ハグラン


ハグラン

 暑い。一歩外に出ると背骨の付近を水路になって汗がツーッと流れ落ちる。なんてこった。テレビ画面の天気予報を見ると秋田県内すべて30℃を超える真夏日である。
 ぼんやりとラジオの天気予報を聞いていたら
「秋田県内は今朝からはげ上がっています」
「なにっ!!??」
それだけ暑いのである。続いてアナウンサーは
「熱中症にご注意下さい。水分を補給してお過ごし下さい」
なるほど熱中症か。ボクらが子どもの頃には「ハグラン」と言っていた。もちろん熱中症なんて言葉はなかった。
 暑い時に遊んでいると近所のおばさんたちが
「ハグランになるなよ」
と、声をかけてくれた。今それを考えると熱中症のことだったろう。暑い日に具合が悪くなったり突然倒れて意識をなくしたりする。わけがわからなかったはずだ。救急車なんかなかった。冷やしたりあおいだりして回復させていた記憶がある。熱中症は新しい言葉のように聞こえるが、ボクらにとってはハグランなのだ。
 グラウンドでは陸上部諸君のために簡易テントを張り日除けを作る。その下で休みながら部員はグラウンドを走り、跳び、投げるのだ。がんばれ若者たちよ。
 そして、野球部の防球用のネットにはアブラゼミの抜け殻がしがみついていた。

   アスファルトゆらゆらゆれる35℃燃えよ陽炎キラリ逃げ水


勝手に雄物川町Hi-Rock観光協会(4)

 「今宿の大柳(市神様)」である。沼館の町中、スタルヒンの碑のあるすぐそばに大きな柳がある。車で通ったら気づかない可能性もある。自転車で通ると、でかいなぁと思う。

 歴史などを案内板から見てみると樹齢は300年以上。江戸時代からしめ縄を巡らして「市姫神様」として崇められてきたとのこと。江戸時代の紀行家である菅江真澄がこの地を訪れた時に、大柳のことを著書「行きの出羽路」に書いたことで有名になったようでもある。なるほどねぇ。菅江真澄は秋田県内を歩いていろいろな場所を紹介している。
 商売繁盛・縁結びに御利益があるらしい。まぁ、ボクには関係ないね。そう思いながら帰ってきた。

 大柳を離れて、ズーッと疑問に思っていた「市川団之丞の墓」を見に行くことにした。市川團十郎なら有名な歌舞伎役者なので名前を聞いたこともある。その弟子なんだろうか。それとも・・・・。と、不思議だった。
 ところが墓のあるお寺に行ったが団之丞の墓がわからない。みつからないのだ。キョロキョロとお寺の中にある色々な墓に刻まれた戒名を見て歩いたのだがわからないのです。

 結局あきらめた。で、案内板だけを読んでみた。そうしたら波瀾万丈の人生を送りながらも「岡本新内」の創始者だったとのこと。「岡本新内」そのものがわかりませんけれど・・・。本名は泉庄吉。山形から若い頃に江戸に出て市川團十郎の門に入ったが、故あって江戸を去り雄物川町に至ったらしい。明治12年51歳で生涯を終えたとのこと。「岡本新内」のDVDを雄物川の図書館で貸し出しているらしいのでそのうち借りてみよう。

 この「故あって」とは何だろう。師匠との軋轢。女から逃げた。いろいろ考えられる。まぁ、それらのすべてが波瀾万丈なんでしょうね。

 どうも今回は「勝手に観光協会の会長」として腑に落ちない点が多かったぞ。


【本日のワイルド・メモ】ホオジロ・カラス 確認できたのはこんなものだった。ホオジロは杉の梢にとまって鳴き交わしていた。「一筆啓上つかまつり候」ではなかった。何だか短縮形だ。「一筆書くかい」と鳴くと遠くから「一筆書いて」と鳴き返している感じがした。暑さで鳴き方を省略しているのかもしれないぞ。ウーム。


今日から宴会の日々。がんばろう。これにてブログは閉店です。
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