憧れる列車の旅


今朝は危なかった

 冷え込みから今朝は一転して雨。凍り付いた雪の上に雨が降ったら車はすべってしまう。仕事場に向かおうとして数分走った。一瞬気を抜いた瞬間ハンドルがきかなくなってしまった。車が道路にできた氷の上にのって滑っているのだ。ヤバイッ。ブレーキを踏んではいけない落ち着け。と、2~3秒後に安定。胸をなでおろした。
そんな朝だった。


最長片道切符の旅

 先日のクラス会での会話。

「仕事やめだら何するべ」
「オラだば畑やってるがら畑で野菜つぐればエー」
「んだなぁ」
「ブタの堆肥なば、なぼでも知ってる人から手に入る」
「なるほどなぁ」

 畑もいいなぁ。もちろんアマチュア無線に復活もしたい。しかし、すぐにできるわけではない。それなりの準備が必要だ。
 準備も何もいらないで時間を過ごすことのできることはないだろうか。

 そんな時に見たのが「BSベスト・オブ・ベスト」だ。関口知宏が出ている「最長片道切符の旅」を放映していた。日本全国の国鉄(今はJR)を同じ路線を通らず一筆書きのように走ると最長どれくらい乗れるか。と、いう企画だ。
 この時にひらめいた。格安の旅行もいいじゃん。と。

 今は亡き宮脇俊三が書いた最長片道切符のエッセイ本を持っていた。この本を読んだ時にも良いなぁ、行ってみたいぞ。とひたすら思った。
 このNHKの番組はその追体験ともいえるかもしれない。太っ腹NHKは43日間毎日のように中継番組を作った。それを関口知宏は電車や汽車に乗って走り通した(ようだ)。実はボクはこの番組では(15分×8回分)2時間しか見ていない。

 しかし、それでもこのテレビ番組は面白かったなぁ。自分で電車に乗っているようだった。そして、何よりも良かったのは関口知宏の素敵さだ。絵が上手い。サラサラと書いた絵日記があるので早速買い求めた(今日の写真である)。語りが良い。そして人との対応が上手である。

 で、彼を調べてみたら関口宏の息子。ってことは西田佐知子の息子である。ボクらの世代では関口宏よりは西田佐知子ですねぇ。何しろ「コーヒールンバ」なのだ。突然、歌ってみよう。

♪昔、アラブの偉いお坊さんが 
 恋を忘れた あわれな男に
 しびれるような 香り一杯の
 こはく色した 飲み物を教えてあげました
 やがて 心うきうき
 とっても 不思議このムード
 たちまち男は若い娘に
 恋をした

ボクもしびれました。その方の息子である。そして、なんと縁は異なもの。最近、読んでいた立川談四楼の『大書評芸』で小沢昭一著『雑談にっぽん色里誌 芸人編/仕掛人編』の書評があった。次のような文章が出てきた。少し長いが引用。

『(この本の中に)戦時中、大陸で従軍慰安所を経営した男も登場する。数多いエピソードの中で、関口軍曹こと当時の大スタア佐野周二(関口宏の父)が現れたシーンは新鮮だった。女達は客を放り出し、彼を取り囲み、少女のごとくはしゃいだと言うのだ。目立ち過ぎたためか軍曹は何もしないで帰ったと言うが、その一瞬は、自ら手を挙げて大陸へ渡ってきた女達であっても、束の間の休息であったことだろう』

お陰さまで、関口知宏のお祖父さんまで思い出すことができたのである。すごいなぁ。

 だから畑もいいのだが、時間ができたら最長片道切符は無理としても「結構長い片道切符」でも購入しよう。そしてノンビリと日本を南下あるいは北上してみるのも良いかなぁと思っているのである。やっぱり畑の方がいいかなぁ。悩みは尽きないのであった。


皆既月食

 明日は夕方から皆既月食が見られる。今のところ予報では何とか晴れそうである。夕方月があがってくる頃には食の最大の頃だ。通常の月食でも欠けた部分は赤っぽく見えるのだが、今回の月食は砂嵐のために真っ赤な月が見えると言われている。3年ぶりに見える月食。冬場だがチラッとでも顔を出してもらいたいなぁ。



これにて本日のブログは終了です。
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