「大つごもり」ですねぇ

三代目桂三木助
大晦日の落語と言えば「芝浜」といわれている。そこで先日届いた三代目桂三木助のCD「芝浜」を聞いてみた。
その中で「空の色」について語る場面がある。三木助の話したように再現できないので、記憶で書き起こしてみる。
魚屋の勝五郎が商売をしようと芝の浜に買い出しに出る。しかし、時間が早すぎて浜で一休みしようと一服したときの勝五郎の独白。
「お天道様が出るときの空の色って良いねぇ。空色と言えば青と言うんだけど、朝日の出るときは五色の色だよなぁ。小判の黄金色、赤い色、白っぽい色、青い色、どんよりした黒い色。良いなぁ!!!。」
そして、日の出の太陽に手を合わせてこれからのことや自分の今までを反省する。
空の色の良さについて。江戸弁でキレの良い話ッぷりだ。そして、夜明けの景色が目に浮かんでくる。
空を見上げて感慨を持つと言うことは日本人として正しいものだろう。そんなことを「芝浜」を聞いて感じた。
と、言うわけでここまでは「枕」。
さて、本日の空である。
岩手県湯田町にある秋田道錦秋湖サービスエリアでの雪景色。ちょうど通りかかったときには大雪の気配。大晦日にかけて強い冬型の気圧配置の予報が出ている。
一年の空模様
2009年も本日で終了。下の写真は我が家のトイレに貼っている晴雨表。毎朝、トイレに入ったときに前日の天気を思い出して記入している。つまり一年分の空模様である。
明日、元旦に今日の天気を記入したらトイレからはがして新しい晴雨表を貼ることになる。
晴雨表一日前の天候を思い出すことぼけ防止なり
一年間ありがとうございました。なんとかブログは365日続けることができました。生存証明で書いていました。また、明日からも引き続き気が向いたらこんなブログでも良かったら覗いてください。
これから年取りのバンゲ。ビールを一杯です。いや三杯です。良いお年を。