恍惚の人


桐の花

 昨日、梅雨入りか?などと口走ってしまった。間違いでした。今日は少し肌寒い気温だったがカラリと晴れた。通勤の途中で紫色の花を見る。

 今日は桐の花1枚遠くから撮影してみた。楢岡川の岸辺の大きな木のトップである。薄紫色ってどこかで見たなぁと思ったのだが想い出した。どこかのおばちゃんの頭が紫色に染まっていることをである。ウーム。まったく桐の花と関係ないのだが・・・・。我が母校の校章も桐ですけれど。


大空に跳べ

 来週、運動会がある。4月末に実施予定だったが豪雪のためにグラウンドの雪は消えずコンディション最悪で1ヶ月半予定が延びた。今、LHRなどを使って練習がおこなわれている。この判断は正解だったと考えている。

 運動会はクラスの結束を確かめるための一つのセレモニーかもしれない。クラス別の対抗戦形式で楽しく仲間の気持ちがつながる行事である。手っ取り早く結果が出るのがわかりやすい。ただし、昔からボクは運動会が嫌いだった。走るのが遅いし運動神経が鈍いからなのです。

 さて、皆の練習を見ていると色々なチームがありおもしろい。段取りの良いチーム、なかなか上手に試技ができないグループ。上手なチームの様子を観察して自分たちのチームに取り入れる容量の良い仲間たち。来週の本番になる頃には、みんな上達しているんだろうなぁと楽しみになる。

 クラス対抗の集団縄跳びを練習している様子が妙にぎこちない。ロープを回す力がない。飛び上がるタイミングが合わない等々。若者たちが気持ちを合わせて健やかに大空に向かって跳んでほしいと願いながら練習につきあっていた。

     縄跳びの子らの足下つぶされた草の匂いは一二三四


老人問題

 1973年(昭和48年)森繁久弥と高峰秀子共演の映画『恍惚の人』が公開された。その映画がNHKBSプレミアムで放映されている『山田洋次監督が選ぶ映画百選』の中でオンエアされた。『家族扁』を50本の一本だ。

 DVDにダビングしながら鑑賞。いやぁー今から約40年ほど前に今の老人問題を取り上げているとは・・・・。

 自分に置き換えて考える(置き換えなくてもだけれど)と老人問題は切実だなぁ。オレももうすぐだわい。と、思った。UNKOを身体になすりつけたり・・・。まいるなぁ。
 昭和48年当時、老人は家族が面倒を見ることが普通の時代だったことも画面から伝わってくる。しかし、これからのボクら老人は自分のことは自分で考える時代だろうなぁ。

 森繁久弥が84歳として演じるボケ老人は鬼気迫るものがあり、何となく幸せそうな表情でもあった。義父の面倒を見るヨメ役である高峰秀子の演技が何ともつらい状況を映し出している。すごいなぁ。考えさせられた。



ITボーイのK君が「フリック入力教えましょうか」と言ってくれる。とりあえず不便はないので「大丈夫」と応えた。いずれ自分でもう一度確かめてからですね挑戦は。本日は久しぶりに屋外に一時間ほど出ていたので少々疲れた。これにて本日のブログは終了です。

ITジジイにはなれないねぇ


梅雨入り???

 3日連続でぐずぐずした天候である。日本の状況に似ている。何となくどんよりしている雰囲気だ。スカッとしないのである。

 夕方、帰宅途中で車に給油しようと近くのスーパーセンター・トラストに寄った。西の空に傾きつつある太陽が分厚い雲の中から時々顔を出す。何となく光芒が四方八方に伸びている感じがする。

 関東地方までは例年よりも2週間近く早い梅雨入りになったとか。もしかしたら東北地方も早い梅雨入りになるのかもしれない。

    厚い雲仮設住宅覆ったら結露で難儀するんだろうなぁ


フリック入力

 我が職場のK君が四角型の携帯(iPhoneと言うのかもしれない)の画面上で人差し指を上下左右にサッサカサッサカ動かしている。

「何やってるの?」
「文字を入力しています」
「それでどうやって入力できるの?」
「こうなってるんですよ」

と、やり方を見せてもらったら下のような文字配列が画面にあった。

あかさ
たなは
まやら
[]わ?!

 ア行だけだ。これでどうやって文章を入力するのか聞いてみた。K君は親切な若者。老人にも丁寧に教えてくれた。
 ア行の文字の上で上下左右に「はじく」ことによって『い・う・え・お』に変わってゆくことがわかった。

 例えば『あ』の上を左にはじくと『い』、上にはじくと『う』、右にはじくと『え』そして下にはじくと『お』になる。もっとワザはあるのだろうが基本はそんな感じ。
 はじくことを「フリック」と言うらしく『フリック入力』ということも習った。

 ネットを探したら練習用のアプリを発見。ITジジイをめざすならば自分でひそかに特訓してみることだ。そして、人前でヒョイヒョイと文字をはじいて入力して驚かせてやるのである。まったく物好きだぜ。

 ところが悪事を企てるとろくなことにならない。練習用アプリはレベルを判定してくれる。

「あなたのスピードは、かめ並みです」

うるさいなぁ。亀にブジョホーダベと思いながら何度も挑戦した。そのたびに表示されるのは「かめ並み」。そんなものかとあきらめて練習用アプリは消去することにした。でももう一度挑戦する気持ちは充分にある。負け惜しみですけど・・・。

 ITジジイへの道は遠く果てしないのである。


ツツジ

 職場の玄関から入ると真っ白なツツジが迎えてくれる。雨や曇り空なので特に白さが目立つ。あちこちではツツジが真っ盛りになった。



今日は少し疲れ気味かもしれない。何となくボーッとしていた。そんなわけで本日のブログはこれにて終了です。

七ヶ浜にて


仮設住宅

 宮城県七ヶ浜町。きれいな七つの浜があるから名付けられたと聞く。町の浜という浜を津波は襲った。

 知人の入居している仮設住宅を訪れた。親戚から預かった毛布などの救援物資を届けに行ったのである。

 仮設住宅は約200戸ほどの平屋の建物がずらりと並んでいる。知人の家族が入居できたのは4畳半二間6畳一間そして風呂場と台所があった。ここに3世代の家族が6人住んでいる。七ヶ浜の仮設住宅には家族構成によってこの間取りよりも小さな部屋もあるとのことだった。写真を見ると仮設住宅の向こうには瓦礫を積んだ山が見える。
 
 当面、2年間入居できると話しておられた。避難所から移り住んで間もなくだが少しずつ落ち着きを取りもどしつつあるとしみじみ語ってくれた。

 将来を考える余裕はまだまだ難しそうだ。海で暮らしてきた人たちである。海苔の養殖や生産などで経営が順調になってきたときの震災だ。震災で壊滅的な被害に遭ったとしても海から離れることはできないだろう。今後はゼロからの挑戦になると思う。
 しかし、これまで蓄積してきた海の男としてのノウハウはたくましく生きている。今の状況ではすぐに仕事をすることは無理だろう。海は生きている大丈夫だとも言う。

 ボクが野球部の顧問をしていた頃。練習後にマネージャーとおにぎりをにぎって部員に食べさせていた。七ヶ浜からはおにぎり用の立派な海苔を毎年プレゼントしてもらい部員のお腹に入った。

 この地では将来の住民の住み方構想がまだまだできていない。これからの喫緊の課題だ。行政の手腕に期待したいのだが・・・・。

彼がポツリと言う。
「生きていられたことに感謝しなくては」
ここからスタートだ。

 帰り際にボクの帽子につけていた『震災復興高野連バッジ』をプレゼントしてきた。

    知人住む仮設住宅訪れてガンバレ云わず元気でと云う


被災地をめぐって

 七ヶ浜町で被災した浜をぐるりとめぐってみた。瓦礫の片付けは1ヶ月前に行ったときよりも進んでいる感じがする。しかし、まだまだ入り口だ。1割も終わっていないようにボクには見えた。はるかな長い道のりを感じさせる。
 政治家たちよ。自分の都合ばかり考えないで被災地をもっともっと見てくれ。復興のために尽力してくれ。

 菖蒲田浜という宮城県内で有数の海水浴場があった(過去形なのがツライ)。そこの松原を見てアッと驚いた。直径30僂曚匹両召量擇タオルを絞るようにねじ切られている。津波のすさまじいエネルギーの一端を見た。



そんなわけで夕方南外に到着。高速道路の凹凸も削ったり盛ったりして少しずつ手直しが進んでスムーズに走れるようになっていた。ちょっと疲れましたので軽くビールでも飲んで寝ます。これにて本日のブログは終了です。

仙台は雲の中


宮城にて

 小雨模様。宮城の被災家族に親戚からいただいた毛布などの救援物資を届けに塩竃に来た。
 昼過ぎに到着。一段落したので仙台村に出てみた。気温は17℃前後か肌寒い。LANケーブルが欲しいので仙台駅前のヨドバシカメラに寄った。とても混んでいます。周辺のK電気やY電気が震災で十分な営業ができないので客が集中しているのかもしれない。
 店に入ったらポケットWifiの安売りをしている。ちょっと興味があったので展示されている場所でウロウロしていた。目ざとい販売のおねーちゃんに声をかけられた。
「Wifiに興味がおありですか」
「ウン…対応するエリアを知りたくて」
「どちらにお住まいですか。山の中とかは電波は届きませんけど」
「秋田ダンシ」
「エーっ秋田ですか。私は横手出身です」
「オーッそれはそれは。それじゃあ南外村を見てください」
と、まぁこんな会話を交わしながら対応するエリアをチェックしてもらった。するとまったく対応していないのである。山奥なのだ。ハイ。
ついでに横手市雄物川もチェックしてもらったらやはり対応は無理だった。残念。帰り際に
「ところで横手はどこの出身?」
「横手のサティーの近くです」
「なるほど。それじゃあ頑張ってください」
と、Wifiは買わずに帰った。なんて客だ。そのかわりLANケーブルを480円也で購入し最近発売のデジカメをチェック。オリンパスのデジカメXZ-1がいいなぁと手に取ったのだが今のところ買えません。家電は心揺さぶるワンダーランドだ。危ない危ないと思いながら店を出た。
 仙台の駅前を眺めると高いビルが霧(雲?)に隠れている。ベロタクシーが二台停まっていた。駅前付近では阪神タイガースの縦じまを着た人がたくさん歩いている。仙台は楽天の本拠地。セパ交流戦楽天対阪神の試合があるのだろう。夕方から小雨模様で肌寒さが一層増してきた。今日の試合はタフなものになるんだろうなぁと思いながら塩竃に帰った。

   肌寒き仙台の街雲の中震災復興足音聞こゆ



 昨夜、孫娘とわに久しぶりに会った。ボクはチョイとお酒を飲んだので写真を撮るのを忘れてしまった。しばらく会わないうちに重くなり大きくなり芸も上がっている。まだハイハイはできないのだが座って状態をクネクネさせて「あわわわわわ」の5拍子で休止符を3泊とってエイトビートである。さすがロックンローラーの孫は素晴らしい。近いうちにギターで伴奏をつけてやらねば。単なるジジバカですけれど…。




と、言うわけで本日のブログは塩竃で書いています。これから皆で一杯やる予定。これにて本日のブログは終了です。

勝手に大森観光協会


十二ノ木

 大森町八沢木地区。
 豪雪が消え道路両側の高い雪の壁が消えたら道路から50メートルほどの所にデカク太いゴチャゴチャした立木があるのを発見した。アレッこれは何だろう。安易な発想だがCMソングを想い出した。

  ♪この木なんの木 気になる木
   名前も知らない 木ですから
   名前も知らない 木になるでしょう

単なる枯れ木だと思い、その後はすっかり記憶から飛んでいた。ところが昨日のこと。帰り際に車で左側をヒョイと見たら新緑で大きな木がフンワリと覆われているではありませんか(^_^)y-
 逆光だったので写真は撮らずに今朝通勤の途中で一枚。調べてみたら横手市・大森町の指定文化財『十二ノ木』であることが判明。どうして『十二』と名付けられたのだろう。調べたら由来が次のようになっていた。

『十二ノ木~大きな槻の木に12の寄生木が彩りを添えて趣が深い名木です。樹齢1000年 ニレ科ケヤキ』

なるほどなぁ。沢山の寄生木が周りにとりついているから不思議な枯れ木だと感じたのだった。しかも樹齢が1000年。『共生』は長生きするためには大切なんだゼ。と、教えているかもしれない。少なくても『強制』や無理矢理の『矯正』では長生きしないってことなのでしょう。
 名前の無い木や草花はないと言う。すべてに命名されていて、ただ単に名前を知らないだけとのこと。要するに勉強不足なんでしょうね。

 十二ノ木を目の前にして長い時代をみつめてきた樹木に少し頭が下がった。


みそやき

「今日、みそやき講習会をやります」
「行ってみたいなぁ」
「ぜひどうぞ」

 こんな会話をしながらボクは『味噌かやぎ』をイメージした。
 『かやぎ』は『貝焼き』がなまったものだと思う。その『かやぎ』を作る講習会だと思っていた。
 我が家の『かやぎ』のレシピは次の通り。小さな七輪に大型のホタテ貝の殻を置く。もっとも今ではその大型の貝殻もないので小さななべになるのだが・・・。その中にサッと水を張り、しょっつる、豆腐、ハタハタ、ネギなどを入れてクツクツと煮込むのである。貝殻は何度も使い回ししていた。
 なるほど、しょっつるではなく味噌味の「かやぎ」かぁ。いいねぇ。行ってみよう。

 調理室に行ってみたら何だか様子が違う。JA秋田ふるさと女性部の方たちが『昔ながらのみそやき』の指導をしている。配付された資料を拝見すると次のようになっている。

『農家では、節句や農作業の休みの時などに餅をついてごちそうとして食べていました。餅の変わりとして、もち粉にアズキを入れ焼いたのが「みそやき」と言われ、おいしいおやつとして、食べられていました。今ではアズキの代わりに枝豆やごま・かぼちゃなどや紫こまち粉を入れてアレンジされていますが、昔懐かしい味として受け継がれております』

 「かやぎ」じゃなかった酒飲みの勘違い。レシピはおよそ次の通り。

1.もち粉・砂糖・塩・サラダ油・アズキを入れ生地を作る
2.油少々を温めたフライパンに生地を流して中火から弱火で焼く
3.片面が焼けて上の方が乾いて蒸されたら火を止める
4.ラップを敷いて焼き上がった「みそやき」をラップの上に取り出しラップで巻き整形
5.巻き終わって冷えたら食べやすい大きさに切って完成

 食感はもちもちとして甘い。何だか懐かしい味である。どこかの道の駅で、こんな手づくりのお菓子を食べたことがある。
 講習された方のお話によれば昔は味噌を実際に入れて焼いていたとのこと。貴重な砂糖やアズキの手づくりは最近のレシピのようだ。伝統おそるべしだ。昨日の講師は大雄・大森の方たちだった。

   生きる知恵楽しく過ごす味わいは少し寂しくみそやきの中


と、いうわけで本日は『勝手に大森方面観光協会』でした。今宵は能代に住む孫娘のとわに会いに行く。夕方出発なので早めのブログアップです。

脅しの論理


窓からの景色

 やはり、ボクは窓から見える景色が好きだ。夕方、ラジオを聴いていると「何とかかんとかAP」だったかのCMで窓の説明をしている。
 その中に「窓はWINDに関係があり風や明かりを取り入れる。イングランドでは窓に税金がかけられていました」。と、言うようなアナウンサーの語りが入る。
 室内と室外を隔てるのが窓。窓はぜいたくな存在だ。ワクワクする感じがする。特に室内から外を見たとき広がる世界が無意識のうちにいいなぁと感じるのだろう。


これだけは言っておかなくては

 今朝(2011.5.26付)の朝日新聞一面に『君が代条例案提出 大阪維新 公立校教職員対象』の記事が大きく掲載された。
 橋下徹知事は「公務員の起立厳格化」と説明している。しかも複数回違反すれば懲戒免職する方針も示したとのこと。
 大阪府議会も橋下氏を代表とする「維新の会」が多数を占めているので単独で成立をめざす方針らしい。
 さらに朝日の社説では『大阪起立条例 あの一票は何だった』と今回の条例提出について疑問を呈している。マニフェストにもあげていない条例を突然出したことに投票した人も驚いているのではないかと書いている。

 橋下氏は君が代斉唱で起立しないのは「府民への挑戦」だとしている。だから起立しない斉唱しない教職員は処分する。さらに実名も公表する。これは脅しそのものだ。
 まってください。大阪府知事殿。「府民」って誰のことですか。最近、良く聞く「国民が納得しない」「県民がおかしいと言っている」などと同じ論法だ。その府民や国民や県民とは誰なのかはっきりしてもらいたい。少なくてもその「国民」や「県民」の中にボクは入っていない。物事をごり押しするときの常套手段だ。

朝日の社説では次のように結んでいる。。
『1993年に国旗・国歌法が成立したときの野中広務官房長官は「強制的ではなく、自然に哲学的にはぐくまれていく努力が必要」との考えを示した。条例を盾に起立、斉唱させるなら、強制以外のなにものでもないし、立法の精神を無視している。式典を厳粛に運ぶことに意義はない。進行を妨げる行為は批判されよう。しかし、条例と処分による厳粛は、教育の場に何をもたらすのか。殺伐とした空気のしわ寄せを受けるのは子どもたちである』

この社説の結論にボクは何度もうなずいた。その昔「ロマンチックがと止まらない」という歌があったような気がするが、これは「暴走が止まらない」。恐ろしい時代になったものだ。こんな条例は否決されるべきである。これが結論。議論の行方を注目したい。



原発問題。事故が起きてから注水を50分間ほど止めていたとこれまで発表していた。ところが東電から今日突然発表があった。注水は止めずにズーッと続けていた。と、言うことらしい。全部ウソだったジャン。と、ニュースを見ながらつぶやいた。東電や政府のこれまでの発表はまったく信用できないことを正直に告白したことになる。菅直人はG8サミットとかで原発は継続すると発表したらしいし・・・。
ビールを飲みながら、ちょっと腹立ち紛れに本日のブログはこれにて終了です。フーッ。

イトー君冷静に・・・


雪形

 何となくはっきりと見えてきました。それは鳥海山の「眠る女の子」の雪形である。上の写真の雪形が眠る女の子に見え始めた。
 昨年の今頃に魁新報に掲載されて初めてわかったのである。写真は今日の午後に撮影した鳥海山の一部である。
 これから晴れたら何日間かは楽しめると思う。もう少しはっきりしたときにもう一度撮ってみたい。


スミレ

 雑草の間にひっそりと紫色の花が光っている。そばに寄ってみるとスミレだ。普通に歩いていて踏みつぶしてしまう。


脱税者になるのか?

 今日は何だか怒りまくっていた。いかんなぁ。冷静にならなくてはいけない。
 その一つは税金問題。
 所得税の申告をe-Taxでおこなった。これで3年目である。帰宅したら税務署から「未納税額のお知らせ」が届いている。「お知らせ」とは言うものの簡単に言えば督促状である。
 ボクは脱税するつもりはない。だが、一度も納税額を知らせてもらった記憶がないのである。請求もしないで督促するとは何ごとか。と、カチンときた。すぐに通知に書いている問い合わせ先、つまり税務署に電話。

「もしもし、通知が来ましたが」
「整理番号を教えて下さい」
「○○○6○○です」
「わかりました」
「一度も納税額を知らせていないのに未納税額のお知らせはおかしいんじゃないですか」
「いや、e-Taxは納税額の知らせはしません。申告時に記入した額を納めてもらいます」
「これまで2年間請求も何もなかったですよ」
「ちょっとお待ち下さい。アーこれまで2年間は電子納付で申請と同時に納入してました」
「それじゃあ、今すぐに電子納付します」
「ダメです。未納の場合には電子納付できません」
「エッ・・・・じゃあ来年からe-Taxはやめます」
「どうかe-Taxは続けて下さい」
「ま、考えさせて下さい」
「それと早く納入しないと超過金が発生します」
「・・・・」
「コンビニなどでも納入できますよ」
「・・・・」

 と、まぁボクは無口の脱税者になりつつあるのだ。e-Taxの手続きで電子納付までしっかりと手続きしなかったボクにも責任はある。しかし、もう少しわかりやすくしてくれと思っている。おそらく隅々まで説明書などを読めば申請の内容はわかるのだろう。だが、ボクはせっかちですから行動を起こしてから考えるタイプです。だから間違いなく完璧に物事をやりきるのはボクには無理ですね。アッすみません。けっして脱税はしませんから。

 その他、怒りの矛先はあったのだが本日は冷静になることを自分に課したのでこれにてお終いです。

   わからない理解しにくい信じないこれが役所の仕事の作法?


携帯電話でテレビ電話のようにして孫娘の顔を見て会話できる。なかなかに楽しい。それではこれにて本日のブログは終了です。

春季全県大会大曲工業高校優勝!


綿毛

 昨日のブログでタンポポの綿毛を撮影した。その時に蕗の花にも綿毛が着いたことを書いた。今朝、出勤時に蕗の花があったので1枚撮影した。
 綿毛をぼんかやり見ているとただ壊れやすく今にも飛び立ちそうな感じに見える。拡大して写真で見るとほんのりした白さの中に微妙な栗色が混じりとても良い風情なのだ。写真を見て感心した。

ツツジ

 今朝はとても良い天気。職場のツツジも咲き出した。花は日よりも今日の方がきれいになっている。
 太陽があたってキラキラ輝いている真っ赤なツツジを1枚撮影。

 先日、こまちの帰りに八橋競技場の前で植木市が開かれていた。
 高校野球の顧問をしていた頃に春季全県大会の時に毎年必ず開催されていた。
 物好きなボクはしょっちゅう植木を購入していた。サクランボ。赤スモモ。五葉松。赤ヤマボウシ。紅葉などなど
 ところが自宅に持ち帰って植えた木々はほとんど育っていない。原因はグータラなボクは植えっぱなしで手入れをしないのである。友人たちに「高い薪を買いましたねぇ」と言われる所以である。

 ちょっと前置きが長かったが、ツツジと言えば春の高校野球県大会で植木市あり八橋球場の周りのツツジが満開だったことを思い出す。いよいよツツジも満開の季節だ。


スカンポ

 ♪土手のスカンポジャワ更紗。ここまでの歌詞は知っている。メロディーも何となくわかる。しかし、その後が続かない。調べてみたらなんとそうそうたるメンバーの作詞作曲である。

  「酸模(すかんぽ)の咲く頃」作詞 北原白秋 作曲 山田耕筰。
   土手(どて)のすかんぽ ジャワ更紗(さらさ)
   昼(ひる)は蛍(ほたる)が ねんねする
   僕(ぼく)ら小学一年生
     (戦前は「僕(ぼく)ら小学尋常科」だった)
   今朝(けさ)も通(かよ)って またもどる
   すかんぽ すかんぽ 川のふち
   夏が来た来た ドレミファソ

 なるほどなぁ。スカンポ(我が家の周辺ではスカナ)も食わなくなってしまった。子どもの頃は春の定番おやつだった。思い出すだけで口の中にツバが一杯たまってくる。


春季全県高校野球大会

 決勝
  大曲工  2X- 1 本 荘

 大曲工5年ぶり2回目の優勝。
 準々決勝は1点差をしのぎきっての勝利。準決勝は延長14回のサヨナラゲーム。そして今日は9回サヨナラで中央地区大会から圧倒的な強さで勝ち上がってきた本荘を1点に抑えての勝利。3試合連続の1点差勝利である。
 長い間の課題であった簡単に崩れない。簡単に自滅しないチームをめざしているのが伝わってくる。
 今年は東日本大震災の影響で春季東北大会が中止になった。だから次の公式戦は夏の秋田県大会。甲子園をかけた本番になる。
 この大会での辛抱しながら試合を乗り切る経験は夏に生きる。今後1ヶ月半のさらなる精進に期待したい。おめでとう!

    経験は苦いものほど役に立つ栄冠めざせ大曲工業


そんなわけで本日のブログはちょっと幸せ気分で終わりにします。

 

タイムマシン


綿毛

 道路の両側にはタンポポとフキの綿毛が目立つようになった。今日の写真はタンポポの綿毛。要するにこれから種子をばらまこうとしているのだ。自らの遺伝子を風に乗せて飛ばす。
 写真は我が家の壁際に生えているタンポポの綿毛だ。


オールディーズ

 朝、出勤前に時計代わりにテレビがついている。『めざましテレビ』のアナウンサーたちが話しているBGMに懐かしい歌が流れている。オールディーズである。まぁ、今ではポップスというかもしれない。20秒から30秒ほどの短いコメントごとに曲が切り替わる。その曲全てを口ずさめるのだ。いいですねぇ。
 そこで通勤用に車の中で聴くCDを作ることにした。すぐに影響されるんだから・・・。HDDに保存してあるナツメロを探した。そして45回転レコードから落とした60曲を超えるデータを発見。タイトルは『下湯ノ又のシングル盤』である。
 ボクは4人兄妹。ボクらが育ったのは下湯ノ又という場所。そこで4人が若い頃に聴いた曲である。成人しても自分が買ったからと言って誰も45回転レコードは持ってゆかない。だから我が家にレコード類はそのまま残っていた。
 4人の年齢は8年の開きがある。当然、年代が違うから曲のジャンルはいろいろだ。それがおもしろい。そのレコードたちを何年か前に録音してデジタルデータ化したのである。

 普通のWAVのフォーマットでCDに焼くと60曲は1枚におさまらない。そこでMP3に変換して1枚におさめた。

 通勤の往復で聴くと月並みな感想だが一曲一曲に昔のことがよみがえる。でたらめな英語をおぼえたのもオールディーズを聴きながらであった。
 高校の修学旅行でちょっと気になる女の子と汽車(電車でないのが時代です)の中で会話したことを今でも思い出す。

「ラブ・ミー・テンダーのテンダーって優しくという意味よ」
何も知らないボクは
「んだながぁ??」
と、感心。それこそ彼女の関心をひくにはラブ・ミー・テンダーの意味を知らなければとひそかに心に誓ったのである。

 オールディーズをBGMで流す粋なはからい。『めざましテレビ』のプロデューサーはセンスがいいぞ。

    懐かしさ辛さがすぐによみがえるタイムマシンねオールディーズは

 これで1週間は通勤の往復が懐かしさに満ちた日々になります。


春季高校野球の結果

 準決勝
  大曲工  2- 1 秋田商(延長14回)
  本 荘  8- 1 大館鳳鳴(7コ)

連日の接戦を制して大曲工決勝進出!本荘の強さが地区大会から際立っている。明日の対戦は、はたして・・・。健闘を期待しよう。と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。

野球観戦はいいですね


こまち球場にて

 今朝は遅い目覚めだった。窓の外を見たら雲は低くいが雨は降っていない。この状態ならば昨日雨天順延の春季全県高校野球大会が今日は開催されるだろう。こまち球場に向かう。

 こまち球場の第一試合は大曲工対秋田北鷹。スタンドに着いたら試合が始まるところだった。大曲工はブラスバンドが応援に来ている。吹奏楽の顧問である元同僚の先生と久しぶりの再会。とても懐かしいぞ。

 先攻大曲工。両チームの投手が踏ん張って4回まで両チーム無得点。一緒に観戦していた元同僚の全力監督が言う。

「どちらかが四死球かエラーで試合が動き始めるかもしれません」

 5回表。大曲工の安打が出て北鷹の失策などが続き大曲工は3得点。全力監督のエラーがからむという読みが当たった。そして、5回裏に北鷹はカンカンカンと打って2点を返した。その後の展開は北鷹が試合を押し気味。
 7回裏だったかなぁ。北鷹の攻撃は無死満塁と大曲工を攻めたてた。ところが打者が初球のスクイズバントのサインを見落としたのかピクリとも動かず本塁に走っていたランナーが憤死。結局、この回を大曲工は無得点でしのいだ。

 3-2大曲工リードで迎えた9回裏ドラマが訪れた。北鷹の先頭打者がヒットで出塁。後続の打者が続かず二死一塁になった。そこで北鷹の若き監督が左の代打を送る。初球だったと思うがフルスイングした打球は左中間へ飛んだ。理想的なバッティングである。一塁走者は長躯本塁に向かう。大曲工必死のバックホーム。ボールはセンター、ショート、キャッチャーへとつながれて本塁タッチアウトで試合終了。

 土壇場のバックホームで捕手の構えるミットにピンポイントでなければアウトにならない位置にボールをつないだ大曲工の選手たちを讃えたい。そして、北鷹の代打として登場し恐れることなく振り切った二人の左バッターにも拍手を送りたい。
 いい試合だった。

 久しぶりのこまち球場。多くの野球部の監督さんたちや部長さんたちとお会いできた。元同僚の先生たちやコーチそしてメンタルの先生にも会えた。良かったなぁ。

 さらに5回のグラウンド整備のインターバルで球場に流れた西浦達雄の歌う『栄冠は君に輝く』はしみじみと心にしみこんだ。

 そうそう、下の写真は球場で販売されている大震災の被災地に義援金を送るという東北地区高野連で取り組んでいる缶バッジである。1個はYUUちゃんからプレゼントされた。YUUちゃんが

「はい、ブーシャンこれどうぞ」
「ありがとう」

まぁ、こんな感じですね。

もちろんボクも2個購入した。本来ならば10個以上買うべきだろうが今日のところは2個で・・・。そのうちの一つは大曲の本屋さんにプレゼントした。1個500円也です。

    懐かしき仲間の集うこまちにて吾は年老いひっそり去ろう


春季高校野球の結果

 準々決勝
  大曲工  3- 2 秋田北鷹
  秋田商  4- 0 秋田工
  本 荘  8- 1 能 代(7コ)
  大館鳳鳴 4- 2 金足農

 


高校野球の魅力をあらためて感じた1日。本日のブログはこれにて終了です。
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