かけろ少女たち


夏に鍛える

 今日は2回目の神明社行き。神明社に行って坂道をあけあがるトレーニングをしたいと言う。いつも体育館で練習しているのとは違いリフレッシュできるのかもしれない。木もれ日からの暖かな日ざしがいいのかもしれない。

簡単に?参拝を済ませてから坂のぼりにかかった。今日は前回よりも一本多くした。それにも慣れて少しずつ体力がついてきたようだ。

 今朝の天気予報によれば秋田の気温は31℃にまであがるそうだ。これは厳しい暑さになる。そして、予報通り空はひさしぶりに夏の青空が顔を出した。気温もグングン上昇。

 道路をかけ声をかけてジョギングしてゆく女子高生のバレー部員に道路脇のおばちゃんやおじちゃんたちが声をかけてくれる。とても良い町だなぁ。地域の学校ってこんなものだろうとしみじみと思った。

    夏の日にかける少女に
     あたたかな励ましの声あたたかな町


高校球児部員最多を記録(秋田県)

 先日の魁新聞になるほどなぁと思える記事が掲載された。タイトルは『県内高校硬式球児過去最多2188人』。
 秋田県では少子化が進んでいる中、高校野球の部員が増えているとの検証記事だった。

 簡単に見出しだけをあげれば『「楽しい野球」で退部減  「厳しさ」薄れる』となっている。

 県教育委員会の前高校野球監督のTさんが話すには少子化の影響で中学校の野球部員は減少している。しかし、中学球児が高校でも野球を続ける割合は高まっているという。その理由はベンチメンバー以外の部員による「Bチーム」での練習試合増加を挙げている。「ベンチメンバーのみを鍛え、それ以外は声を出すだけというイメージが薄まり、敷居が低くくっているからではないか」とTさんは話している。
 また、ある監督は「辞める子が少なくなった」と話している。一方、一部の指導者からは嘆きも聞こえる。野球部の継続率上昇について「辞めないように配慮せざるを得なくなった結果」と指摘する。指導が厳しいとして辞めた部員の保護者から苦情がくるケースもあるとして「楽しい野球をやらせるため、褒めて伸ばす指導に変わってきている。今の高校野球は自分が経験したのとは全然違う。ギャップに苦しんでいる指導者も多い」と打ち明けている。

 まぁ、こんな内容だ。ボクが野球部長をやっていた頃に取り組んでいたことがここでは述べられている。
 せっかく野球部に入っている子たちに「野球をやらせる」ことの大切さを追い求めてきたとも言える。当たり前のようなことだがこの「野球をやらせる」ことが結構難しい。
 幸い、一緒に指導にあたってくれた監督さん二人は理解してくれた。素晴らしい指導者であるとボクは考えている。もちろんチームは間違いなく成長したことも自画自賛のようではあるが付け加えておこう。フフフフフ。

 さぁ、八月になれば甲子園が始まる。どうなりますか。


今日も一杯飲みがある。と、言うわけで早めのブログアップ。酒飲み嫌いだぁ・・・??!!

オクラの花


すべての作物には花が(1)

 朝、通勤の途中に畑がある。雨の晴れ間に黄色の花が鮮やかに咲いている。道路端に車を停めてカメラを取り出した。

 畑の中にちょっと失礼して咲いている花を何枚か撮影してみた。

 本日はオクラである。オクラホマから伝来したので「オクラ」とのこと。あの粘りが良いなぁ。緑の鮮やかさも鋭い。

 オクラと納豆と刻んだノリに醤油を入れてガリガリとかき回してネバネバ納豆を作る。アツアツのご飯にドバーッとかける。そしてガシガシとほおばる。これが旨い。

 そんなオクラの花がこれほどの可憐さをもっている。全ての花は「実」になる。実感できないが・・・。花の隣にオクラの実がついているのが見える。

   鮮やかな黄色に潜むあでやかさ
     ねばねばオクラ元気をくれる



昨夜から明日の夜まで連続で友人たちとの語らいが続く。今晩は野球談義に花が咲きそう。ビールに焼き肉梅雨明けまだの気分を飛ばそう。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了。

この木なんの木?


花論争???

以前、CMで「この木なんの木気になる木」という歌があった。最近、気になる木がある。

 写真の花は最近通勤する道路の両側にたくさん咲いている。タニウツギのあった付近に多くあるのだ。下の写真が全体の図。上の写真は拡大してみた花の図。

 そこでこれはなんだろうと言うことになった。ボクはタニウツギの近くにあったので
「ウツギの仲間だろう」
と自分自身に話しかけた。しかし、この4弁の花を見ながら
「ガクアジサイの仲間でねーの」
と自問自答を。自分の中で論争が起きているのだ。まぁ、どっちでも良いのですが・・。先日ブログに書いた神明社の前にお茶屋さんがある。そこに店先にこれと同じだが小振りの木が盆栽として置いてある。野山で見るのとは違い店先にさりげなく置かれているのは結構風情のあるもんだなぁと感じている。

    白い花どうでもいいね花の名は
       ハッと気づいた四弁の可憐さ


普通の高校の甲子園

 昨日、ちらっと書いた徳島北高校の甲子園出場。今日、朝日新聞と日刊スポーツを確認してみた。

朝日新聞の記事を少し引用して詳しく書いておこう。
『エースの意地がぶつかった。徳島県屈指の鳴門第一の右腕緒方と徳島北の左腕本格派坂本が一歩も引かなかった。9回まで緒方が1安打に封じれば、坂本も負けじと2安打に抑え込んだ。ところが徳島北は11回に守りのミスが出て均衡を破られ1点を失う。それでも坂本はマウンドでショックを引きずらなかった。「みんなが点を取ってやると励ましてくれた」。直後のスクイズに冷静に対応して空振り。追加点を与えずサヨナラ勝ちに結びつけた。
「相手のスクイズがわかった」と坂本。そして「緒方君は県を代表する投手。負けたくなかった」と優しい顔に似合わず、負けん気の強さをのぞかせた。』
 1点リードされた徳島北は11回裏に二死満塁から安打で同点にし、続く打者の連続安打でサヨナラ勝ちをおさめた。この同点安打を放った選手の失策で1点を献上していた。だからこの選手は「打つしかなかった。取り返せて良かった」と失敗を取り戻せた一打にむせび泣いたとのこと。

 本当に普通の高校生たちが懸命に取り組んだ結果によって甲子園を手にしたと感じる。

 甲子園に行ってこのチームを応援したいなぁと思うぞ。大河君のお父さんと一緒に。とは言え大河君のお父さんはちょうど甲子園の開幕時には卓球の指導者としてインターハイ出場選手を引率しなければならないらしい。もっとも日程的にうまくいったら見ることができるようだ。


と、言うわけで本日のブログはこれにて終了。今日は梅っしゅでも・・・。

映画ッていいですねぇ!


映画「剣岳」

 まずは「剣岳 点の記」から。新田次郎原作の映画である。この映画は特に期待してみたわけではなかった。一緒に行こうと言われてつきあいで観た映画。ところがなかなかに良かった。
 20年程前に同じ作者の「八甲田山」を観た。死の行軍と言うくらいだから、ひたすら雪の場面ばかりだった記憶がある。
 それと似ていなくはない。いや似ている。しかし、パンフレットに書いているように「けっして名誉のためでもなく、利のためでもない。仕事に誇りをもって挑む男達。いま、わたしたちがなくしつつある、日本人の心の物語」だった。

 地図や地形図や航空写真の3Dビューなどが好きだ。地図をただ眺めているだけで幸せになれる。
 なぜ幸せになれるのか。それはこの「剣岳」のように地図完成のために命をかけた男たちの「トルー・ストーリー」があるからだと思う。伊能忠敬にしろこの陸軍参謀本部陸地測量部の男たちにしろ自分の「足」で日本全国を歩いている。これがすごい。だから図面を見るだけで感動を覚えるのだ。と、思う。
 もっともそれほどのマニアではないけれどね。

 一昨日の魁新聞に記者が観た「剣岳」の感想をコラムとして書いている。その記者は書く。「期待を裏切らない美しい映像だった」と。測量隊は剣岳に登るためのいろいろな手順を尽くす。そして記者は「あることを成し遂げるには、その目的とは無関係に見えることも目配りしなければいけない」と結んでいる。

 ボクもそう感じた。いろいろなことにアンテナを高くして得られた情報を分析する。そして、関係ないと思えることに役立てれらるようになればすごいことだ。

 映画パンフレットの大きさが半端ではない。360弌滷横毅鍬个梁臠修任△襦それを見開きにして地面に広げた。見開きにすると横幅は720个砲覆襦その状態で写真を写してみた。


迷子になる

 今日は以前から観たいと思っていた映画(剣岳ではありません。別の映画です)が来ているとのことで秋田市まで出かけた。ついでに秋田駅前をブラブラと。漫画家の西原理恵子じゃないけど「晴れた日は学校を休んで」です。

 ところが、ボクは迷子になったのだ。それも車を見失った。
 秋田駅前にある公営駐車場に車を駐めた。一階から二階にかけては満車。それで車はループ式でグルグルグルと上階に登って行く。4階に空いている場所があるので無事に駐車。
 下り際に自分の駐めたエリアの番号を確認。64番だ。ついでに前の番号も確認。36番だ。ヨシッ。オレッてなんて用意周到な男なんだろう。と、自己満足で・・・。

 映画を観て巨大な本屋を巡る。男鹿和雄の故郷の様子を描いた本が良い。そして、楽器屋に。高価なアコースティックギターをヨダレを流しながら見つめる。しばらく楽器類や教則本を眺める。落語の中に出てくる吉原で花魁をひやかして回る金のないお客のようなものだ。欲しいけれどお金がない。ギターは見るだけにして、エレキギターZO-3(ぞーさんと読む)の弦を2セット購入して帰ることにした。

 駐車場に意気揚々と向かった。エレベーターに乗って5階でおりて「64番、64番」と心で言いながら64番に向かった。
 アレッない。車がない。向かいの番号を見ると36番ではない。アリャリャ。場所が違うのか。車を移動されたのか?

 それで駐車場内をうろつくことに。まったくボクは不審者だ。エレベーターのところに戻り出直した。それでもダメ。車は発見できない。徒歩で3階までおりた。それでも車は見つからない。
 それまでわかったことは、各階には64番と36番がふられていることだ。つまり64番は各階にあるのだ。
 もう一度最上階までゆき64番を探すことに。3度目でようやく迷子の車を発見。こんな暑いのにまったく・・・。

 用意周到な男だったはずが・・・。このできごとを、ある人に話したら「どの階の何番かをチェックしなければ」と鼻で笑われてしまった。なんてこった。

 でも、納得がゆかないなぁ。通し番号だったら絶対に間違いないはずなのに・・・。負け惜しみかな。

    立体の駐車場にて
     迷子なり
      車を探す哀れな自分


大河君のお父さんの勤める学校が・・・

 さっき電話があった。大河君のお父さんからだ。先日、我が家を訪れた大河君は徳島の子だ。
 大河君のお父さんの勤めている徳島県立徳島北高校が甲子園に初出場したとのこと。開校13年、創部13年で甲子園出場をつかみとった。すごいなぁ。
 普通の高校の快進撃は色々な学校の励みになるだろう。おめでとう!


と、言うわけで本日は夏休みの一日。命の洗濯だった。明日からはまた新たな挑戦の日々になる。ブログはこれにて終了。

一天にわかに


異常気象?

 午後3時頃。空はどんどん暗くなり始めた。薄暗さは夕方の状況よりもむしろ夜に近い。これは大気の状態が不安定になっているなぁ。と、思う間もなくドーッと雨になった。バケツをひっくり返したような勢いである。同時にピカピカゴロゴロと雷もかけぬけてゆく。雷は久しぶりに間近に聞いた。
 10分間ほど雨は降り風は吹き雷がなって収束。強い雨は収束した。

 ここまで書いたらNHKニュースでは館林で起きた竜巻の可能性がある被害を報じている。つい、この前は山口や九州で大雨による地滑りの被害があった。あまりの被害に中国・九州豪雨激甚災害という名称がついたらしい。
 一概に地球全体あるいは日本の異常気象とは言えないだろうが嫌な状態ですねぇ。
 今晩から東北地方でも大雨の恐れがあると注意を呼びかけている。

 梅雨明けになかなかならない。このまま梅雨明け宣言が出ないうちに秋になってしまうのかもしれない。

 写真はバケツをひっくり返したような雨に打たれるガクアジサイを写した。雨の様子を写真に切り取るのは難しいなぁ。歌川広重の浮世絵「東海道五十三次之内 庄野」のような写真を撮れないかなぁと思う。しかし、あの浮世絵はどちらかと言えば動画のように描いている。だから雨の一瞬を切り取っているようで動きがあるんだろうなぁ。雨を糸のように撮影する方法はあるのかなぁ。

    7月もまもなく終わり
      大雨とかみなり響く梅雨明け遠し


ある県立高校の初甲子園

 今朝の日刊スポーツに千葉県の八千代東高校が甲子園初出場を決めたと大きく報じている。
 見出しだけを引用すると「ノーシードから延長3回、1点差6回耐え」「打率わずか2割でも、県立でも夢はかなう」
 とにかく守備を鍛えたとのこと。春の初戦敗退後、八千代東高校の片岡監督は内野も外野も、ゴロの捕球の基礎から徹底的に洗い直した。グラウンドは他の部活との共用。だからどうしても守備練習が中心になる。片岡監督は「地元の子でも、公立高校でも守備を磨けば甲子園行ける」と信じて指導した。
 レベルの高い千葉県から代表の座になることがどれほど難しいことなのかをわかるだけに快挙だと思う。

 このような「普通のチーム」が出場できる。それは高校野球の大きな原点であるかもしれない。夢のある内容の記事だった。


これにて本日のブログは終了。しばらく飲み続け。今日は久しぶりに休肝日にしようかなぁ。

新しい海に乗り出すのは新しい水夫


大河(たいが)君来訪

 なんて子どもって可愛いんだろう。と、思う。昨夜、塩竃から我が家に大河君一家が来訪。もっともボクは別な酒飲みの会でグデングデンになっていた。

 昨日、大河君は角館温泉に行ったらしい。温泉に入ったようだ。なんと、それも男のくせに女風呂にだ。良いなぁ。うらやましいぜ。
 その時。わがバレーボール軍団の少女たちの何名か温泉で汗を流していたと聞く。そこに大河君が入ってきたので「可愛い!」とか「手を握ってくれたー」などと大騒ぎだったと某バー様からメールが入った。そうなんだぁ。まぁいろいろな巡り合わせだよなぁと思う。

 その大河君。どんどんと成長している。写真は母親と一緒の写真。泣きわめいて意思表示をするのがボクにとっては少々うるさい。また泣いていると思うのだ。何かあるのかなぁと少し心配にもなる。しかし、それも含めてすべてメンコイんだろう。

 前に書いたことがある気がする。それは、子どもって本当に大人を和やかにする。たとえ、生後すぐの子どもでも、ある程度成長した子どもであってもだ。
 すごいなぁ。と、思う。子どもの周りにいる大人たちすべてが平和なんだ。おそらく世界を温かくするのだろうなぁ。

 吉田拓郎の歌に「イメージの歌」がある。その中の歌詞を抜き出そう。
 ♪古い船には新しい水夫が
  乗り込んで行くだろう
  古い船を今動かせるのは
  古い水夫じゃないだろう
  なぜなら古い船も新しい船のように
  新しい海へでる
  古い水夫は知っているのさ
  新しい海のこわさを

 ボクは古い水夫であり新しい海のこわさを知っている。と、思う。しかし、その新しい海に漕ぎ出して行くのはこの子たちなのだ。だから皆が子どもを目の前にするとニコニコして厳粛な気持ちになる。そして豊かな気持ちになる。がんばれよと。

 メンコイなぁと思うぞ大河君。塩竃に帰るときに
「置いてったら」
と、ボクが言ったら
「ダメです」
と軽くいなされた。残念ながら帰って行っちゃったゼ。また来てくれ。



今日はとても蒸し暑かった。でも大河君を見た二日間。楽しかった。これにて本日のブログは終了。

神明社再び


戦争の少年

 神明社の坂道をズーッと登って行くと写真の浜田謹吾少年の像が建っていた。なんじゃこりぁ。と、思ってそばにあった由来を刻み込んだ石を読んでみた。すると概略次のことが書いている。

「明治維新の前戊辰戦争の時に奥羽27藩は団結して佐幕をとなえた。しかし、秋田藩は勤王に尽くした。そのために戦争では総攻撃をうけ孤軍奮闘した。その時に九州長崎の大村藩から援軍があった。その時の少年鼓手の若干15歳の浜田謹吾少年が活躍したが戦死してしまった。
 遺体を洗い清めていたら着衣から母チカの筆になる次の一首があった。

  ふた葉より 手くれ水くれ待つ花は
    君がためにぞ 咲けよ このとき

 子を思い励ます門出にこもる切なる母の心情に万人は涙したと聞く。そのことなどから角館と大村市は姉妹都市になった。その象徴である浜田謹吾少年の銅像を建立し角館の歴史をしのぶよすがとし、長く伝えようとする。」

 なるほどなぁ。そんな縁があったんだ。そして、長崎大村は約2000劼判颪い震隶ある。そんな遠い場所がこの方向だとちょっとすごいぞと思った。でも戦争を美化してはいかんと思う。

    戦争は母の気持ちを踏みにじる
        憲法9条は素晴らしきかな


葬儀にて

 担任した生徒の一人が亡くなった。享年34歳。気の毒なことだ。この子たちを三年連続で担任した。
 入学時は44名入学した。入学式の時に全員で卒業しようとバカな担任(ボクであるが)は宣言した。そこからはジェットコースターのような3年間。
 そして、見事に?44名全員が卒業の日を迎えることができた。それから十有余年。

 先日、クラスの何人かから電話。
「Tが死んだ」
「ナニッ」
 今日が葬儀だった。44名の中の一人が欠けてしまった。クラスの半数近くが参列していた。こんな時にしか会えないなんて。と、愚痴ってもはじまらない。でも、どうしても愚痴ってしまう。

 死は順番ではないのだが・・・・。気の毒なことだ。
合掌


今日はバレー部保護者会での顔合わせ。そので早めのブログアップです。

角館神明社にて


かけあがれ少女たち

 職場の近くにこんな場所があったんだ。自転車で約2分。角館神明社と呼ばれる神社である。
 この神社は角館祭典の山車が最初にお参りするところらしい。角館の祭典と言えば昨年、本店の社長に案内をいただき祭典の模様を初めて見ることができた。山車のぶつかり合いも見た。そして、山車のすれ違いの時に仁義を切っている場面もみたような気がする。
 山車の奉納として最初にお参りするのがこの神社のようだ。小高い山の上にお社は建っている。石段もあり車道として約100メートル以上の上り坂がある。
 神明社の詳しい縁起については写真に撮ってきたので上の写真に写っているはず。

 さて、夏に鍛える。我がバレー部はかつて、この神社の約100メートル上り坂を何回か駆け上がってトレーニングをしてきたようだ。
 今日が初のランニングかけ上がりの日。まずは石段に部員が座って記念写真。つまりビフォアーですね。
 そして、お社にお参りをしている図だ。これからどれだけ苦難の道があるのか。そして、勝利を夢みて二礼二拍手一礼で参拝している。何を祈っているのやら。
 ボクは前向きに勝利をめざしてがんばってもらいたいと願っている。

 まぁ、そのためには山有り谷有りの難行苦行の道があるんですけどね。ちょうど坂登りと同じように・・・。

 そして走り終わったあと、つまりアフター。一人が少し調子が悪くなり練習を少しリタイア。それでも1時間ほどで回復し元気に練習に復帰した。さぁ、夏に鍛える日々になった。

    神明社
     坂かけあがる少女たち
      跳べ打て守れ足腰鍛え


本日はこれから職場の1学期反省会。これにてブログ終了。角館神明社近くのスポーツアスレチックに宿泊予定。あまり飲まないようにセーブセーブ。フフフフフ。

合歓の花


何となくけだるく

 南外村に入るとすぐのところにネムノキがある。最近、ピンクの花をつけているので気になり夕方帰り道で撮影してみることにした。
 少し離れているし天気も悪くてピンぼけになってしまったのではある。それでも何となくけだるい雰囲気は出ていそうな気がしませんかねぇ。

 ネムノキと言えば松尾芭蕉が今頃のシーズンに象潟に来て俳句を作っている。三省堂・新明解シリーズ「奥の細道」(桑原博史監修)によると次の歌だ。

「象潟や 雨に西施が ねぶの花」
 (きさがたや あめにせいしが ねぶのはな)
<句意>
象潟の雨に濡れて咲いている合歓<ねむ>の花は(かの美女の誉れ高い)西施が(目を閉じて)眠っているかのような趣である。

 やはりこの花のイメージはボクが感じる、けだるい状態であるらしい。芭蕉さんはそう思っていたようだけどね。

   合歓の花けだるい午後の匂いして
      もう、あのことは忘れてしまえ



ここ数日、妙にモノを考える気がしない。気持ちが沈んでいるんだろうなぁ。心のアンテナも低くなっている。感度が鈍っているのだ。疲れ気味かもしれない。本も読んでいないし・・・。
夏休みになっていつもよりも時間がある。だから気持ちにゆとりを持たなければいけない。と、思いつつ本日のブログはこれにて終了です。

雲間から日食が見えた


一瞬のほほえみ

 朝からどんよりとした天気。ときおり雨が降っている。天気予報でも曇り時々雨だから日食の観測は絶望的であった。昨日のブログにも見えてほしいなぁと願望を書いた。

 午前10時55分。そろそろ鹿児島トカラ列島付近では回帰日食の時間帯である。
 その時間帯にあきらめきれずに曇天を見上げた。アレレ。雲の中に欠けた太陽が見えるではありませんか。ちょうどその時間帯は雲の厚みが薄くなり時々欠けた太陽つまり日食が見える。
 
 あわてて必殺「SUN CATCHER-X」を取り出した。ボクの
「オーッ日食が見える」
の声に職場のメンバーが窓から顔を出して空を見上げる。すると次々に
「見える見える」
と言うではありませんか。「SUN CATCHER-X」がない肉眼の人たちに日食が見えているのだ。なんじゃこりゃあと思って裸眼で見ると雲がちょうど良いフィルターになって日食が観察できるのだ。まぁ、時々雲が切れてまぶしい状態になった時だけ「SUN CATCHER-X」の出番だ。

 得意顔で
「これで見てみて」
と皆に「SUN CATCHER-X」を自慢げに押し売りじゃなくて押し貸しをする。まったく。何てヤツだオレは。でも、皆が
「見えるねぇ」
と一応、素直に喜んでくれるからうれしいではありませんか。敬老精神に満ちあふれているヤツらだ。いいヤツらだゼ。

 と、言うわけで部分日食を無事に見ることができた。残念ながら晴天ではなかったので木漏れ日観測はできなかった。しかし、約60%欠けた太陽を確認できたのはラッキーだった。

 しかも、雲のフィルターを通して直接太陽の姿を撮影することができた。何枚か失敗した中で一枚だけ日食(エクリプス)の形をゲットした。太陽の一瞬のほほえみだった。

 念ずれば通ず。願っていると結構いいことがあるんだなぁ、と思った。

    一瞬の雲間に
      見えたエクリプス
       流れる雲に太陽流れ



今日はこれから職場の仲間たちと一杯。ビールを軽く飲んできます。と、言うわけでブログはこれにて終了。


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