沼館の柵跡・蔵光院


勝手に雄物川町Hi-Rock観光協会(3)

 ボクは日本史で赤点をとった。高校1年生の時である。おそらく高校に入学して最初の中間試験だったと思う。手元に帰ってきた答案の点数が25点ほどだった。
 田舎の中学校ではどんなに点数が低くてもたいした問題にはならなかった。当時の高校進学率は10%前後だったと思う。だから、高校入試には全く力を入れていない学校本来の姿だった。当然、テストの点数などは重視されなかった。のびのびと毎日毎日野山で遊び暮らしていた。とても良い時代だったのである。

 ところが高校に入って赤点という現実をつきつけられた。だからと言って何か勉強に取り組むこともなかった。ただ、流されるまま。最終的にはどうにかなるさと思っていた。2年生には進級できる程度の得点で滑り込んだと思う。そうでなければ落第しているはずだから・・・。
 だから日本史は大嫌いだ。だいたい年号を憶えるという作業が嫌いだ。年号は両親と自分の産まれた西暦と元号をしっているくらいのものだ。

 そんなボクが雄物川町沼館の神社巡りをしている。今回は沼館がなぜ沼館だったのかの原点とも言える場所に行ってみた。その名も「沼の柵跡・蔵光院」である。
 歴史知らずの人間が歴史について書くのもなんだが勉強のために「沼の柵本城址」の看板をもとに由来などを書いておこう。

 前九年の役後(1000年ほど前だろう)雄物川沼館付近は清原氏の一族が支配してらしい。
 つまり、清原家の清衡と家衡兄弟が二分して支配していた。ところが土地や人民に対して統制ある支配をおこなうためには同族連合の形では難しくなったらしい。つまり兄弟の仲が悪くなったんですね。今もよくある話だ。
 そこで清衡は朝廷から陸奥守に任じられた赴任した源義家の助けを得て家衡のこもる沼の柵を攻撃したのだ。ここから後三年の役が始まるんですねぇ。なるほど。
 こうやって物語風に教えてくれたら日本史も面白かったんだけどなぁ。

 水柵(四方を水で守られた柵)といわれた沼の柵は簡単には落城しなかった。そして戦いは激しい風雪の中での戦いになった。攻め込んできた清衡・義家軍は大雪と寒さと兵糧の欠乏で大苦戦。結局、清衡・義家軍は陸奥の国へと引き上げた。寒さは戦争の大敵なんですねぇ。

 その後、沼の柵にいた家衡は叔父の進言によって沼の柵よりも要害堅固の地と言われた横手市金沢の柵へと移った。再び戦いが始まり激しい攻防戦の結果、清衡・義家軍が金沢の柵を攻め落としたのであった。そこで後三年の役は終わったという。
 素人のボクが考えてみると沼館から金沢に移ったのがまずかったと思うのだが・・・。

 清衡は清原氏の勢力をついで藤原氏を名乗り平泉三代文化の礎を築いたとのことである。今、世界遺産に申請しようとしている平泉かぁ。

 そう言えば以前作家高橋克彦氏の「火怨 北の燿星アテルイ」と「炎立つ」を読んだ時は我も蝦夷の末裔なりとワクワクドキドキした記憶がある。まぁ、実際の歴史と小説とは違いますけれどね。
 そんなことを思い出しながら激戦の場所を見てきたのである。沼館とは沼の柵跡だったことがわかったような気がする。なかなかに奧の深い「しん」としたお寺と沼の柵跡であった。

   沼館に兵どもが夢の跡千年翔る平和の願い


似ている花

 先日、茨城に行った時に道路を走っていると目についた花がある。それは葉っぱがバナナの葉のように大きいそして、赤や白の花をつけている。聞いたら「カンナ」だという。
 今日、職場の庭を眺めていたら似ている花がある。オーッこれはカンナだろうと思い近くに寄って1枚撮影した。
 さっきまでズーッとカンナだろうと思っていた。しかし、どうも違うようだ。葉っぱがバナナの葉のようにでかくない。細いのだ。グラジオラスのようだ。なるほど似ているけど別物かぁ。



【本日のワイルド・メモ】カラス・ウグイス・キジバト 今日職場の方からカラスについておもしろい話を聞いた。
 彼が墓参した際にお供えをした時の話だ。

「カラスってさがしい(賢い)んすな」
「ハイ」
「お墓参りに行った時、長持ちするようにビニールに包まれたお供え物をしたんですよ」
「ホーッ」
「するとカラスが持っていって穴を掘って埋めているんです」
「なるほど」

こんな話になった。モズが木の枝に獲物であるトカゲやカエルなどを刺しておく「モズのハヤニエ」のカラスバージョンなのかなぁと考えた。確かにカラスはさがしい(賢い)鳥ではありますねぇ。


夕方から雨が降り始めている。秋田県内では大雨洪水警報が発令されている場所もあるようだ。これにて本日のブログは終了です。
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