸の時間感覚。「時そば」「時うどん」の九つ時と四つ時の微妙な違い。良いなぁ。

 そして、江戸の人たちはとにかく歩いた。その歩き方が甲野善紀さんが提唱しているナンバ歩きだ。歩くときに手を振らない。陸上の末續選手が取り入れて有名になった走り方(歩き方)でもある。これで東海道を歩ききっていたのだ。自動車なんかない時代だ。ひたすら歩いたこともわかる。すごいなぁ。

 まだまだあるのだが割愛。とにかく落語から「今」を見つめた世界。あらためて落語を見直した。だからと言ってひたすら歩くなんてことはしませんが・・・。ハイ。
 著者の堀井さんはあとがきで「落語好きの人にとってはあたりまえのことを、懸命に説明し続けたばかりだな」と書いている。そんなことはありません。本当に堀井さんは落語が好きで好きでどうしようもないと言う気持ちが伝わってくる。
 今宵は桂枝雀の「池田の猪買い」か柳家小さんの「へっつい幽霊」でも聞いて寝よう。


これで本日のブログ終了。一日のんびりと過ごした。
そうそう、本店の社長にも今年になって初めてあった。新年おめでとう。そこで旧友(と自分だけが思っていますが)のNT先生にも会えた。今年こそ釣りに行こうゼ。
アクセスカウンター
リンク
カレンダー
12 | 2009/01 | 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
最新コメント
プロフィール

Hi-Rock

Author:Hi-Rock
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR