余計な規制は息苦しさを


今朝も・・・

 もう雪のことは書きたくないのだが相変わらず毎日のように降ってくれる。だから写真もさっぱり面白味のないものばかり・・・。
 わが南外村湯の又から出羽丘陵を見た風景。一番高いところは(ハチモリ山)と呼ばれる小高い丘である。ハチモリ山は子どもの頃によく登った。特に春先に雪が消えるとハチモリ山の小さな祠に行ったものである。そんなことを思いながら写真を一枚撮影。

 そんなわけで今年の秋田県の地方紙魁新報の歌壇には豪雪の歌が多数詠まれた。

   十数首雪と闘う歌を読みさきがけ歌壇まさに豪雪


息苦しさ

 先日の朝日新聞(2011.3.8付)の声欄にアレッと思う投書が掲載された。
 群馬県の短大教員の小林さんという方が投書した『憲法の精神に沿わぬ国旗損壊罪』というものである。
 このことについて新聞やマスコミで見たり聞いたことがなかったのでオヤと思った。投書にそって簡単にまとめておくと次の通り。

『自民党が「国旗損壊罪」を新設する刑法改正案を提出する方針とのこと。
日の丸や君が代などが掲揚されたり斉唱されたりする式典の秩序は大切だと考えている。国旗や国歌を侮辱する言動にはいい気持ちはしない。
しかし、その場合でも思想や表現の自由は守られるべきだ。この自民党改正案では職務命令での処分では足らず、刑罰を明文化するとのこと。侮辱的行為は許さぬとはいえ、国家がいささかなりと規制を加えることには反対だ。
 日本国憲法は、誕生に至った歴史から、この種の自由さを可能な限り認めることを根本理念としてきた。
国旗国歌に常識的な敬意を払いつつも、異論を刑罰をもって封じ込めるような息苦しい日本にしてはならない。我々はそのような動きに敏感になる必要がある』

だいたいこんな内容である。

 この記事を読んでネットを見たら君が代の替え歌もダメとのことらしい。秋田弁でいう「あるもんでね」という書き込みが結構多い。

 今は亡き忌野清志郎が『冬の十字架』というアルバムを出した時に発禁になった。このアルバムに「君が代」を取り上げているからだ。レコード会社が発売を自主規制をした。お上からの達しではないのだ。
 だが個人レーベルのような形をとって通販で入手できるようになった。ボクも当然購入。聴いてみたがロックのリズムで君が代が別のバージョンになっている。これはこれで良いのだ。

 もしも万が一、自民党が提案しようとしている規制案が通ったらこのアルバムなんかは焚書ではなく、その昔ビートルズのアルバムレコードがアメリカで焼かれたように焚CD(ふんシーディー)になってしまうんだろうなぁ。それでも刑罰はなかった。

 息苦しい時代になってもらいたくない。最近、どんどん国民に対して規制を加える動きは間違いなく感じる。投書した小林さんの言うように「そのような動きに敏感になる必要がある」のだろう。

 以上、天邪鬼なボクの独り言でした。



本日は送別会がおこなわれる。一杯やるので例によって飲んでしまうと歯止めがきかない。ブログを落とす可能性もあります。そのために早めのアップ。これにて本日のブログは終了です。
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