恍惚の人

桐の花
昨日、梅雨入りか?などと口走ってしまった。間違いでした。今日は少し肌寒い気温だったがカラリと晴れた。通勤の途中で紫色の花を見る。
今日は桐の花1枚遠くから撮影してみた。楢岡川の岸辺の大きな木のトップである。薄紫色ってどこかで見たなぁと思ったのだが想い出した。どこかのおばちゃんの頭が紫色に染まっていることをである。ウーム。まったく桐の花と関係ないのだが・・・・。我が母校の校章も桐ですけれど。
大空に跳べ
来週、運動会がある。4月末に実施予定だったが豪雪のためにグラウンドの雪は消えずコンディション最悪で1ヶ月半予定が延びた。今、LHRなどを使って練習がおこなわれている。この判断は正解だったと考えている。
運動会はクラスの結束を確かめるための一つのセレモニーかもしれない。クラス別の対抗戦形式で楽しく仲間の気持ちがつながる行事である。手っ取り早く結果が出るのがわかりやすい。ただし、昔からボクは運動会が嫌いだった。走るのが遅いし運動神経が鈍いからなのです。
さて、皆の練習を見ていると色々なチームがありおもしろい。段取りの良いチーム、なかなか上手に試技ができないグループ。上手なチームの様子を観察して自分たちのチームに取り入れる容量の良い仲間たち。来週の本番になる頃には、みんな上達しているんだろうなぁと楽しみになる。
クラス対抗の集団縄跳びを練習している様子が妙にぎこちない。ロープを回す力がない。飛び上がるタイミングが合わない等々。若者たちが気持ちを合わせて健やかに大空に向かって跳んでほしいと願いながら練習につきあっていた。
縄跳びの子らの足下つぶされた草の匂いは一二三四
老人問題
1973年(昭和48年)森繁久弥と高峰秀子共演の映画『恍惚の人』が公開された。その映画がNHKBSプレミアムで放映されている『山田洋次監督が選ぶ映画百選』の中でオンエアされた。『家族扁』を50本の一本だ。
DVDにダビングしながら鑑賞。いやぁー今から約40年ほど前に今の老人問題を取り上げているとは・・・・。
自分に置き換えて考える(置き換えなくてもだけれど)と老人問題は切実だなぁ。オレももうすぐだわい。と、思った。UNKOを身体になすりつけたり・・・。まいるなぁ。
昭和48年当時、老人は家族が面倒を見ることが普通の時代だったことも画面から伝わってくる。しかし、これからのボクら老人は自分のことは自分で考える時代だろうなぁ。
森繁久弥が84歳として演じるボケ老人は鬼気迫るものがあり、何となく幸せそうな表情でもあった。義父の面倒を見るヨメ役である高峰秀子の演技が何ともつらい状況を映し出している。すごいなぁ。考えさせられた。
ITボーイのK君が「フリック入力教えましょうか」と言ってくれる。とりあえず不便はないので「大丈夫」と応えた。いずれ自分でもう一度確かめてからですね挑戦は。本日は久しぶりに屋外に一時間ほど出ていたので少々疲れた。これにて本日のブログは終了です。