メンタルの大切さ再確認


好天の駒ヶ岳
 今朝は車の温度計でマイナス6℃まで気温が下がった。寒さが厳しくなれば空気と雪(水)との間に大きな温度差が生じて霧が発生する。霧の合間に青空が見えた。
 職場に行き四階に昇り駒ヶ岳を望んだら薄い霧の中に銀色な駒ヶ岳が輝いていた。駒ヶ岳は現役の火山であるという主張をするような火口などがくっきりと見える。
 良いなぁ。

   ダイナミックって
     こんなことを言うんだろう
        雪をいただく駒ヶ岳の峰


メンタル講座を聞きながら
 今日、職場に行ったのはバレーボール部員諸君が受けているメンタル強化の話を聞きに行った。

 基礎的な部分については大曲工業や附属の頃に野球部でいろいろ伺っていた。今回は基本的なメンタル強化の話を聞きながら復習になり再確認できた。
 特に昨年は北京五輪があったのでメンタルトレーニングの効果が検証されていることもあり参考になった。2点ほど書いておこう。

 まず、試合前に選手たちは会場や球場などで行われている他のチームの試合はできるだけ見ない方が良いという話だ。このことはある意味目からウロコが落ちるような内容だった。
 他のチームのゲームを見ていると次に自分の試合の準備をする必要があるにもかかわらず、今そこで展開されているゲームに入り込んでしまう。自分あるいは自分たちのチームがやるべき集中や試合の準備ができずに試合に入ることになる。けっして良い結果は出ない傾向が強いという。
 むしろ他チームの試合を見ずに試合前にはシンプルな基礎基本をやった方が効果的とも言う。
 なるほど。先日、角南チームが負けた時を思い出してみよう。
 角南チームは自分たちの試合に入る前の試合秋田北対増田の試合を見ていた。もちろん次の試合の準備をしながらなのだが・・・。すべての試合の経過を見ていたような気がする。もしかすれば雄物川との試合を考えずに次に対戦する可能性のある秋田北(結局この大会で優勝)との対戦を選手たちは無意識に考えていたのではなかったかなぁ。と、考えている。
 そして、結果的には自分たちの試合は格下と言われていた雄物川に逆転負けした。

 次には試合や競技になったらゴールあるいはゲームセットを「見ないこと・意識しないこと」の大切さも話された。
 オリンピック2大会連続2種目金メダルをとった北島康介選手の例をあげた。大会前に北島選手は200m平泳ぎで150mまでは世界記録を更新するスピードで泳いでいた。ところが150mを過ぎると失速してしまう。
 その原因を水泳の専門家ではなく脳科学の専門家が「ゴールが見えるからだ。ゴールを見るからだ」と分析した。つまり、勝ちを意識した途端に力が途切れてしまうと言う。
 そのために指導内容を「ゴールを否定する」ことにしたとのこと。要するに電光掲示板を見るまでは泳ぎ切ることに徹した。その結果があの素晴らしい北京五輪につながった。
 得点差によって一喜一憂するのではなくゲームが終わった段階で勝ちきっていたかどうかが大切なことだ。角南チームが雄物川に負けたのは1セットを先取し2セット目でも15-10とリード。楽勝だと試合結果を無意識の中で見たと思う。当然、応援している側もそう思った。そこに落とし穴があったのだ。「ゴールを否定する」「得点を見ない。1点1点の積み重ね」大切なことだなぁ。

 これは「今を全力で」につながる。その瞬間瞬間を全力で集中して取り組むことがどれだけ大切なのかを教えてくれる。

 と、言うわけで今日の話を少しでも自分たちの力にして勝利めざして頑張ってくれ。と心から願う。行け少女たちよ。


これにて本日のブログは終了。明日からまた頑張ろう。
そうそう、昨夜BS-2で懐かしのフォーク・ロックを放映していた。最初に忌野清志郎の「雨上がりの夜空に」の映像が飛び込んで来た。ガンとの闘病生活をしている清志郎にエールを送った。

 
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