カラスの話
アルビノ??
写真を見てください。これはカラスです。どこか変だと思いませんか。尾羽と風切り羽の一部が白くなっている。
先週、秋田市の某ホテルに泊まった。チェックインが終わり映画とコンサートの会場に向かおうとホテルを出た時の玄関でこの奇妙なカラスを見つけた。
まさか白いペンキに入ったわけではなさそうだ。部分的なアルビノ(突然変異)だと思う。
客待ちのタクシーの窓から運転手さんがパンをちぎって投げ与えている。ウーム。
あわててカメラを取り出して飛び去る前の一枚を何とか撮影した。望遠レンズでもないのでピントも甘いし見にくいが雰囲気は伝わるかなぁ。
タマゴドリ???
先日、3年生諸君の出校日のことだ。女生徒二人が近寄って話しかけてきた。
「タマゴドリの声を聴きましたよ(^ ^)(^ ^)」
「エッ(´o`)??」
「いつか話してくれた鳥の鳴き声です」
「アーッ(^-^)」
実は授業中の雑談で野鳥の会の会員であるボクは教室の外を飛んでいるカラスの話をしたことがある。
普段見るカラスには2種類あることや結構賢い鳥であることなどを話した。さらにカラスの機嫌が良い時には木や電柱のてっぺんにとまって「カーカー」とか「ギャーギャー」でなく別な鳴き声で鳴くんだゼと自慢げに話したことを思い出した。
実はカラスは物真似が上手な鳥だとも言われている。物真似ではないだろうが鳴き声がおもしろい時がある。
「タマゴ、タマゴ」
と聴こえるのだ。もう少し分析すると
「トゥワマゴ、トゥワマゴ」
こんな感じで聴こえてくる。だからボクはこの鳴き声のカラスを「タマゴドリ」と呼ぶことにしている。しかし、こんな話をしても誰も信じない。あり得ないという顔をしているのだ。まったく・・・。もっともカラスの機嫌が良いかどうかは定かではないのです。
まぁ、そんな話したことをすっかり忘れていた。
それが「タマゴドリを聴きましたよ」とニコニコと二人が話してくれる。彼女たちは覚えてくれてたのだ。そして新発見だったのだろう。目がニコニコと輝いている。よかったなぁ。と、思う。これから彼女たちがカラスを見るときには違った見方ができるだろう。その彼女たちも巣立っていった。
よく見ると嫌われもののカラスたちタマゴと鳴きて時には愉快
夕方からドサッと10センチの雪が積もった。おそらく30分くらいだったのだろう。これだから油断できない。そんなわけで本日のブログはこれにて終了。