ストライクゾーンの変更


バッケ
 一説では秋田県南地区ではフキノトウのことを「バッキャ」と言うらしい。しかし、わが南外では「バッケ」と言う。
 今朝、家を出るときの気温は約10℃。けっこう高い気温である。一昨年、解体した我が家の空き地を見たらバッケが顔をのぞかしている。写真を一枚。
 例年よりバッケの生育が早い。やはり今年は記録的な暖冬だろう。夕方、帰宅時に2~3個積んでバッケ味噌を造ることにしよう。

       久しぶり緑の色が鮮やかに
           春の息吹と苦みを運ぶ
          
WBCキューバに勝利
 ウーム。ボクの予想が外れてしまいました。申し訳ない。それはそれで良いことだ。ただ、「侍(サムライ)」という呼び方ははやめてくれ。
 順位決定戦そして準決勝が楽しみになってきた。


ストライクゾーンの下限について
 今年のシーズンインからストライクゾーンの下限について次のように変わった。
「ストライクゾーンの下限は打者のひざ頭の下部のライン。アマチュア野球は内規で、ボール全体がラインより上を通過した球をストライクとしていた。しかし、この内規が撤廃され、ボールの一部でも通過すればストライクとなる。そのため最大でボール1個分、低めに広がる」
 簡単に言えばひざ頭付近を通過してストライクだったのがひざ頭よりも下を通ってもストライクとなる。

 この春から導入されるストライクゾーンの変更について考えみたい。

 センバツ高校野球の主催社毎日新聞3月16日付では小さな内容で「センバツへ審判も万全」と題して次の記事がある。
『(ストライクゾーンの変更は)高校野球でも適用され、12日の代表者会議でも、各校の監督に周知徹底された。』

 さらに、このルールの徹底などを含めて15日に秋田県高野連で監督・審判研修会が開催された。16日付の魁新聞と朝日新聞はその様子を伝えている。

 まず、朝日新聞。
『このルールの変わることに対して審判にもとまどいが見られた。ある審判は「打者が明らかに打てない低い球がストライクになってしまう。そうした球はボールにすると思う」と語った。さらに別の審判は「制度は決まったので従うが、柔軟に対応したい」と話す』
 次に魁新聞
『(監督たちから)内規変更に伴い、ストライクゾーンがボール1個分低くなることに質問が集中した。中島審判委員長は「実際のルール運用では、やや低くなるくらいの気持でいい。われわれが極端に低めを取ることはあり得ない」と説明』

 さて、ここからがボクの考え。まず全国大会の甲子園ではストライクゾーンの変更を徹底する。しかし、秋田県ではルールの変更に対して「柔軟に対応する」あるいは「極端に低めをとることはあり得ない」のではルールの変更は無いに等しい。
 これでは前に書いたような審判の「審判がストライクと言えばストライクです」と同じだろう。つまりルールはどうでもよい。自分の感覚で打ちやすいボールがストライクなのだ。と、言っている。
 選手たちは打てないストライクゾーンぎりぎりを狙うような投球練習をしている。例えば外角低めを常に投げることができるように訓練している。だからこそ審判員はその投手の投じる最大限のストライクをとってやるべきなのだ。

 このような審判のジャッジでは高校野球のレベルアップはしない。記事の中で大曲工業高校、本荘高校、秋田中央高校の監督たちの談話もある。監督の談話を簡単にまとめると「低めにコントロールした投手の育成、そしてそこを打てるような打者の育成」について言及している。
 監督たちはルールに則って指導しようとしているのだ。しかし、秋田県の審判はこのルールの変更をこれまでの延長線上として簡単にとらえている。これではダメだ。と、思う。

 テレビを見ていると甲子園のストライクゾーンは広いなぁと感じる。しかし、秋田県の試合を見ているとなんでこんなにストライクゾーンは狭いんだ。と、つくづくあきれてしまうことが多い。
 試合時間は長くなる。それよりも何よりも良い投手も良い打者も育たないことになる。

 ストライクゾーンの変更。春からの高校野球はどうなるか。注目すべき点ではある。


本日のブログはこれにて終了。
気づいたらカウントが15000ヒットを超えた。びっくりです。プログを見て下さる方に感謝感謝。ビールで乾杯!。
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