監督の品格 その3


今日は三日月

 昨日の二日月に続いて今日は三日月。連日、暑い日々が続いている。夕方、帰途は夕焼けがとてもいい。
 途中で三日月が見え始める。実際に月はもっと早く顔を出しているんだろうが車の進行方向にちょうど見える時間帯が午後7時半過ぎ。車を路肩に停めて写真を1枚。下の写真の夕焼けと青い空の間の白いポッチが三日月。上の写真はその月を望遠で撮ったもの。

    三日月はジャズの夕べに生ビール
      想い出すねぇ恋の苦さを



栄冠とは何か

 魁新聞6月21日付のコラム「監督の品格 学童野球を考える」から思いつく「監督の品格」について、ボクのとりとめのない気持ちを書いている。
 まずは、その記事から少し引用してみる。

『練習方法も一考を要する。レギュラーだけの練習になっていないか。低学年の子どもたちは球拾いと道具の片付けに終始していないか。ユニフォームでグラウンドに立つ以上、白球を握らせてやりたいものである。野球の楽しさを実感させてやってほしい。』

 この内容は学童野球だけではない。中学校野球でも高校野球でも相通じる提言である。この練習方法などについていろいろな話が聞こえてくる。
 例えば新入部員に対してはただひたすら走らせる。ボールを握るのはせいぜいキャッチボール程度。そして、最終的には厳しさに耐えきれずに退部してしまう。もしかすれば退部するのを待っているかのような単純な繰り返しの練習をさせる。
 また、上級生に対してはレギュラーと控えを完全に分けてしまう。レギュラー組を優遇することについては色々な考え方がある。大会が始まる直前ならば仕方がないとボクも思う。
 しかし、年がら年中レギュラー組とそれ以外と差をつけているチームもある。要するに部費納入部員を確保しているだけの状況である。もしかすれば3年間野球部に所属しても練習試合に一度も出られないことなど当たり前のようにある。これは指導者の考え方に大きく依存している。

 だが、最近は野球に取り組むモチベーションを高めようと大所帯のチームはチームを分けて多くの練習試合を組む。そのことによって多くの部員に野球の楽しさを実感させようと努力している指導者も増えてきている。
 野球に取り組もうとして所属する部員をどれだけ大切に扱うか。それこそが監督の品格と言えるだろう。

 今日は秋田県の夏の大会抽選会だった。朝、出勤の時に「栄冠は君に輝く」のアンソロジーを聴きながら職場に向かった。多くの思い出を回顧しながら大友康平を聴き、オリジナルを聴き、ZONEを聴き、森山良子を聴き、憂歌団の木村充輝を聴き。昨年まで発表された「栄冠」をすべて聴いた。良いなぁ。
 夏の大会。高校野球の指導者にはぜひとも品格のある取り組みをしてもらいたいと願いつつ。「一球に一打にこめる」思いはレギュラーだろうと補欠だろうと変わりはないのだ。

 ここまで書いて思い出したことがある。先日、友人と話していたときに高校野球の話になった。
「ある高校の野球部員だった子どもの父さんと友だちなんですよ」
「なるほど」
「その父さんが言うには自分の子どもはサボりの張本人だっとのことです」
「ヘーッ」
「いつも仲間を誘ってサボってたらいんですよ」
「エーッ」
「ところがその子どもは新しい監督が転勤してきたら、家に帰ってから突然バットを振り始めたらしいんです」
「ホーホー」
「それも毎日取り組み始めたらしいんです」
「ハイ」
「父さんは子どもは狂ったんでねべがと思ったそうです」
「ウーム」
「だってそれまでがひどかったですから」
「・・・」
「やっぱり監督の人柄だんすな」
 子どもが生き生きと野球に取り組んだ様子が目に浮かぶようだった。そのきっかけが監督の交替だと言うのが何かを暗示している。と、思うのだが。

 監督の品格。子どもたちを育てる大切な要素であることは間違いない。ただ、勝てばよいのではない。勝率なんて愚の骨頂。野球を通していやスポーツ全般を通して、どんな子どもたちが育つかが大切なのだ。しっかり育った子どもたちにこそ栄冠は輝く。そして指導者たちにも。
 その意味では自分もまだまだ道半ばだった。フーッ。


夏の大会のトーナメント表を見ながらビールでも飲もう。これにて本日のブログは終了。


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