泣いた映画


紅葉も終わり?

 今朝、仕事にでる途中で燃えるゴミを出した。その時に久しぶりに南外村大向方面の空を見たら少し青空がでている。東方向なので少々逆光になっているが今日の空を1枚。
 ラジオの天気予報では秋田県沿岸部と仙北平鹿地域に大雨洪水警報がでていた。角館地区では夕方から雷雨になった。ハタハタはまだだろうなぁ。

 下の写真は通勤途中で紅葉も終わりかなぁと思わせる最後の色を出しているので記念にパチリと1枚。ボクなりにとても良い色だなぁと感じている。

   ゆく秋は少し惜しいね紅葉に
      今日の始まり良かれと願う


11月5日

 今日は亡き父の誕生日。1913年生まれ。生後96年になるのかぁ。もうすぐ100年になるということだ。もっとも既に亡くなってから10数年経ってますが・・・。

 こんなことを考えていたら先日観た映画「私の中のあなた」を思い出した。原題は「my sister's keeper」である。
 いろいろな映画評を見ると「泣ける」を売り文句にした映画と言える。確かに泣ける。この映画を観ていた人たちも涙を流していた。と、思う。実際にボクも目がウルウルしてしまった。

 なぜ父を思い出したのかだ。

 この映画の大きなあらすじは「11歳の少女が親を訴え、法廷で闘争を」なのだ。それも確かに良いのだがこの映画の素晴らしさは次の点にあるとボクは思う。

 映画は家族のそれぞれの視点から物語をつなげてゆく。その小さなエピソードの積み重ねから、観る人はどこかで自分に重なるテーマを見つける。そこで何かを思いだす。あるいは家族を思ってジーンとくるのだろう。

 魁新報の映画評には映画評論の記者が次のことを書いている。

『置かれた立場によって考え方は違えども、その底流にある家族の愛ときずなの尊さに気づかされ、胸が締め付けられるような思いがした。』

 家族は両親。キャメロン・ディアスは母親役。そして子どもは3人。長男、長女、次女。長女が白血病になる。その長女を助けるために人工授精で遺伝子の適合した次女をもうけて骨髄移植手術をして長女の命を永らえる。その次女が法廷に訴えるのだ。
 長男は妹である長女にばかり目がゆくので親からはまったくかまってもらえない。だからできが悪い。長女をより手厚く看護するために長男は遠い場所にある施設に入れられることになる。

 父親が長男(小学校6年前後か)を施設に行くように必死に説得する。長男は家を離れたくない。どんなにかまわれなくても両親の元にいたいのだ。
 この場面を観ているときボクは画面が見えないくらい涙があふれてしまった。自分と父とのこと。ボクと息子たちのことが一瞬にして目の前に広がったからだ。

 ボクの父もボクも飲んだくれで不良でだらしなくてけっして良い父親ではない。しかし、息子たちを大切にしなければいけないなぁと思う気持ちはあったはずだと・・・・。

 そんなことを一瞬に思い出した。今日は11月5日。



妙に疲れた一日だ。まったくなんてこったと言いたいことがある。言わないけどね。と、言うわけで日本シリーズのゆくえを見ながらビールでも飲んで寝ます。明日は元気にですね。本日のブログはこれにて閉店。
ありゃりゃ。ここまでタイプを打ったら日本ハムが逆転サヨナラ負けだ。ウーム。札幌ドームでがんばれ日本ハム。応援するぞ。


アクセスカウンター
リンク
カレンダー
10 | 2009/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
最新記事
最新コメント
プロフィール

Hi-Rock

Author:Hi-Rock
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR