ジャッジについて(1)
落葉松
先日、ラジオを聴いていたら青森県の岩木山で暮らしている人のレポートがあった。
その方の話によると今年の秋の紅葉は夏の猛暑のせいか全然良くなかった。それが秋も深まるにつれて紅葉がとても良くなった。その中でも落葉松の黄色がものすごく良くなったとのこと。
それはボクも感じていた。落葉松(からまつ)の葉が一斉に黄色になって山々を飾っている。写真は今朝チラリと見えた落葉松の黄葉。そうそう、我が家では「らくようしょ」と呼んでいた。
ホームタウンデシジョン
中国で開催されているアジア大会。11月16日の柔道女子48キロ級の福見選手が延長の末、判定で銀メダルになった。金メダルは中国選手である。
実はこの試合をボクもビデオでチラッと見たのだが、中国選手は本本の試合も延長戦になっても逃げ続けていた。
自分から技をかけるわけでもなかった。福見のかける技で体勢を崩されることの方が多かった。つまり、福見の方が圧倒的に攻めていたのである。
福見の仕掛ける巴投げから寝技に引き込もうとする時に、福見が相手選手の下になったように見え大観衆が沸いた。その歓声にモンゴル人主審と韓国人副審は惑わされたのではないかと日刊スポーツ紙では書いている。
テレビ画面を見ていて「完全にホームタウンデシジョンだなぁ」とボクは思った。
しかし、結果は福見の談話にすべてがある。
「自分の中では勝ったと思ったけど、投げないと意味がない。負けと同じです」
潔いなぁ。だが日本のコーチ首脳陣は「100人が見たら100人が勝ち」と激怒しているようだ。しかし残念ながら審判の判定は、どんなことがあっても絶対である。例え誤審でも・・・・。
話変わって。少し前の話になるのだが・・・・。ある球場に野球を見にいった時のことだ。どう見ても主審の判定が一方のチームに「ひいき」のように見える。試合の後にそのことを監督に話したら、軽く一蹴されしまった。
「それは、わかっていました」
「ンダベ!!ひでぇなぁ」とボクは同意を求めた
すると彼は
「でも、そんなことを考えたり、選手に言ったりしても状況は変わりません。彼らは試合に集中できなくなります」
「・・・」
「それが事実だとしてもどうしようもありません。対戦するのは審判ではなく対戦相手ですから、試合に集中する方が大事です」
ウームなるほど。模範的な答だ。その通りだと思った。
ここまで書いて、ジャッジについてもう少し書きたい。そこで内容的に字数が不足になってきたので次回に続きを書きます。
週末になりました。と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。