練習は裏切らない


さらば十文字陸上競技場

 今日は日中少しの雷雨。久しぶりに雨が降る中で陸上競技を観戦した。もう書くのも気がひけるのだが、今日も30℃超え。携帯熱中症計は常時「危険レベル」。雨が降れば降ったで気温は一時28℃まで下がる。ところが湿度が80%になるので熱中症は危ないのである。
 そして、午後になったら晴れ上がった。テントの中での気温は35℃前後。そして湿度は40%ほど。やはり危険なんですね。遠くには積乱雲が発生。

 そんな中で我がチームも含めて(少し自画自賛かもしれないが・・・)陸上競技に取り組んでいる諸君は頑張っていたなぁ。

 今朝(2010.8.31付)の魁新報のコラム「北斗星」に能代高校の全国軟式野球大会優勝に関して王貞治さんの言葉の引用があった。

『練習をしても必ず上手になるとは限らない。でも、練習を積み重ねないと絶対にうまくならない』

まったくその通りだなぁと思う。そしてよく言われることに「練習は裏切らない」がある。そのことを、とても感じた大会だった。

 おそらく、ボクはこれで県南の陸上競技大会に参加することはないだろう。良い大会を見せてもらったとお世話になった方々には感謝したい。

   空を跳び渾身の投げひた走る動きの原点陸上競技


【本日のワイルド・メモ】キジバト・カラス たったこれだけしか目や耳にとまらなかった。ズーッと外にいたのに何も見ても聞いてもいなかった。


アウトドア生活

 28日、土曜日の大曲の花火から始まって今日まで4日連続アウトドア生活をしていた。顔は真っ赤に日焼けしている。ボクは色白なのでメラニン色素が少なく日焼けは黒くならずに赤くなってしまう。これじゃあ、ただの猿じゃありませんか。ウーム。

そんなわけで本日はアウトドア生活から解放を祝ってビール飲みながら生存証明のブログアップ。少し疲れ気味ですね。ハイ。

再び花火大会について


イケーッ!

 暑い暑い暑い。陸上競技場のアナウンスは

「ただいま競技場内は38℃です。熱中症には充分気をつけてください」と呼びかけている。

 例の携帯熱中症計のスイッチオン。じつは「常時見守り」をONにしておくと、それこそ常時ピーッと鳴ってしまう。そのために電源を切っていた。確認用の電源をそっと押すと何と言うことでしょう。気温40℃、湿度40%。完全に警戒レベル。日除けのテントの中につり下げておいた。テント村にいる部員諸君も時々押して温度・湿度・警戒ランプを見ながらあきれていた。

 そんな中で懸命に皆が走り・跳び・投げている。ひどい熱中症もなく各チームともこの暑い夏に鍛えてきたことがわかるような気がした。

 イケーッ!。バトンをつなぐ気迫とチームワークの真価が心に響く。それにしても、この暑い中で運営する若き顧問たち。そして、ボランティアで審判を務めてくれる方たちに敬意を表したい。何しろボクは気配を消してひっそりとしているので・・・・。申し訳ないと思っているのです。

 さぁ、大会は明日までだ。

   若さとはかくもまぶしき輝きか走り跳び投げ炎暑の中で


ちょっとビックリ

 昨日のブログに感動した茨城県の花火師について書いた。するとアッと驚くタメゴロー。古いギャグですが・・・。
 今朝の魁新報や朝日新聞を見たら花火大会の結果が掲載された。そこには「山煙火に総理大臣賞」と書いてるではありませんか。
 創造花火「ハッピー・クリスマス」の煙火店である。平和なら花火。戦争なら爆弾。メッセージはやはり強かったと思う。それよりも花火を作っている人たちは、そのことを明確に意識しているのだとボクは思う。
 戦争を彩ることも平和を彩ることもできる。しかし、その「色」が照らすものは天国と地獄の違いになってしまう。

 だからこそ、今回の100周年記念大曲の花火で提示された山煙火店の創造花火の意味は大きいとボクは思っている。

 でも、この新聞記事を見て少々驚きました。


今朝の鴻クン

 鴻クンパパに今朝は携帯に保存している「今朝の鴻クン写真」をじっくりと見せてもらった。キリッとした「おどごわらし」に育っている。


能代高校優勝

 全国高校軟式野球大会で能代高校優勝!。すごいなぁ。ニュースの中で、能代高校の監督が秋田の野球も強いとメッセージを話したとのこと。その通りです。軟式と硬式は確かに違う。でも、野球に取り組む「心」は同じである。


高校野球リーグの結果

【秋田市】
 秋田南  3- 2 秋田中央
 秋田工  4- 1 新 屋
 金足農  2- 2 明 桜
 秋田商  7- 0 高 専(7コ)


【本日のワイルド・メモ】アオサギ・キジバト・カラス


いやぁ、暑かったとしか言いようがありません。日除けのテントの中にいるとは言えど屋外。顔が日に焼けて赤くなっているらしい。と、言うわけでビールを飲みながら本日のブログは終了。

秋季高校野球地区大会組み合わせ


9月4日【土】からスタートする高校野球地区大会。とりあえず速報としてコピーしました。
組み合わせの上でクリックすれば少し拡大されますので対戦相手がわかると思います。

とりあえずワープロで打ってみましたが明日の新聞等で時間や球場は確認できれば幸いです。
センバツ大会めざして秋の大会スタートです。

花火は平和だから


大曲の花火

 100周年記念の大曲の花火大会。今朝の新聞によると80万人の人出があったらしい。さすが日本一の花火大会である。先日のSMAPの出ているるテレビ番組で日本に数ある花火大会のなかで大曲の花火が一番と放映したらしい。
 本店の社長のおかげでその日本一の花火を楽しむことができた。

 午後7時から始まった。基準になる花火の得点をボクは72点と採点した。すると何と言うことでしょう。審査員の得点は73点だった。なかなか花火を観る目が良いですぞ。ハイ。

 花火の写真にも挑戦しようと思いカメラを取り出した。アリャリャ電源が入らない。電池切れだ。予備の電池を取り付けてもスイッチが入らない。予備の電池に充電していなかったのである。もう一つあるのだが、それは家に置いてきた。まったく・・・。それで写真はあきらめた。と、思うでしょう。しかし、必殺技の携帯電話があった。それで何枚かシャッターを切った。でもピンぼけですね。それでも記念に1枚。

 今回の花火大会でとても感動したことがある。それは茨城県の(株)山煙火製造所の創造花火だった。紹介したアナウンサーが「タイトルはメリークリスマス」と言ったら会場には「真夏にクリスマス???」のムードが漂った。

 そして、流れた曲がジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」。「イマジン」と並び称される反戦歌である。

  So this is Christmas
  And what have you done
  Another year over
  (War is Over, if you want it)

「君が望むなら 戦争は終わる」の子供たちのリフレインを聞いた時、つい涙が出てきた。暗闇だから誰も気づいてはいなかったと思うが・・・。
 花火は爆弾や銃弾と同じ火薬を用いている。平和だからこそ花火を見ることができる。
 花火大会の公式プログラムに花火師のコメントがあるので引用する。

『クリスマスを知らない子供達へ。クリスマスツリーを見たことのない子供達へ。雪だるまを知らない子供達へ。全ての子供達が笑顔で過ごせますように』

 大会提供のものすごいパフォーマンスの花火も、100周年記念の100連発の大花火もこの「ハッピークリスマス」のメッセージには敵わないだろうなぁ。と、ボクはひそかに思っていた。

 そうそう、帰り道の大混雑の中でNIさんとHMZさんご夫妻にお会いできた。ある意味、奇跡だなぁと思った。
 とても良い花火大会だった。

   夏空の花火を見上げ君が言う平和はいいね来てよかったね
   このトイレどこに流れてゆくのかな花火会場不思議な疑問

暑い暑い十文字陸上競技場

 県南新人戦が開幕した。朝方は秋を思わせる巻雲が青空に浮かんでいた。しかし、昼頃からは十文字陸上競技場付近は34℃前後の気温になった。
 その暑さの中で若人たちの活躍をボーッと見ていた。厳しい残暑は大会期間中続きそうだが,皆がんばってくれるだろう。


ヒマワリは太陽を見ない?

 十文字陸上競技場の横にヒマワリの畑があった。花を見るとほとんど全てのヒマワリたちは太陽に背を向けている。なるほどなぁ。ヒマワリは夏空にとてもマッチしますねぇ。


高校野球リーグの結果

【秋田市】
 秋 田  2- 1 秋田商
 明 桜 11- 1 高 専(7コ)
 秋田南  9- 6 秋田工
 金足農  4- 4 秋田中央

 全国軟式高校野球大会で能代高校が準決勝のサスペンデッド・ゲームで延長18回1-0で勝利。決勝進出になった。軟式野球大活躍。


【今日のワイルド・メモ】チュウサギ・ゴイサギ・アオサギ・カラス・トビ・キジバト・ホオジロ


今日は鴻クンパパに会った。先日、生後1年目頃の写真を何枚か見せてもらい「オッ大きくなったなぁ」とにっこり。本日のブログはこれにて終了。

オクラの花はパワー満点


十文字陸上競技場にて

 今日も暑い。携帯熱中症計は危険レベルを指示して警報ブザーがピーッと鳴り続けてしまう。目立ってしまうのでスイッチを切ってしまう。空はあくまでも真夏の色。ウーム。

 そんな状況でも若者たちは明日からの新人戦に向けて調整に必死になっている。ガンバレ若者たちよ。


アメリカシロヒトリ

 十文字競技場に来る前に平鹿陸上競技場にも寄った。日陰を求めて桜の木の下に入った。涼しいぞ。と、思っていたら肩口にポトリと落ちた物体がある。なんじゃこりゃあ!。と、見たら小型の毛虫である。アメリカシロヒトリだ。
 桜の葉っぱを眺めたら網の目状になった巣の中で無数のシロヒトリが蠢いている。字のごとく「蠢」である。シロヒトリじゃなくシロタクサンと命名したいくらいだ。
 でも、これはかなりヤバい状態かもしれない。と、思って陸上部の監督さんに聞いたら県南地区ではアメリカシロヒトリの異常発生になっているらしい。
「我が家のプルーンの木は全滅ですよ」
と、寂しそうな顔で話してくれた。
「大曲工業高校の桜もシロヒトリにやられて,風が吹いたらシロヒトリが飛んでくるそうです」


オクラの花

 今年、オクラは結構食べさせてもらった。そのまま茹でてもらい小さく小口切りにしたものに醤油をかけてシャカシャカとかき混ぜる。温かいご飯の上にドバッとかけてハグハグッと口に流し込む。妙にハイカラなオクラの味がうまい。和の醤油と洋のオクラのコンビネーションである。

 そして、オクラの花がとても良い。十文字陸上競技場脇の畑に咲いていたので一枚。なんとなく黄色の花に力強さが宿っているようにかんじるのだが・・・

  黄色にはパワーが宿る気がします栄養満点オクラ満開



今日は大曲の花火である。100周年記念と言うことで混雑は例年の比でないかもしれない。本店の社長のお世話になりながら大会会場に向かいます。帰りは何時になるかわからない。そんなわけで本日は早めのブログアップ。さぁ、行くぞ日本一の花火へ。

甲子園は勝つことだけが大切なのか


輝くビーナス

 何と陳腐なタイトルだろうビーナスなんて・・・。ただ、単に金星と書けばいいのに。と、自分にツッコミを入れておいて。
 今日の夕方、西の空はちょっと夕焼けになった。気温は26℃前後か。金星も見え始めた。さすが宵の明星。写真を撮影した。電柱の右上に白い点になって見える(はず)のが金星です。あまり輝いていませんねぇ。ごめんなさい。

 この夕焼けだったら明日の100周年を迎えるという大曲の花火も大丈夫だろう。
 すでに見物客のテント村(?)が出現しているとラジオで放送していた。集まった人たちの、にぎやかなざわめきもマイクから聞こえてきた。
 明日の花火はどうなりますか。楽しみですねぇ。

   夕空にキラキラキラと輝ける一番星に今日の感謝を


甲子園勝利の願いに違和感が

 これ以降の文章は少し腹立ちまぎれです。

 角館町で北東北知事サミットとかが開かれたようだ。そのことが2010.8.26付の魁新報に掲載された。その記事に非常に気になる内容がある。

 秋田県知事の佐竹さんが次のような質問したそうだ。質問の相手は基調講演で講師を務めた高橋義雄筑波大大学院准教授(スポーツ健康システム・マネジメント)。

「秋田県勢は(甲子園で)13年連続で初戦敗退。何か助言をもらえれば」と。さらに「過去に同様の経験をした山形県では県議会でも(対策について)議論になったと聞く。本県でも問題になる可能性がある」と苦しい内情も明かした」

 高橋准教授は過去に選手強化に乗り出した岐阜県の例をあげて紹介したとのこと。その内容は次の通り。
 →高校、少年野球関連団体の代表者らで有望選手などの情報を交換する野球協議会の開設。
 →県内全監督を対象にした甲子園出場監督により報告会を開催し、情報の共有に努める。

 これを読んでボクは「なーんだ簡単なことじゃないか」と思った。要するに有望選手を囲い込んで集めてしまえばいいことなのだ。そんなことは昔からやっているチームもある。しかし、高校野球は教育の一環であることを考えたら、それは邪道だ。勝てばいいわけではないのだ。
 野球ばかりではない人間性を育てる必要がある。昨日のブログにも引用させてもらったが謙虚さや感謝の気持ちを伝えて将来の有意な社会人を育成する役割をもっている。勝つのは目的ではあるが、それは結果論なのだ。

 そんなに甲子園で勝つことが大事なのか。甲子園に出場するために努力している県内52校(いや53校だったかな)の取り組みをを大切にすべきだろう。勝ち負けはその結果だ。特に秋田県の場合は公立高校が多く県内の選手だけで甲子園をめざしている。そのことが日本でどれだけ貴重な存在なのか。そのことを考えるべきだ。その意味で言えば、ほとんどが公立高校だけの徳島県もなかなか甲子園で勝てない気がする。だけど、それでいいではありませんか。

 なぜ県議会で問題になるのか。なぜ政治が高校野球にからんでくるのか。全く話にならない。議員には高校に「金」を出しているという不遜な考えがあるからだろう。議員はもっと謙虚にならなければいけない。

 あまり詳しくないのだが秋田県は「スポーツ立県」をめざしているらしい。それじゃあ、どれだけの援助をしているのか。高校野球に対してどんな手助けをしているのか。援助していてもせいぜい2~3百万円だろう。もし、そうならば「金を出しているから勝て」と言うのには金額が少なすぎませんか。
 人的配慮、要するに特別枠のような形でも良いから名のある指導者を確保しているのか。勝つためのプロジェクトを立ち上げているわけでもなさそうだ。ただ単に政治家どもは勝敗の結果に一喜一憂しているだけだと考えざるをえない。

 まぁ一番の解決法は、ちょっと前にブログに書き込んでくくださったAK君のお母さんが言うように県南の私立高校に期待を寄せるのがベストかもしれない。と、思えてくる。

 まだまだ書きたいのだが制限字数になってしまった。


【本日のワイルド・メモ】カラス・ゴイサギ


さぁ、明日は大曲の花火に行きます。はたしてどうなりますか。これにて本日のブログは終了。ビールを飲みます。

感謝の心と謙虚さと


うろこ雲に秋を期待

 今朝の空にはうろこ雲があった。ウームこれは秋が近いなぁ。と期待しながら一日を過ごした。
 ところが暑い暑い一日だった。アマチュア無線の世界では空の様子(電離層のこと)は実際の季節よりも早く訪れる。と、大先輩たちに聞いた。確かに電波の伝わり方は実際の季節よりも早めに推移するように感じていた。
 今朝のうろこ雲も、一足早く訪れた秋の高い空を思わせるものだった。間違いなく秋は近寄ってきているのだが「何か」が妨げているんだろうなぁ。
 これだけ暑い日々が続くと涼しい秋が待ち遠しい。


謙虚と感謝

 ボクは高校野球で大切な要素は3つあると考えている。3つとは「感謝」「素直」「謙虚」である。それは、これまで高校野球を一緒に携わった監督さんたちと共感できるものだった。と、思っているのだ。
 この3つの気持ちを持つことが上達への道だと信じている。
 しかし、これはあまりにも精神論的過ぎるのかもしれないなぁと考えていたのも事実。
 以前、ある部員に話されたことを思い出す。

「謙虚と言いますが野球は戦いです。謙虚にするのは相手に遠慮して試合をするのですか」とたずねられた。ウーム・・・。

確かにそう感じるのはわかる。

「謙虚と言うのは,自分が強くても相手を尊重し、自分が弱くても自分を卑下しないこと」と自分でもわかったようなわからないようなことを言った覚えがある。

 先日、福島の友人からメールが届いた。これは田尻賢誉さん(通称タジケン)の高校野球解説についての話から交わしたメールからだった。
 友人はとても示唆に富む内容を書いてくれた。ボクの目を見開かせてくれた。わかりやすい内容である。少し長くなるが、友人に了解を得たので引用したい。

『(タジケンの野球解説は精神論過ぎる)との批判は、結局、高校野球を「娯楽競技」としてみるか「教育活動の一環」としてみるかの違いかと思います。
 たしかに「勝利をいかに得るかのゲーム」として観戦している人からすれば、体力消耗にしかならないアウトになるのがわかっていて無駄に一塁に全力で走ったり、攻守交代の時に全力で走る無駄なことを奨励するのは理解されにくいかもしれません。
 以前の私も多少、そんなところがありました。結果主義というか、過程はどうであれ、理にかなっていて、結果を出せるならいいのでは、とね。でも、それでは長くは続かないんですね。
 カウンセリングの研修を受けた時にカウンセリングの先生が、さんざんいろいろな問題のある子達の話や、心の闇の話をしたあとに、最後にしみじみ言ったことが心に残っています。
 どんな学力の低い子でも、どんなに心の病んだ子でも、最終的に「感謝する心」と「謙虚さ」さえ備われば、社会でやっていける。

 「感謝する心」と「謙虚さ」が本当にあれば、少なくとも「一塁に走らない」という行為はありえないと思うんですけどね。結局、彼らが社会に出てから、どうなのかという視点があるかないかということですね。どんな仕事だって、全力でやらなければいい成果はでてこないでしょう。

 これを精神論というのなら、店などで、呼んだらさっと素早く客の前に駆けつける店員と、たらたらと何かやりながらやってくる店員と、どちらがいいかという話ですよね。
 時間としては十秒程度の違い(もしかしたら結果的に時間差はない場合もあるかも)でしかないかもしれませんが、心理的な印象の差は決定的です。

 ちなみに、カウンセリングの先生はつけくわえて「感謝する心」と「妄信する心」、「謙虚さ」と「卑屈さ」は、明確に区別しないといけないと言っていました。こういう微妙な所を突いてくるのが、さすがプロです。

 「感謝の心」よりも「謙虚さ」の方の理解はなかなか難しいですね。山登りと一緒で、高い山に登って、初めて他の山の大きさが実感できるのに似ています。
 それなりに客観的に物事をながめる素質がないと本当の「謙虚さ」は生まれません。がむしゃらに高い山に登って、頂上にたどりついて「お山の大将」になるのが人情というものです。
 頂上に立ったとき、いかに自分の存在が小さかったかを理解できるかは、やはり広い視野が必要なのです。ぼんやりしていると今、立っている頂上が、一番高いような錯覚におちいるものなのです。また、平地から高い山を見上げて「高いなあ」と感嘆してるだけの状態も本当の意味での「謙虚さ」とは言えないものです。登ってみて、それぞれのレベルで実感しなければ』

 引用しながら「そうだよなぁ」と再度納得。「お山の大将」もずいぶん見たなぁと、改めて自らを見直す契機になった。引用に感謝感謝である。


【本日のワイルド・メモ】カラス・ゴイサギ(多数)


   中型のゴイサギ群れて乱舞する雄物河原のススキは金色


まだまだ暑いですねぇ。何となく疲れ気味。今宵は古今亭志ん生を聞きながら寝よう。これにて本日のブログは終了。

満月の暑き夜に


満月に見えない満月

 NHKラジオの夏休み特集で「子ども科学電話相談」が放送されていた。車を運転している時に聴いた。

「もしもし、どうして金星は赤くなって消えてしまうんですか?」

回答者は空気の層が厚いとか、空気中の湿気のことなどを話していたのだが小学校1年生にどれだけわかったんだろうかなぁ。そう思いながらボクも妙に勉強になるなぁ、と納得していた。

 今日は満月。自宅に着いた時には月はかなり上空にあった。曇り空で空気は湿っぽいので月は赤っぽく見える。しかもカメラは手持ちなので2~3秒ほどの長い露出時間ではピンぼけになってしまった。まぁ、それでも赤い月っぽいのが見えたら今日の満月の姿はOK。


かなり生長したボケの実

 今朝は曇り空。周囲を見渡しても写真に写りそうな青空がない。仕方がないので地面を見たらコオロギが集いている草むらでボケの実が大きくなっていた。
 1枚撮影。 


ウーム暑い

 夜、妙に寝つかれない。
 理由はわかっている。窓を開けて外気を入れると確かに涼しくなる。ところが空気に含まれる湿気がジワジワと染みこんできて敷き布団をじとーっとなってしまうからだ。
 だから涼しさよりも鬱陶しさが先に立ってしまう。窓を閉めると湿気は入らないが暑くなってまた寝苦しい。
 体温で布団を乾かそうとムダな努力をするのだがダメですねぇ。どんどん泥沼にはまってしまう。

 仕方がないなぁと思い枕元にある落語のCDを適当に選んで聞くことになる。昨夜は金原亭馬生にした。聞いているうちにウトウトしてきたのだがCDを聞き終わったら目がぱっちりと覚めてしまった。

 そんなこんなでゴロゴロと布団の中で、のたうち回っているのである。それもこれも残暑厳しき折のためだ。

   何もない真っ白な日は幸せね暑さしのげば書くこともなし

 と、愚痴をこぼしながら本日のブログは生存証明のみです。ビールを飲む元気もありませんねぇ。


【本日のワイルド・メモ】カラス・スズメ・コウモリ(鳥じゃありませんが)・キジバト

全国優勝の報せ!


朝明けの中で

 朝方寝ていられないのは加齢の証拠なのか。それとも異様な暑さと妙な涼しさの妙なアンバランスさで目が覚めたのかよくわからない。仕方がないので布団からモゾモゾと起き出した。
 玄関を開けて一歩外に出てみる。すると東の空がうっすらと茜色になって明けかかっている。向こうの山が朝もやの中で微妙にかすんで薄墨を流したような感じで遠近感が出ている。
 と、まぁ少々ロマンチックな気分で写真を一枚。


うれしい便り

 昨日、「ステキな報せ」として一通のメールが届いた。
 常葉学園橘の軟式野球部が全国中学校野球大会で優勝したとのこと。昨日の魁新報にも小さく掲載されていた。
 ボクはメールで知ったのだが、常葉学園橘中学校野球部の部長さんがボクの元同僚のR先生とのことだった。

 彼が以前勤めていた職場で、彼にとっては晴天の霹靂とも言えるようなとんでもないことが起こり職場を去った。そして、今年の春から遠く静岡に赴任され顧問を担当してしたのだ。

 そして、アッと言う間に全国優勝の顧問である。
 彼にお祝いのメールを送ったら主力選手たちは担任しているクラスの子たちとのこと。さらにはサッカーの全国大会でも優勝したそうな。その選手たちも彼のクラスの子が多いらしい。W(ダブル)の全国優勝。Wの機嫌はVとVが2個連なってできたと聞いている。すごいなぁ。
 学校もクラスもダブルの全国優勝で盛り上がっているようだ。

 このように優秀な教師たちを手放す学校は、もっと「すごい」学校だろうなぁとつくづく思っている。
 それにしてもうれしい報せだった。これからも頑張ってもらいたい。エールを送ろう。

   あの「時」を忘れないから今がある君の行く道幸あれかしと


横手清陵学院

 出張だった。本当は行きたくないのだが・・・・。行く先は横手市。初めて横手清陵学院中学校・高校に訪問した。6年程前に合併して作られた中高一貫校である。

 校舎は打ちっ放しのコンクリートのデザイン。廊下は両側ともコンクリートなので何となく圧迫感はあるのだが教室は明るく広々している。
 また、県南地区唯一だと思う学食もある。以前は大曲農業高校にもあったのだが、おそらく今はないだろう。
 本日の昼食は以前の同僚であるM先生と一緒にとった。明るくてちょっとしたカフェテラスの雰囲気である。

 で、本務は何かと言うと陸上競技新人戦の抽選会。初の出席。暗号のような言葉が飛び交う。競技の名前を短くして言われるとチンプンカンプン。例えば原子力発電所を「ゲンパツ」と言うように・・・。でも大丈夫。雰囲気で何とかなります。

 出席の顧問は大会の成功のために懸命に準備作業をする。こんな現場もあるんだなぁと思った。勉強になった。

 夕方、校舎を出る時に横手清陵学院の入り口付近で1枚撮影。懐かしい人にも会えた。そして、新しい若い人たちにも会えた。良い一日だった。



と、言うわけで今日は楽しく過ごすことができた。明日から普通の日に戻る。それはそれで楽しい日になる。さぁ、頑張ろう。これにて本日のブログは終了。ビールだビール。

爽やかサギソウ


雲とクモ

 「飛行蜘蛛」という本を持っていた。今もあるはずだが本の山に埋もれて発見は無理だろう。
 山形県の錦三郎さんという方が執筆された本である。。雪の降る頃になると蜘蛛がお尻から糸を長ーーーく出す。その糸が風に乗ったら蜘蛛は糸に乗って空中に旅立つ観察記録だった。「雪迎え」とか何とかと書いていたような気がする。

 ボクもその風景を見たことがあるようなないような。子どもの頃、秋が深まった頃になると空中には輝くクモの糸が銀色に輝いていたような記憶がある。そして雪は村に音もなく降ってきた。

 今日、職場の窓の外にはジョロウグモ(かな?)が巣をかけている。遠くには処暑ではあるが夏雲が広がっている。逆光なので蜘蛛の巣はまったく見えない。蜘蛛だけがシルエットになっている。雲の中に蜘蛛の影が浮いているようだ。足の黄色と黒のタイガー模様がかすかに見える。これはこれでとてもカッコ良いなぁ。と、思った。蜘蛛の嫌いな人はゲゲッとなるでしょうけどね。

 もちろんボクも蜘蛛の巣に顔や体がひっかかるとうっとうしいのではあるが・・・。


暑い中ひっそりと涼しさが

 昨年、勤めていた職場にも今のシーズンにサギソウの鉢植えが飾られていた。先日、現在の職場の入り口に飾られているサギソウの鉢植えに気づいた。
 写真を撮っていたら、その撮った写真を何に使うのかと声をかけてくれた。ウームと答えながらシャッターを押した。
 それにしてもシラサギの飛翔形に良く似ているもんだ。暑さの中で涼しさを届けてくれる。

   暑いから満開になる花もあり翼広げるサギソウ涼し


高校野球リーグの結果

【秋田市】
 金足農 12- 0 秋田工
 秋田中央 9- 2 秋 田(7コ)
 秋田南 12- 1 高 専(8コ)
 秋田商  5- 1 新 屋



何だかイマイチ調子が出ないなぁ。と、言うわけで本日のブログは生存証明。これにて終了。
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