早すぎる、ひどすぎる


雨のしだれ桜とコブシの花

 『滝』と呼ばれる地域がある。そこには以前、南外村長を務められた方の家がある。村長さんは、かなり前に逝去されたが、家は残っている。
 その家の前には雨に煙るしだれ桜と花を落とし始めたコブシの花が咲いている。昔の村長さんの顔を思い浮かべながら1枚撮影させてもらった。



やりきれない事件

 まったく何てこったである。

 数日前から県内の新聞やマスコミは湯沢市で生後2日目くらいの赤ちゃんを置き去りにした事件が報じられている。

 高校2年生の男子が自分が捨てましたと警察に電話して逮捕され地検に書類送検をされた。捨てた赤ちゃんを産んだのが幼なじみの高2の女子生徒とのこと。

 幸い、赤ちゃんは命に別状はなかったようだが32℃の低体温症になっていた。そのために逮捕は保護責任者遺棄致傷の容疑になった。
 ひどい話である。どんな状況でこんなことになるのか・・・。命の大切さをどう考えているのかと呆れかえって涙が出てしまう。

 そんな中で今朝の魁新報のコラム『おじさん図鑑 中高生にはまだ早い!!』というタイトルで飛鳥圭介さんという人がエッセイを寄せている。この赤ちゃんの遺棄事件を題材にしたわけではないだろうがタイムリーだった。内容を簡単にまとめると次の通り。

『中高生の若い男女が堂々と手をつないで歩いたり公園で抱き合ったりしている。血の気がスッとひくのを覚えた。いくら何でも早すぎないか。昔は不純異性交遊と言う言葉が使われていて新聞などにも「高校生が不純異性交遊で補導された」などと出ていた。その中身はわからなかった。しかし、おじさんたちは正直言って羨ましかった。できるものなら不純でも何でもいいから、異性交遊をやってみたかった。だが、ほとんどの中高生は妄想するだけで実行しなかった。いや、できなかった。時代も人も、子どもに抑制を強いたのだ。そこで、おじさんたちは早く大人になりたいと思った。今は大人になりたくない若者であふれている。そのくせ、大人のすることをしたがり、簡単に実行してしまう。我慢と抑制がないところに本当の「快楽」はないことを、子どもは知らない。だからいくら何でも早すぎるだ』

 まったく、その通りだ。この事件の中味を見事に言い当てている。飛鳥さんの言葉に鋭く納得する。責任をとれない高校生たちの赤ちゃんを捨てた行動は切羽詰まった結果だとは思う。だが、あまりにも人としての感情や思いやりやナイーブさなどの欠片もない。

 教育にも大きな問題点があるかもしれない。ボク自身の考え方も一度点検しなければいけないと考えている。結局、オチも何もない重いきつい話だが記録(記憶)しておきたい。


高校野球地区大会の結果

県南地区(第6日目)
 決勝
  大曲工  8- 1 角 館
 県大会第7代表決定戦
  清 陵  4- 3 大曲農
中央地区
 決勝
  本 荘  7- 0 秋 田
 県大会第7代表決定戦
  秋田工 5- 2 由利工
県北地区
  能代商 7ー 2 鳳 鳴
 県大会第5代表決定戦
  大館国際1- 0 十和田  

各地区大会の結果春季全県大会には次の19チームが出場。参加校数に応じて県南と中央が各7チーム県北が5チーム。順位のとおり。
 県南:大曲工・角館・大曲・横手城南・横手・湯沢・横手清陵
 中央:本荘・秋田・秋田商・金足農・明桜・西目・秋田工
 県北:能代商・大館鳳鳴・能代・秋田北鷹・大館国際
抽選会は13日に実施される。

 大曲工の県南地区優勝。一つのステップになってくれると思う。次の春季全県大会で全県レベルでの戦いがどうなるか楽しみである。



本日はこれにてブログ終了です。
    そんなこと言ってもいいのあまりにも子供だましの原発推進
    道路には田打ちのあとの土塊が点々とあり黒さ愛しき
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