ホタルの撮影は難しい

ホタルの光
ピンぼけの写真は暗闇の中で光っているホタルである。おそらくゲンジボタルだ。この写真は昨夜(6月29日),南外村と大内町の境付近の道路沿いの田んぼで撮影したものである。
実は昨夜、今年もホタルは出たかなぁと思い,午後8時過ぎに岩倉温泉近くの川と,もう1カ所は南外と大内との境付近の田んぼに行ってみた。どちらも道路脇に車を駐めて見る場所である。
どちらの場所でも,ここ何年か数少なかったホタルが多く出現していた。南外と大内の境界地の道路脇は,まさにホタルの群舞であった。
暗闇における写真のとり方がよくわからない。使い方のシミュレーションをしてゆけば良かったのだが,行き当たりバッタリ男だから「何とかなるべ」とカメラを三脚に取り付けただけで出発した。
とりあえずISO感度を最大に上げ,絞りはレンズの性能一杯に開き,シャッター時間を10秒間開放にした。
ホタルの群舞を見てオーッと慌ててシャッターを押したら,どうしたことでしょう。シャッターが下りません。確かに暗闇ではピントは合わない。カメラはオートでシャッターが下りるようになっている。そのためにピントが合わなければシャッターをおろしてくれない。
ダメだこりゃあと何度かシャッターを押しているうちに何かにピントが合ったのだろう。シャッターが切れた。10秒以上経過した後に,モニターを見たらホタルの光が写っている。
まぁ、今回はこれだけにしておこう。と,納得して帰ってきた。つまりカメラの使い方を知らないで撮影しているんです。ハイ。次回,もう少し撮し方を研究して再挑戦してみよう。だけど,その時にはホタルは消えてしまうかもしれないけど・・・。
それにしてもホタルの群舞を久しぶりに見た。自宅に着いて近くの田圃を見たら10匹ほどのホタルが飛んでいた。今年はホタルの発生が多いのかもしれない。
群舞する蛍を追った懐かしき村の小川よあの日は永遠に
ホタルブクロ(蛍袋)
以前,職場の窓辺に定期的に山野草を飾っておられる人がいることをブログに書いた。今日,その方が見たことのない花を持っておられたので
「その花はなんですか」
「ホタルブクロです」
「ヘーッ」
「蛍がこの花の中に泊まるように見えるからでしょうね」
こんな話をしてくださった。なるほど。昨夜、ホタルの群舞を見て今日はホタルブクロ(蛍袋)だ。それは奇遇だと思い早速1枚撮影。まだ花は開いていないのだがホタルの宿のように見えますかな?
サッカーワールドカップ敗退
昨夜と言うか今朝というかサッカーワールドカップ決勝トーナメント1回戦。日本対パラグアイ戦。結局,延長を戦ってもスコアレス。PK戦にもつれこんだ。その結果3人目のPKが枠に嫌われてしまい日本チームは5-3で敗退。
よく守ったと思う。しかし、素人のボクが見ていても実力的には見劣りがしたことは明白である。大会前に決勝トーナメントに進出することを誰が予想しただろう。誰もありはしないだろう。何だか,その昔習った英語の訳文みたいな文章ですけど。だからこそ最大限に日本チームの健闘を讃えたいとボクは思っている。
ただ,サッカーに便乗して日の丸,君が代,サムライなど妙に国粋主義的な報道が多いことには少々嫌気がさしているのも事実。だからと言ってボクは日本が嫌いなわけではない。純粋に日本が好きだからそう感じるのである。昨夜は試合に負けて残念なりと気持ちが妙に高揚してしばらく眠れなかった。
【本日のワイルド・メモ】アオサギ・ウグイス・ヒヨドリ・カワラヒワ。今日はこんなものでしたねぇ。
しばらく雨模様が続く。湿っぽくなってきた。今朝方うとうとしながらヨタカ(夜鷹)のキョキョキョキョキョキョと連続した鳴き声を聞いたような気がした。耳を澄ましてもう一度聞こうと思ったがウトウトと睡魔に飲み込まれてしまった。もしかしたら夢の中で聞いたのかもしれない。それにしても我が村でヨタカの鳴き声も聞こえなくなって久しいのである。明日は夏の高校野球秋田県大会の抽選日。それはそれで楽しみである。と,言うわけで本日のブログは終了。