「大つごもり」ですねぇ


三代目桂三木助

 大晦日の落語と言えば「芝浜」といわれている。そこで先日届いた三代目桂三木助のCD「芝浜」を聞いてみた。
 その中で「空の色」について語る場面がある。三木助の話したように再現できないので、記憶で書き起こしてみる。

 魚屋の勝五郎が商売をしようと芝の浜に買い出しに出る。しかし、時間が早すぎて浜で一休みしようと一服したときの勝五郎の独白。
「お天道様が出るときの空の色って良いねぇ。空色と言えば青と言うんだけど、朝日の出るときは五色の色だよなぁ。小判の黄金色、赤い色、白っぽい色、青い色、どんよりした黒い色。良いなぁ!!!。」
そして、日の出の太陽に手を合わせてこれからのことや自分の今までを反省する。
 空の色の良さについて。江戸弁でキレの良い話ッぷりだ。そして、夜明けの景色が目に浮かんでくる。

 空を見上げて感慨を持つと言うことは日本人として正しいものだろう。そんなことを「芝浜」を聞いて感じた。

 と、言うわけでここまでは「枕」。
 さて、本日の空である。
 岩手県湯田町にある秋田道錦秋湖サービスエリアでの雪景色。ちょうど通りかかったときには大雪の気配。大晦日にかけて強い冬型の気圧配置の予報が出ている。


一年の空模様

 2009年も本日で終了。下の写真は我が家のトイレに貼っている晴雨表。毎朝、トイレに入ったときに前日の天気を思い出して記入している。つまり一年分の空模様である。
 明日、元旦に今日の天気を記入したらトイレからはがして新しい晴雨表を貼ることになる。

  晴雨表一日前の天候を思い出すことぼけ防止なり


 一年間ありがとうございました。なんとかブログは365日続けることができました。生存証明で書いていました。また、明日からも引き続き気が向いたらこんなブログでも良かったら覗いてください。
 これから年取りのバンゲ。ビールを一杯です。いや三杯です。良いお年を。

バスケ宮城明成の優勝を見て


千畑スキー場

 札幌オリンピックが開催されてから37年にかる。その時の滑降競技のコースは恵庭岳だった。自然の破壊を最小限に止め、大会終了後は原状回復を条件として施設することになったと言うことを聞いたことがある。
 そう言えばボクの同級生は恵庭市に住んでいる。40年近くになるから滑降コースは元通りの森林に戻ったのだろうか。そのうち聞いてみよう。

 さて、今日の空は神岡町から奥羽山脈を眺めた空だ。
 そこには今はもう営業していない千畑スキー場の跡が見える。うねうねとうねったゲレンデと真っ直ぐに伸びたリフトの後もしっかりとマークされている。
 まぁ、昔のような姿になるのに何年かかるのだろうか。

  作るには難しさあり壊すには一瞬なりはすべてに通ず


当たり前のことを当たり前に

 バスケットボールウインターカップで宮城県の明成高校が創部5年目にして全国優勝を成し遂げた。
 バスケットボールといえば能代工業だろうが今や宮城の明成高校になってしまった感がある。それはさておいて明成高校で興味深いのは佐藤久夫監督の存在である。
 彼のプロフィールを見ると仙台高校でバスケットボールの監督をしていた頃に2度のウインターカップ優勝を成し遂げている。その後、新設の明成高校(歴史は長い。ボクが宮城で勤めていた頃は朴沢女子高校と呼ばれていた。最近、男女共学になり校名変更)に請われ公立高校を52歳前後で早期退職し移ったようだ。そこの男子バスケットボール創部5年で全国優勝のチームを育て上げた。

 佐藤久夫監督の談話が各紙に掲載されている。その中では日刊の言葉に惹かれる。

「当たり前のことをしっかりやれれば優勝できる」

 明成の優勝の大きな原動力は全国から集まってきた素質のある選手たちであることは間違いないだろう。佐藤監督を慕って全国から有望な選手が集っているようだ。しかし、どんなにすばらしい素質の部員が集まっても勝てるわけではない。
 集まった子たちの気持ちや考え方練習への取り組みなどに佐藤監督の言う「当たり前のこと」ができなければ勝利は難しいだろう。

 当たり前のことって何だろう。これまでボクが部活に取り組んできた中で、ボクなりに考えてみる。謙虚・素直・感謝に思い当たる。そして学校生活をきちんと送ること。このことをしっかり成し遂げないと勝利はあり得ない。もし、勝ったにしても価値のない勝利と言える。
 そう言えば、今回のバスケットウインターカップ準決勝の試合終了間際で明成は10点リードしていた。その時に相手ファールで明成はフリースローを得た。その時に佐藤監督は主将を呼んだとのこと。
 その指示は相手を慮り勝利してもよけいな喜びは表現するなということだったという。つまり、一つの勝利に謙虚になること。相手を思いやることを指示したのだ。
 勝ったからできるだろう。と、言われそうだ。しかし、そこに大切な「何か」を感じる。

 今日、一冊の本が届いた。『仙台高校の心技体 普通の子たちが日本一になった 佐藤久夫著 日本文化社』
 パラパラッとめくってみても興味深い内容が満載である。『勉強の集中は、バスケットの集中 バスケット馬鹿になるな』の項目は、すぐにでも読んでみたい。

 と、言うわけで「当たり前のことが当たり前にできる」ことの難しさ。それを追求してこそ日本一のチームだろうなぁと思う。
 難しいですけどね。



今日でとりあえず部活は年末年始練習休業。少しのんびりできるかなぁ。これにて本日のブログ終了。


カールじいさんの空とぶ家


今にも泣き出しそう

 東の空に青空は見えている。しかし、今にも泣き出しそうな空模様。年末にかけて大陸から秋田にかけては何回も低気圧が通過するようだ。
 そして、大晦日から元日にかけては西高東低の強い冬型の予報になっている。元日には珍しいと言われる部分月食があるらしい。しかし、秋田で冬場の天体観測は無理。あきらめよう。元日の部分月食など来年は3回月食があるとのこと。1回は皆既月食とのこと。と、言うわけで元日の月食はあきらめ残りの月食にかけよう。


夢をあきらめず

 頑固な78歳カールじいさん。子どもの頃に冒険好きのエリーに出会った。そして、二人は恋に落ち結婚。長い人生を共に過ごした。
 二人の夢は「南アメリカにあるパラダイスの滝に行く冒険」だった。しかし、エリーはカールよりも先に亡くなってしまった。
 愛するエリーを失い何もやる気のなくなったカール。人生を捨ててしまった78歳のじいさんは何をするのか。

 カールじいさんはエリーと抱いていた冒険の夢を追いかけるために、二人で築いた家に風船をつけてパラダイスの滝を探し求めて飛び立つ。ところが飛び立った家には一人のおデブな少年ラッセルが乗り込んできた。

 はたして、カールじいさんはパラダイスの滝にたどりつけるか。ラッセルはどんな役割か。ハラハラドキドキの展開が続く。さらにカールじいさんやエリーが少年少女の頃に憧れていた冒険家も登場。

 さぁ、どうなりますか。

 映画の中に出てくるグレープジュースの蓋で作った王冠バッジ。カールじいさんとエリーとラッセルをつなぐ大切なアイテムになる。とても懐かしかった。

 ボクも子どもの頃にビールビンでもサイダービンでも王冠の蓋を大切に持っていた。その王冠の裏側にあるコルクをていねいにはがした。
 そして胸元に金属の王冠、シャツの布、その下にコルクの順に挟み込んでバッジにしたものだ。この感覚わかるかなぁ。
 シャツがピンと伸びるとコルクと王冠ははがれて王冠はぽろりと落ちてしまう。それでもまたフタのバッジをつけるのだ。今のフタにはコルクはついていない。薄手のプラスチックだからバッジにはならない。残念だなぁ。

 この映画を観ながら老人でもあきらめたらダメだよ。と、メッセージを送られた気がする。どっこい老人には老人の知恵があり意地があることも教えてくれた。

 おそらく子ども向けに作られたアニメ映画かもしれない。しかし、大の大人が観ても、と言うよりも大の大人が観るべき映画かもしれない。それだけ勇気をもらえた。

 Tシャツに光る王冠フタバッジ夢を求める子どもの勲章
           

年も押し迫ってきましたねぇ。これにて本日のブログは終了。


ハタハタ売りの頃


幻のハタハタ売り場

 今日は朝方曇り空。昼前から雨が降り始めた。予報では暴風雪警報が出されている。

 昨日のブログに角館の入り口にあるハタハタ売り場のことを書いた。写真なしで書いたので「まずいなぁ」と思っていた。撮影しておくべきだと考え、いつもの通勤ルートを変えて105号線を経由して職場に向かった。
 ちょうどよくハタハタ臨時売り場の前で赤信号になった。これ幸いと助手席側の窓を開けてシャッターを押した。曇り空も少し写っているので本日の空もこの1枚で代用することにした。

 本日は御用納め。午後から休暇をもらい帰途は大曲経由で帰ることにした。すると何と言うことでしょう。今朝、確かにあったハタハタ臨時売り場は影も形もない。ただ空き地が広がっているだけ。数時間前には確かにあったのに・・・。あれは幻のハタハタ売り場だったのだ。と、・・・
 朝にたまたま信号でとめられて1枚撮影したのがラッキーだった。

 昔の想い出を少々。男鹿の北浦でハタハタが水揚げされてから何日か経過する。おそらくその頃になると浜では獲れすぎて値崩れが起き安売りをしたのだろう。目端の利く業者はそのハタハタを買いたたく。そして、トラックにハタハタの木箱を満載してスピーカーを鳴らして南外の山奥まで売りにやってきた。

「ハダハダーーーハダハダー!!」
「ブリッこエッペ(たくさん)入ったハダハダー!!」

 まぁ、今で言えば物干し竿売りや古新聞回収業のような感じですね。するとアバ(母さん)達はハタハタを買いに出る。一匹や二匹ではない。箱買いをするのだ。
 焼いたり煮たりして食べるのはもちろん。保存食として各家庭自慢のハタハタの飯寿司を作る。さらには味噌漬けにする。
 ボクは子どもの頃にハタハタの寿司を美味いとは思わなかった。酒を飲むようになってから味覚が変わったようで今なら大好物だ。そして、味噌漬けにしたハタハタは水分が抜けて魚体はひとまわり小さくなってしまう。「しょ(塩)っぷりハタハタ」と言った。本当にしょっぱかった。でも、骨ごと食べられて妙に美味かった。冬場の山里の貴重な魚であった。

 このハタハタ売りのマネをしてギターで「ハタハタ音頭」を勝手に作り酔っ払った時にがなり立てていた。ハタハタ売りを知っている人たちがいると結構盛り上がった。
「♪ハダハダー!!」
と、やると
「一箱なんぼだ」
「♪500円!」
「タゲー(高価だ)!」
「♪へば300円」
「ンダバ買った
「♪ありがどさん」
こんな掛け合いができた。古い話ですけどね。

 ハタハタ売りの声は冬の風物詩でもあった。一瞬で消えた角館の幻のハタハタ臨時売り場を見ながら昔を思い出していた。

  ハタハタを一箱買って保存食作るアバだち誇りに満ちて


夜になって天候は何となく荒れ模様になってきた。今日はこれにてブログ終了。


はたはたの幟


光る空

 今朝は比較的気温が高く(と、言っても1~2℃)で路面も凍結していない。神岡町から遠く奥羽山脈を見ると山に大きな雲がかかっている。そして、その上が一部分光る空が出ている。


はたはた

 国道105号線で角館に入る直前には右手にパチンコDナムがある。パチ屋の向かいに今頃になると「はたはた(鰰)」の幟が林立する。臨時鰰売り場ができる。鰰を仕入れてきて大売り出しをしているようだ。
 写真を撮れれば良かったのだが車の往来が激しいので残念ながら撮影できずにいる。

 秋田の味覚ハタハタ。今朝の魁新報によれば男鹿市北浦では海岸に打ち寄せられているブリコ1トンを回収し、孵化を願って海中に戻しているとのこと。
 特に今年はハタハタの接岸が多く水揚げされなかった雌が産卵したようだと言う。獲れすぎで漁を止めたという話も聞く。

 それでもハタハタの人気は高い。角館臨時ハタハタ売り場の賑わいを見ながらそう思う。いつか寄ってみようと思うのだが、その頃には終わっているだろなぁ。

  はたはたのはたがはためく師走の瀬あれもこれもと気持ちドタバタ


明日から弘前~盛岡へ遠征予定だった。しかし、ここにきて何名かのバレーボール少女たちの体調が思わしくない。これでは元気な部員だけで遠征するのも相手チームに迷惑をかけてしまうことになる。元気な部員もダウンする可能性もある。そこで明日は早朝の出発だったが練習ゲームはいわゆるドタキャンになってしまうことに・・・。ドタキャンという無礼に対して相手チームは快く了解してくれた。その厚意に感謝せねば。
本番の大会直前でなくて幸いということで「どっちに転んでもしめた」と気持ちを切り替えることにしよう。

本日のブログはこれにて終了。


カツラは邪魔です


雨模様

 今朝はキーンと冷え込んでいた。しかし、降ってきたのは雨。これだけ気温が低かったら雪になってもよさそうなのになぁ。と、思っていたら午前中に雨が降ってきた。
練習に慰問に来てくださった方が言う。
「こんな雨だったら、雪のほうがまだ良いですね」
それだけ嫌な雨なのだ。濡れるばかりではなく冷た過ぎるのだ。
 と、言うわけで本日の写真は雨に煙る田圃の向こうに遠望できる集落と空。


忘年会

 なんてこった。ボクが酔っ払ってカツラをつけている。髪の毛があるというのはこんなに煩わしいことか。と、つくづく思う。負け惜しみですけど。
 左にいるタイガーマスクは何者だ?楽しく和やかな忘年会だった。

 一次会が終わった後で近くの居酒屋に入った。以前、何度も利用したことのある居酒屋だ。ところが午後九時前にもかかわらずお客さんはボク一人。いつもにぎわっていた店内がシーンとしている。
 こんな所にも不況の風がジワリと吹いていると肌で感じた。

 忘年会不況の風を見つめつつ苦い焼酎居酒屋の隅


今日も知人たちとの一杯。ミニ忘年会ですね。これにてブログは終了。生存証明のみ。


今日は旅の気分で


電車にて

 今朝は久しぶりに電車で出勤。
大曲発7時46分の電車に乗車。通称「二番電車」。メインの通勤通学電車は7時01分発だから、いわゆるラッシュアワーではない。おまけに高校生は冬休みになっているので部活動や補習に通う子たちだけが座席にまばらに座っているのみ。

部活動に通う人懐っこい子が
「どうして電車で行くんですか」
と、聞いてくる。面倒なので
「電車が好きだから」
と答えた。実際は、今晩忘年会の飲酒のために車が邪魔だからなんですけどね。

 大曲ー角館間約20分間の電車旅。なかなかに良いものだ。混んでいないし高校生諸君のマナーも悪くない。遠く2つ向こうの車両にスカートの超短い子がいたがネグってしまえ。

 角館に降りてから駅舎の上空を見上げ前に積まれた雪のかたまりと一緒に空を撮影。
天気予報では
「秋田県で今日の晴れ間は今年最後の貴重な1日となるでしょう」と言っている。朝方は曇りだったが昼頃から晴れ間が出てきた。
 そして、夕方になったら西の空は夕焼けになった。これは本当に今年最後の貴重な晴れの一日だったと言えよう。


  角館の駅に降り立ち何となく今日の雰囲気旅の味わい


一期一会

 昨日のブログで空との出会いも一期一会だろうなぁと書いた。
 それである新聞記事を思い出した。
 12月12日付の朝日新聞に小中高校に有名な人が訪問して授業をする「オーサー・ビジット2009」の記事が掲載された。
 記事中には解剖学者の養老孟司さんが愛知県立岡崎高校を訪問した記録がある。養老さんと言えば「バカの壁」で有名だ。ボクも当然、ミーハーなので1冊購入して読んだが数ページでギブアップした。ボクも自分自身のバカの壁を越えることはできなかった。ウーム・・・。

 それはともかくとして、養老さんは岡崎高校で「個性」について授業をした。生徒諸君に話した中で次の内容が印象に残る。少し引用してみよう。

『養老さんは〈一期一会〉と書いた。「人生って、すべての瞬間が一回しかないんですよ」。だから、過去にとらわれすぎるのは愚かなことだという。
 なかなか生徒たちが納得できずにいたのは「個性」について。養老さんは、比叡山の「千日修行」を例に挙げた。「誰も追跡するわけじゃないのに、なんで千日も山の中を歩き回るのか、わかる?」
生徒たちは無言だ。
養老山は〈本人〉と書いた。修行は、他人に誇示するためにするのではない。ひとのやらないことをしたと「自分」で納得するのが修行。「個性」もまた誰かにアピールするようなものではない、と説明する。
 比較するまでもなく、それぞれ隣の人とはあきらかに違う。だから個性を競おうなんてしなくてもいい・・・。』

 この部分を読みながらボクはスポーツの練習につながる考え方ではないかと感じた。
 毎日毎日練習に取り組む。もちろん、自分のためやチームのためにである。勝利得るためでもある。しかし、その練習をやったからと言って他人に自慢することはない。もし、自慢しているヤツがいるとしたら・・・・。
 もちろん練習の成果として甲子園もあればインターハイもあるだろう。だが、それはあくまでも結果である。
 練習に取り組んだことによって自分自身が「何かを得る」こと。それが自分にとって個性を磨くことになり生きる糧となるのだ。
 だから、指導者も「個性」を大切に育てる工夫が必要だろうなぁ。

 「言うは易し、行うは難し」なんですけどね。

 今日のボクはすでに過去の人間。そしてボクの個性はボク自身のもの。これだけを考えるだけで何となく自分が自由になる気がする。
 一日一日が自分自身との一期一会ってことだろう。
 何だか内容がとっちらかってしまった。反省反省


本日は忘年会。酒飲みです。あまり好きではありません。と、言いながらガンガン飲んでしまう。フフフフ。これにてブログ終了

野球特待生の記事を見て


光芒

 最近、よく見ているのは光が下に流れる光芒だった。今朝は太陽から上の方に向いての光芒が見られた。1枚撮影してみた。くっきりと見えていないが光が上方に指しているのが見えると思います。
 今日の空。一期一会ですねぇ。本日は雪も降らずに過ごしやすい状況だったので久しぶりに車も楽に走ることができた。

  空模様一期一会の出会いなり今日の光芒未来に続け


野球特待生制度443校

 先日、日本高野連から2010年度に野球特待生を受け入れる高校が発表になった。その数443校とのこと。
 高校野球の特待生については二年前に大問題になった。ボクもその渦中にいた。詳しいことは避けるが多くの課題が浮き彫りになったことだけは言える。そして、ボク個人についても山ほどのトラブルが起きた。

 しかし大騒動の後、日本高野連は良い方向性を探ることで5名程度の特待生の受け入れは良いだろうとの判断を示した。それに従って、今回の各高校の制度導入校数である。

 朝日新聞にも掲載されていたが5人の特待生と言うことだが「抜け道」が無いわけではない。つまり、あるんですけど・・・。
 考えられることは次のようなパターンだ。ちょっと気のきいた学校ならば表向きは正式に5人特待生を受け入れる。その他の部員については「経済的理由や学業優秀などを理由として特待生を採用する」。その後。野球部に所属させると言う裏技だ。おそらくこの方法を使う学校は出てくるだろうなぁと思う。

 秋田県では明桜高校1校だけが制度を導入すると報じられている。まぁ、秋田県では野球部のある私立高校は2校しかないから当たり前と言えば当たり前だけれど・・・。

 ところで、これを機会に全国では特待生制度を中止した学校が9校あるとも報じられた。ボクの記憶違いでなければ岩手の専大北上が中止するリストに入っていたと思う。
 思い起こせば専大北上から特待生問題に火がついた。もっとも、その前にプロ野球西武から専北と秋田経法大附属(現明桜)の野球部員に裏金が渡っていたことが引き金でしたけどね。

 まぁ、こんなことを思い出しても仕方がない。過去は過去である。特待生を採ったからと言って必ずしも勝てるわけではない。特待生をどう育てるのか。それが問われることになるだろう。
 全国的にも秋田県内でも今後、特待生制度はどうなってゆくのか。それに注目したい。

 考えてみれば先日行われた全国駅伝大会。テレビで中継される。学校の名前が長い間テレビ画面に映る。駅伝だから特待生としてケニヤなどから留学生を連れてきたいのだろう。何しろ学校の大宣伝になるからなぁ。ましてや高校野球ならば・・・。と、思いながら特待生の記事を読んでいた。



気づいたら冬至が二日も前に過ぎてしまった。これから二ヶ月は一層寒さが厳しくなる。しかし徐々に日脚は長くなる。春に向けて気持ちを前向きにしてゆかなければと思っている。それほど後ろ向きの気持ちではないんですけどね。
クリスマスイブ。嫌いです。誰もつきあってくれない。と、言うわけで本日のブログは「むつけながら(秋田弁)」標準語ならば「いじけながら」終了です。


松の枝打ち


松の間からの空

 今日、雪は小康状態。日中はほとんど降らなかった。午後からは雨になってしまった。冬型は少しゆるんだようだ。

 車庫の横に松の木が二本ある。先日から雪が降り積もり葉と枝が垂れ下がって東北電力やNTTの電線にひっかかる状態になった。
 雪国では松の木を保護するために縄などで枝吊りをする風習かあり風情のあるものだ。しかし、我が家の松はそんな銘木ではない。松虫にやられないで生きているだけの野生の松である。
 そこで大きな被害が出ないうちにと、知人に枝打ちを頼んだ。今朝、作業していただいた。

 松に梯子をかけ一種アクロバティックな状態で枝打ちをしてもらった。
 おかげですっきりした状態になり電線に枝や葉はひっかからなくなった。すっきりした松の木の下から空を見上げて1枚撮影。電線がトライアングル状に張られているのがわかります。

 雪の威力はそれはそれはすごいもの。雪国育ちだからわかっているのだが・・・。どうにも準備ができない。
 被害が出ないうちに枝打ちをしてくれた方に感謝感謝だ。

  松の木の枝打ちせずに冬ごもりアタフタ走る突然の雪に


鴻クン

 今日、練習に鴻クンがやってきた。鴻クンは生後四ヶ月半。さすがバレーボール選手の息子だけあってバレーボールの現場ではニコニコとぐずることもなく練習を見ていた。
 人懐っこい笑顔で体育館をあとにした。また、来てくれたまえ。


今日はこれにてブログ終了。生存証明のみです。


東九州龍谷は番狂わせではなかった


久しぶりの朝明け

 今朝は積雪もほとんどなく朝明けが迎えてくれた。これは良い。早速、家の周りの除雪にかかる。
 せっかくの好天。東から昇った太陽の光に輝く西側を1枚撮影してみた。

  茜色冬の朝日に願わくは少し休めよ雪のエンジン


バレーボール高校生躍動

 数日前のブログで東九州龍谷高校の活躍を書いた。その後も書いておきたい。

 初戦でNECに勝利した東九州龍谷は次の準々決勝でもプレミアリーグのパイオニアを3-1でくだしてベスト4に入った。
 準決勝では全日本選手権で優勝した久光製薬と対戦し1ー3で敗退。しかし、東九州龍谷監督はこの試合で1セットでもとれたら勝ちと同じ価値があると話していたように大活躍だ。

 新聞各紙は高校生の活躍を大絶賛。準決勝までは全く記事にしなかった日刊スポーツ紙も小さな扱いだったが取り上げていた。そして、準決勝敗退ではあるが各紙のコメントに味のあるものが多い。参考になる点がとても多い。
 日刊スポーツ、朝日新聞、魁新報3紙からバレーボール全日本選手権における高校生の活躍がどれだけ素晴らしいものだったかをまとめておこう。

 準決勝、久光製薬対東九州龍谷高校。東九州龍谷は2セット連取されてから次の1セットをとるまでの意気込みが素晴らしい。先にも書いたが東九州龍谷の監督は「1セットとったらおまえらの勝ちだ」と誇ったとある。
 その奪ったセットでは
「相手を攻略しながら威力のあるものを」
ということで威力のあるサーブを徹底させた。その威力あるサーブは相手レシーブを崩し続けてセットをとる一つの原動力になった。
 このセットばかりではなく準決勝を通してサーブミス0本。これはすごいことだ。
 サーブレシーブ率が66.3パーセントと高い数字を残した。

 さらに、レシーブではスパイクのコースに素早く回り、拾い続けた。これを監督は「線でとらえて先に到達点に入る」と言っている。

 そして、攻撃の素晴らしさは各新聞のリードが証明している。
 朝日新聞の見出し「高校生躍動 光った高速攻撃」。魁新報は「高速バレー、実力本物」と書いている。
 高速コンビネーションバレーがさえた。久光製薬の先野主将にも「プレミアリーグにもないくらい速かった」といわしめた。

 そしてなによりもボクが感心したのは「剛速球で勝負しろ」「止められてもいいからごまかさずに打て」の監督の指示をやり抜いた高校生選手たちだ。
 
 ものごとを徹底してやり抜くことの大切さ。
 ここ一番の勝負では難しいことはいらない。むしろ全力で立ち向かってゆくことを改めて教えられる。

 高校生の活躍を読みながら、ボクの大好きな野球全力監督の言葉を思い出した。投球の三悪を次のように話していた。
「逃げ・置き・高め」
野球ならばまっすぐドーンと投げることだろうなぁ。つまり、逃げちゃあいけないったことだね。

 ところで、この活躍を聞いた我らがバレーボール少女たちの反応。
「プレミアリーグに勝つってどんなこと?」
「ウーム」
仕方がないので例をあげて説明。
「まぁ、高校野球たとえば大曲工業高校がプロ野球の楽天に勝つようなものかなぁ」
ちょっと違うがそのように話したら目を丸くしていた。

 そんなわけで、この記事や活躍がバレーボール少女たちの刺激になってくれたら良いなぁと思っているのだが・・・。


これにて本日のブログは終了。

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