老化防止の方法として


夕日の前に

 日中は抜けるような秋の青空が広がっていた。夕方になって少し薄雲がかかってきた。それでも西の山際に沈む太陽は木々の間から夕焼けの色を届けてくれる。


ギター

 音波の話が出てきたのでギターを引っ張り出した。ハーモニクスなどを説明するためにはとても便利である。
 基本的にはアコースティックギターが便利なので、ちょいと図体がでかいのであるがそれを見せる。そして弦を1本ビーンと弾く。だがそれでは全然おもしろくないようだ。

「レット・イト・ビーを演れますか」
「スカバロー・フェアを弾けますか」
「エレキギターを持ってるんすか」

などと聞かれる。彼らもボクの年齢に気を使って古い曲ができるかを聞いてくるらしい。もっともボクも年齢を44歳ダゼ???と言っているのだが彼らにはお見通しかもしれない。当たり前ですけどね。教員生活をやって44年目にはなると言う意味なのだが・・・・

 それはともかくとして「スカバロー・フェア」懐かしいなぁ。以前はアルペジオでなんとかポロンポロンと弾けたのだが今では妙に指が動かない。
 アリャリャこんなはずじゃなかったのに・・・。慌ててギターを抱え直して練習してみた。指使いをなかなか思い出せない。いや、すっかり忘れてしまった部分もある。ヤバイっこれじゃあ完全に老化現象だ。
 思い出すために間違ってもいいから少し早弾きで指を動かしてみたら何とか思い出してきた。近いうちに彼らに披露しよう。

 まぁ、ギターも老化防止にはなるかもしれない。でも、久しぶりに触ったら指先が痛い。それでも少し頑張ってみよう。


夕方の帰りの山道は真っ暗闇だ。山道の真ん中のセンターライン付近に2匹の生まれたばかりの子猫を発見。誰かが捨てたのか。本物の野良猫の子どもなのか。スピードを落としてひきつぶさないように静かに通り過ぎた。拾ってこようかなぁと一瞬心が動いた。でも、飼えるわけがない。と、思い通り過ぎてからスピードをあげた。鬼の心で・・・

   捨て猫は人の生きざまあらわして子猫寒々心しんしん

本日はこれにてブログ終了。少し疲れ気味です。

甲子園勝利の議論


秋の空高く

 午後から晴れ上がった。風も冷たくなっている。秋の空には高いうす雲がかかっている。午後7時の帰り道は真っ暗になってしまった。

  秋晴れの高き青空見上げつつ幼き赤子の健やか祈る


気になる記事

 ♪この木なんの木気になる木
 こんなCMの歌がある。「この記事なんの記事気になる記事」と字余りの替え歌を作りたいくらいだ。高校野球に関して気になる記事を読んだのでブツブツと勝手につぶやくことにする。

 2010年9月25日の魁新報と朝日新聞に秋田県の高校野球(硬式)が13年連続で甲子園で勝っていないことを取り上げた記事が掲載された。
 魁新報の見出しは『甲子園で勝つためにはどうしたら・・・「戦略練る」知事明言』そしてサブの見出しには『9月県議会一般質問に答える プロジェクト委発足へ』となっている。
 朝日新聞は『甲子園勝ち星 県挙げ支援~有識者委設置へ~ 夏13年連続の初戦敗退、見過ごせぬ』である。

 9月定例県議会の一般質問で自民党の鶴田議員が次のような指摘をしたことから始まったようだ。

「教育的な見地からすると、勝つことがすべてではないかもしれないか、もはや見過ごすことはできない」

 以前から色々な場面で佐竹秋田県知事は高校野球の勝利についての発信はしていたのだが・・・。
 ボクはこれを読んで「フーンまたまた変な議論を始めたなぁ」と思っている。甲子園で勝つことがそんなに大切なのか。当然、県内から出場したチームのほとんどには応援している。確かに勝てば嬉しい。しかし、勝てばいいのではないと常に考えている。

 鶴田氏も議論の中で高校野球は教育の一環であると一応断りを入れている。しかし、その裏に単なる人気取りかもしれないなどと勘ぐってしまう。

 プロジェクト委発足とあるがどんなプロジェクトになるのか。
 たとえばその議論の行方が甲子園の勝利をめざした拠点校を作り、その支援となったら不公平な話だ。
 優秀な指導者を導入するのだとしたら・・・。これまで優秀な指導者を何人も流出させていることをどう考えるのか。
 全国優勝させた指導者から話を聞いたところで何になるのだろう。いや、なりはしない。何だか英語の構文のような感じだが。
 あるいは仰天プランがあるのだろうか。たとえば高校野球に特化した高校もしくはスポーツ学科でも作るのか。まぁ、そんな勇気はないでしょうね。

 つまり、有識者(何を知ってるのか疑問でもあるのだが)を集めてアーでもないコーでもないと話をするだけだろう。

 ところで10月8日から始まる秋季東北大会に出場する学校が決まっている。

 青森:光星学院・青森山田・弘前工
 岩手:盛岡中央・一関学院・花巻東
 秋田:大館鳳鳴・横手城南・大曲工
 山形:酒田南・鶴岡東・山形中央
 宮城:仙台育英・東北・東陵
 福島:聖光学院・日大東北・学法福島

 私立高校が13校。公立高校は5校。つまり、野球に特化した私立高校が出場していることが一つの特徴である。さらに山形中央のように公立であっても体育科があるチームも選手を集めるためには有利であることもわかる。
 その中にあって秋田県はどうか。3チームとも公立高校。今、秋田県内で野球に取り組んでいる私立高校は明桜しかない。確かに選手を集めているような話も聞こえてくるが・・・。
 秋田県は公立高校で甲子園をめざしているチームがほとんど。各校の切磋琢磨が身上なのだ。そこに夢がありロマンがある。それを余計な「てこ入れ」をすることは秋田県の特徴をゆがめることにつながる。もちろん「心ある」私立高校の甲子園への取り組みは応援する。

 いつかは甲子園で必ず勝てる。いや、もしも勝てなくてもいい。甲子園をめざして甲子園で勝つことを目標にして努力する球児たちや指導者たちをしっかりと見守ることや支えることが行政の役割である。

 行政は余計なことはすべきではない。やるべきことは黙ってお金の支援をするだけで良い。そして、知事は本気で高校生を考えるのだったら県内企業への就職支援を積極的にやることを最優先すべきだ。人口流出を止めるためにも。高校野球は今の秋田の高校教育において最優先課題ではない。まったく。


腹立ちまぎれで本日のブログは終了。ウーム・・・。
 

雑誌データ化への道


雑誌の裁断読み込み

 古い雑誌類が山ほどたまってしまった。
 CQハムラジオ、バーダー、シンラ、野鳥、ラピタ等々。これらの雑誌類が高さの累計でおよさ4~5メートルはあろうか。それを1メートル程度の高さに何列も積んでいる。一畳の畳が完璧に埋まっている。邪魔になってきた。
 そのまま雑誌類は捨てようかなぁと思っていた。でも、何となくもったいない。「紙を大切にしない人間にろくな人間はいない」と死んだ親父に叱られそうだ。「紙」は「神」にもつながり「髪」にもなる。とても大事なものだ。それでも邪魔なものは邪魔だ。おそらく一生読み返すこともはないかもしれない。

 ネットを見ると一冊100円前後でPDF化してくれるサービスがあるらしい。300冊で三万円。500冊でも五万円。頼んでみようかなぁ。
 調べて見たら何と言うことでしょうサービス会社は軒並み「雑誌類はダメ」なのだ。雑誌の紙質は薄く静電気が起きやすいために機械にひっかかってしまうらしい。

 しかし、待てよ。ボクはFUJITSUで発売していたスキャンスナップのカラーイメージスキャナの古いバージョンfi-5110Eと新しくなったスキャナ ScanSnap S1500それぞれ一台ずつ持っている。ちょっとした書類のPDF化のためやアンケートのまとめに使っていた。優れものである。おまけにアドビのアクロバットスタンダードが標準で附属している。このソフト一つだけでも買いの機械である。
 だが正直言って我ながら宝の持ち腐れ状態だとも感じていた。新しもの好きですぐに飛びついてしまう悪いクセがあるのだ。
 自分自身で雑誌を裁断してカラー イメージ スキャナ ScanSnap S1500でスキャンする方法を試してみる方法はあるかもしれない。思ったらすぐに実行だ。しかし、裁断機がない。
 ネットで調べたらCQ一冊をスパッと切れる裁断機がアマゾンから一万円ちょっとで売られている。欲しいものは買ってしまうポチッと精神ですぐに発注。
 先日、裁断機が届いた。でかいし重い。早速CQを裁断してみたら結構良く切れる。まさに紙のギロチンである。

 裁断したCQをコマーシャル部分を取り除きスキャンスナップで読み取らせたら約200ページを一度もエラーをおこさず数分でPDFとして読み取った。ファイルサイズは100Mb程度。サイズはでかいなぁ。でもまぁ仕方がない。

 どんどん裁断しどんどん読み取ることにした。昨夜まで2mほどの雑誌の山が片付いた。

 このデータをどうやって本のように読むかだ。iPadで読み込めばかっこいい。当然、それはトライする。
 さらに普通のウインドウズマシンでPDFはアドビリーダーで読める。しかしこれは書類用のリーダー。下から上にページが繰り上がってくる。ページの多い本は見開きにならないから読みにくいし見にくい。
 そこで登場したのが「Adobe Degital Editions」と呼ばれるアドビのフリーソフト。これは良いすごく良いのだ。ディスプレー上に見開きの一冊の本が登場する。読むか読まないかは別にして眺めているだけで妙に嬉しくなってしまうソフトだ。

 今、やることは時間がある時に雑誌の山を裁断して読み込んでゆくことだ。本棚や床のスペース確保のために・・・。ただし、「楽しい授業」「子どもの科学」「本の雑誌」の雑誌類と普通の単行本は裁断する気はありません。やはりそのままで保存しておきたい。今、悩んでいるのは「釣りきち三平」の週刊誌特別バージョン数十冊を裁断しようかどうかである。

 そうそう一冊100Mbほどの大きなファイルサイズはアドビのアクロバットで約50%までリサイズできる。これは寝る前に作業させてやれば朝まではすっきりとなっている。

 とりあえず約一畳と約5メートルほどのスペース確保ができた。物好きの戯言でした。お粗末。


本日、発熱で1週間入院していた「とわ」が退院。子どもの生命力はすごいなぁと感嘆。そんなわけで本日のブログ終了。

うすはりグラス


竜の雲

 夕方、帰宅の時に西の空を見たら薄曇りの中に竜が大空から向こう側に下ってゆくような雲が見えた。まぁ、あくまでもボクの見た目だ。
 なかなかに格好いいなぁと思いながら1枚撮影。外は強い風が吹いていた。
 ここ2~3日間で急に気温が冷え込んでしまった。その寒かった日々を非日常的な生活で酒ばかり飲んでいたのでカゼ気味で少々グスグスしている。
 竜がこらしめのために降りてきたのかもしれない。まぁ、それはないけれど・・・。これからは少し真面目に生きなければ。


ビールが美味い

 何気なく見ていたイチローのCMがある。このCMを見ながら、MLBで10年連続200本安打達成はすごいことだ。でも、一番搾りのビールを飲んでいるんだなぁ、くらいに思っていた。

 先日、東京に行った人のお土産として軽い軽い物体をいただいた。手触りでコップかグラスだとわかる。あまりにも軽いので紙コップかプラスチックのコップかなと思った。
 おそるおそる包みを開けると透明なグラスがあらわれた。グラスの厚さが(薄さが?)タマゴの殻に似ている感じである。グラスの端っこをちょっとはじいてみると硬い感じの音が響く。音で材質の薄さがわかる感じがした。
 このグラスこそイチローがCMでビールを飲んでいる物と同じ材質とのこと。一番搾り350mlを入れるとちょうどグラス一杯になる。写真では少し泡が出過ぎたのでズズズズと泡をすすってから写真を撮った。だから一番上まで泡が出ていないのが惜しい。もう1枚撮ろうと思い缶ビールを出そうとしたら「バガケッ」と言われてしまった。だから写真は泡の少ないコップになってしまいます。ハイ。

 さて、このグラスはあまりの軽さにヒョイッとグラスを持ち上げ過ぎてしまう。アレレレレと思いながら飲んでみると、なぜか美味いですねぇ。缶ビールは缶から直接飲むのを主義としているボクもこれだったらグラスで飲まなくてはと思ってしまう。

 と、言うことで本日もグラスを傾けたいのだが今宵は残念なが我慢する。絶対に・・・。一日ぐらいの休肝日を設けなくてはとボクは意志薄弱になっているのだ。酒飲みの風上にも置けないのです。

 素敵なお土産ありがとう。自称天才クンへ。


先にも書いたがグスグスと鼻炎気味である。急な冷え込みと不摂生からだろう。鼻の裏側が妙にかゆくて鼻水が出てティッシュの消費量がハンパではない。そして鼻をかみすぎての鼻の周りが真っ赤になってしまった。今日は早めに休まなくては。これにて本日のブログは終了。

お神楽


八幡神社祭典

 朝から素晴らしいスカイブルーである。昨夜の宵宮に続いて今日は本番の祭典。祭典は宮司さんや巫女さんたちが5人集まって1時間ほどのお神楽である。

 今日はその祝祭の儀式を最後まで見た。主任の宮司さん(と、言うのかな)の「かけまくも かしこく」の恭しく呼びかけから始まる。笛、太鼓、そして鐘のリズムがとても良い。序破急というのだろうか、速くなったりゆっくりとしたりしながらお神楽が進んでゆく。

 お神楽の途中では日本刀をギラリと抜きクルクルと軽やかに振り回す。そして巫女さんは鈴や笹の葉をもち参加の人たちに祝祭のお裾分けをしてくれた。
 日本古来から伝えられたリズムであり踊りに地元にある八幡神社の祭典を楽しんだ。
 この1時間のお神楽の模様は映像や音で残す必要があるかもしれない。禰宜さんや巫女さんが5人集まる祭典はそんなにないかもしれないからだ。これも一つの文化である。来年の課題にしたい。

 そして、お神楽の後は皆で今年の豊作やこれからの健康を願い皆で乾杯。楽しい一日を過ごすことができた。

 祭典を運営する係としてこの二日間携わった。若い人たちが進んで運営をしてくれたのでとても助かった。だからボクはズーッと飲み続けているだけで良かったのである。無事、秋の祭典も終わった。


秋の高校野球の結果

【第3代表決定戦】
 大曲工  7- 3 横 手
【決勝】
 大館鳳鳴 4- 0 横手城南

これで大館鳳鳴、横手城南、大曲工が山形で開催される東北大会に出場する。何だか行ってみたいなぁと思い始めている自分がいる。


非日常の世界に二日間どっぷりと浸かっていた。普通の自分に戻らねば。と、言っても何が普通で何が日常なのか。毎日が非日常なのかもしれない。それでも明日からは仕事も始まる。ちょいと気持ちのリセットをしよう。

故郷の祭


湯の又のお祭り

 子ども神輿である。30年以上前からボクの住む地域の宵宮での行事となっている。それにしても子どもが少ない。大人(老人)の方が断然多い。出発前には3人の子どもしかいなかった。それでも神輿が帰ってきた時にはその他の地域の子どもたちも混じって17名ほどに増えていた。
 子ども「宝」という言葉が実感だ。

 前にも書いたことがあるのだが何度読んでも良いなぁと思うので「親の願いをこめて」を。故郷の良さはこんな感じです。

親の願いをこめて

 うれしいときも
 かなしいときも
 まぶたにうかぶ
 ふるさとの山川
 父母きょうだい
 友の顔
 八幡さまのお祭りに
 お神輿かついだ思い出を
 何処にありても忘れまじ
 わが子の行くさき幸あれと
 佳き日におくる親心

   昭和56年9月13日
          台林の祭


秋季高校野球の結果
【準決勝】
 横手城南 4- 3 横 手
 大館鳳鳴 5- 2 大曲工

ウーム・・・・。明日ですねぇ。



今日は朝からお祭りの準備。今宵は宵宮。少し酔っ払っています。生存証明で本日のブログは終わりです。

ラグビーこそ我が人生を見て


久しぶりの鳥海山

 稲刈り真っ最中である。コンバインや軽トラックが田んぼで活躍している。曇り空の夕方。遠くには鳥海山が見える。そして、太陽は薄曇りの中でうっすらと輝いている。久しぶりに金字形を見た気がする。刈り入れの音が胸に響く。



強いだけでは勝てない

 全県新人戦の時に携帯電話が鳴った。
「もしもし、今日放送されたラグビーの番組良かったですよ」
「旅館にいるから見ることでネーべ」
「来週、再放送があるから見てください」
「わかった」

 その番組はNHKプレミア8「ラグビーこそ我が人生~強いだけじゃ勝てない~」だった。
 早速、再放送を録画。そしてDVDにして番組を見た。番組は1時間半。エピソードはたくさんある。その中から印象に残ったことを少しピックアップしたい。

 関東学院大学ラグビー部部長春口廣61歳。彼の波瀾万丈とも言えるラグビー人生をたどった番組である。
 3年前に大学日本一になった絶頂期に部員の大麻問題が出て彼は監督を辞任。しかし、部員の強い願いで部長として復帰しラグビー部の再起をかけている。

 春口は37年前に日体大ラグビー部から24歳の時に赴任した。その時、関東学院大学のラグビー部は三部リーグで部員は8人だった。そこからチーム作りを始めた。

 彼は部員に「早・慶・明と対戦するんだ」と話し続けた。部員からしたら夢のまた夢のような話だった。しかし、彼は言う。

「大きな夢を持たなければそれは実現できない。三部リーグで勝つ。あるいはその試合だけをやるのでは夢は実現することはない。小さな夢を積み重ねて大きな夢を実現するのだ」

 そして、着実に一歩一歩チームには力が付いてくる。9年かかって二部にあがりその後二部で優勝。一部の拓殖大学との入れ替え戦。ノーサイド間際の奇跡的なプレーによって勝利し一部昇格。ここまで来るのに10年以上はかかった。春口の夢を実現するまではかなり近くなってきた。

 しかし、春口一人での指導には無理が出てきた。そこに招いたのが後輩の河西コーチだった。教員になるのが難しくて食堂の係としてラグビーに携わってくれたそうだ。それでも文句を言わずにラグビーが好きなのでとにかく一生懸命に部員と監督の間をつなぐ貴重な役割を担った。ところが一部の優勝がかかったときに河西コーチは突然の交通事故死。しかし、チームは一部優勝。
 その時に優勝は自分が実現させたと思っていたと春口は言う。だが、やがて河西コーチの存在の大きさを知ることになる。
 春口はチームが強くなってきたのと同時に規則を厳しくしていった。当然、部員との間に亀裂が入ってくる。そんな中、寮内で喫煙をした部員三名を退部に春口は追い込む。部員との亀裂は一層深まり春口は悩む。河西コーチの存在の大きさに気づく。
 そのことを聞きつけた日体大の恩師綿井さんから連絡が入る。綿井さんは入院中だった。春口は病院にかけつけ部の運営について恩師と話し合う。恩師は言う。

「ラグビーが好きな学生にラグビーをさせないのはなぜ?」
「だって部の規律を乱している部員はダメでしょう」
恩師はさらに
「煙草を吸うのだったら煙草を吸わないように指導して、ラグビーを続けさせることが大事なことではないか。君もラグビーが好きだからわかるだろう。ラグビーを取り上げられることがどんなに辛いことか」

春口はコーチの存在の大きさ。自分の傲慢さなどに気づいてゆく。

 番組の中で何回か春口はラグビー精神を話している。

「ラグビーは自分が目立つのではなく人を生かすこと。トライではなくトライする人を支えてゆくこと」

なるほどなぁ。と、テレビ画面を見ながら納得するボクがいた。

 そして、初の大学日本一を決める国立競技場のこと。その年は積雪があり国立競技場は雪に覆われていた。
 ラグビー協会から「関東学院は部員が多いから試合に出ない選手を雪かきに出してくれないか」と要請された。4年生も含めて百人近くの部員が雪かきに行った。そして、試合が始まる前にはきれいな芝生が出て決勝戦がおこなわれることになった。その時の4年生がしみじみ言ったという言葉がいい。

「これで初めてチームの役にたったなぁ」

。その言葉を聞いたときに春口は「勝った」と感じたそうだ。百人を超える部員全員が一つになった。「負けるわけがない」と。

 春口監督のモットーは部員が百人を超えようが全員で練習する。これを大事にしている。素晴らしいことだ。

 この番組を見てあらためて「一人は皆のために、皆は一人のために」を信じることができた。

 強いだけじゃ勝てない。そこに「人の存在が必要なのだ」と思った。
全てのスポーツにつながる話だなぁ



今宵は若き友人の受験終了のご苦労さん会と就職の激励会で一杯やります。本日のブログはこれにて終了。

明治潜穴公園


明治潜穴

 彼岸の墓参で宮城まで一っ走り。
 道中はズーッと雨。宮城鹿島台町から松島町に抜ける所に品井沼と呼ばれる場所がある。品井沼は役に立たない湿地帯だったようである。その利用のために伊達家の時代(元禄時代)から干拓事業がなされてきた。その際に品井沼から松島湾へと水を抜くための排水路を設けた。それが潜穴ということのようだ。
 今日はちょうどその場所を通ったので「明治潜穴公園」に寄ってみた。雨が降っているので詳しくは見てこなかったが、元禄時代からの古い歴史を垣間見た。


東北道

 午後5時半頃。夕方の東北道。北上付近まで帰ってきたら雨があがり始めた。それでも外気温は15℃前後。秋雨前線の加えて寒気が日本全体を覆っているとラジオの天気予報では報じていた。
 急に寒くなってきました。


と、言うわけで我が家に到着したのが遅くなった。これから塩竃市場から直接買ってきた秋刀魚の塩焼き。はらわたの部分に醤油をたらし大根おろしと一緒に骨ごとゴリゴリと食べる。ほのかな苦みと味わいがこたえられない。そして、イカの刺身と秋刀魚の刺身もついでに作りビールを一杯飲んで明日に備えます。本日は宮城往復をしたので少々疲れ気味。生存証明でブログ終了。
 

三日坊主また良し


ヤマボウシの実

 先日「ぱぱ」さんに聞いたヤマボウシの実が我が家でも稔った。確認したらとても美味しそうになっている。大きな桑の実を連想させる形である。違うかなぁ。
 今回は写真を撮影しただけ。もう少し時間が経過したら頬張ってみようと思う。


泥棒を捕まえてみれば・・・

 まったくなんてこったですねぇ。大阪の検事が押収したフロッピーディスクを書き換えた改ざん事件がおきた。それも腕利きの検事だったらしい。
 しかも理由が「誤って書き換えてしまった」と言っているようだ。この言い方は「言い訳はなんとでもできますよ」と言ってるように思える。まぁ、否定さえすれば何とかなると、泥棒にも利があると開き直っているように感じる。
 この人が取り上げた大きな事件は有名なものがあるようだ。例えば村木さんという女性が起訴された郵政事件があった。そのまま村木さんが有罪になって、冤罪事件が起きたらどうなるんだろうと考えてしまう。幸い先日、裁判所の判決が無罪になったからよかったものの・・・。
 まぁ、ボクも裁判所の判断には信じていない部分もある。話にならない点が少なからずある。真実は何かをしっかり捉えることがないのだ。
 検察、あるいは訴えた側の作ったシナリオ通りに事件をに対して判決を作り上げて罰してゆくことがある。恐ろしい話である。頼むよ司法の正義を・・。まったく


飽きっぽさも良し

 何にでも手を出してしまう。秋田弁で言う「腐れタマグラ」である。つまり何にもはまってしまうが役立たない金具の意味だ。

 とにかく、ちょっと手を出してみてすぐに飽きてしまう。これじゃあなぁと思っているのだが・・・

 ところが先日の魁新聞(2010.9.16付)に『三日坊主でいいと思います』のコラムが掲載された。読んでみて勇気がわいた。内容はおよそ次の通り。

「三日坊主で終わった自分を責めるのではなく、最初の一歩を踏みだした自分をほめてあげてください。どうせ続かないからといって行動を起こさなければ何一つ手に入らない。いつか始めようと思って足踏みしていること事態最大の機会損失であることに気づこう。スタートしたそのことの中にこそ、大きな可能性がある」

こんな内容である。なるほど自分都合の良いように考えればいいのだ。三日坊主でも悪くないのだ。腐れタマグラでもいいのだ。ただ、問題なのは「あぁ、やっぱり」と思う心である。善い言葉に巡り会ったなぁ。

 でも、中途半端に取り組んで「あーぁ辞めよう」と捨て去られたものがいっぱいあるなぁ。三日坊主だなぁ!!これも実感ですね。


秋季全県高校野球の結果

【準々決勝】
 大曲工  1ー 0 西 目
 横 手  5- 1 金足農
 横手城南 3- 2 秋 田
 大館鳳鳴10- 3 能 代

これでベスト4決定。秋の大会でベスト4に中央地区が残らなかったのは平成8年以来とのこと。この平成8年は能代商・能代・大曲工・西仙北の4校がベスト4だった。そして、東北大会には能代商・能代・大曲工が出場した。自分が顧問の時だった。懐かしい記憶(記録)が甦った。フフフフ楽しみだぜ。これにてブログ終了。酔っ払ってしまいました。

ADXAミーティング再び


ヒガンバナ

 5年前のこと。10月に兵庫の高砂市に行ったことがある。秋田国体準備のため兵庫(のじぎく)国体硬式野球の視察だった。
 駒大苫小牧の田中将大と早実の斎藤佑樹の投げ合いが注目を浴びた大会である。現在、ロッテに入団した八重山商工の大嶺も敗戦後に試合後のインタビューを受けていた。大会は非常に盛り上がっていた。

 その試合や観客の熱狂を見たのも驚きであったが、もう一つ印象に残っているのは高砂の市民球場(だったかな)へゆくために、ホテルから電車やバスを乗り継いで長い距離を通った道路の両脇に咲いていたヒガンバナ(彼岸花)だった。
 旅館の名前は姫路からバスで揺られて行った塩田温泉の「夢乃井」だったことが判明。
 茎の上にフンワリとした花が乗っているだけの花。華やかさはあるのだが妙に淋しさを感じさせる花だなと感じていた。

 まぁ、ボクの場合は2泊3日ほどの国体視察もいろいろな事情でムダ足だった。秋田国体は蚊帳の外だったからだ。まったく・・・。そんな思いもヒガンバナにはある。
 その花が今朝から職場の廊下に一輪飾られていた。窓を通しての逆光でシルエットだけが見える。それがなかなかに良い。そして、少し視点をずらすと彼岸花特有の色が見える。季節の花だなぁ。


面白かったなぁ

 一昨日の会話はやはり色々な事があった。まずはアマチュア無線。新しいカントリー(今ではエンティテイと呼ばれるらしい)の新しいのが二つも増える。2010年10月10日から適用になるので「テン・テン・テン」と言われてると伺った。

 ブログの製本化について。その後メールなどで製本化する方法を聞いていろいろと調べてみた。ところがボクのジオログでは簡単に製本するのは難しそうだ。GTファイルとかなんとかにならないのだ。もう少し調べて見なければいけない。いずれ、現在のブログの引っ越しも考えに入れなければいけないかも。

 女子高の良さについてもいろいろと話をした。これはなかなかに奥深くボクが考えていたことに妙にヒットした。

 そうそう、ヤマボウシの実を採ろうとして葉っぱに触れたら皮膚が痛くなった話もおもしろかった。家に帰って我が家のヤマボウシを見たら実がついている。そのうち収穫して味を確かめてみたい。

 民踊の話も良かったなぁ。エンタティナーとして将来デビューすると思われる若者の話題だった。今、気づくべきことは何かを話した。

 参加してくださった方と全員とお話しする前に酔いつぶれてしまった。まったくもったいない話だ。次に期待しよう。

 先輩諸氏(アマチュア無線ではOMさんたちとよぶ)に感謝感謝である。


名前は「とわ」

 先日、生まれた子どもの名前が決まった。ひらがなで「とわ」である。いろいろな漢字も当ててみたのだがシンプル・イズ・ベストで決めたようだ。
 いいですねぇ。

  永遠のしあわせ願い両親の決めた名前は「とわ」というなり

 元気に育ってもらいたい。それだけでいい。


秋季全県高校野球の結果
【2回戦】
 横 手  2- 1 新 屋
 能 代  7- 0 大曲農(7コ)
 秋 田 10- 0 大館工(6コ)
 鳳 鳴  5- 0 本 荘

これでベスト8が決定。
明日の対戦カードは、金足農-横手、秋田-城南、西目-大曲工、能代-鳳鳴
球児たちの健闘を見守りたい。


本日のブログはこれにて終了です。
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