フルスイング
全力をつくす
あらためて思った。『過去はもうない。未来はまだない。あるのは今だけ』。だから今を全力でできることに取り組む。簡単そうで難しい。しかし、とても大切なことだ。
前に同僚だった全力監督のモットーでもあり、ボクのブログのタイトルでもある。パラらせてもらっているんですけれど・・・。
本日は、その延長線上で野球のフルスイングを考えたい。
日刊スポーツ(2011.5.13付)のコラムに『落合監督と小笠原 プロらしい距離感』が掲載された。5月5日に2000本安打を達成したGの小笠原にと中日落合監督についてである。
落合監督が日本ハム時代に新人の小笠原を評価しており助言を送っていた。落合監督は小笠原をFAでとりにいった。その時の小笠原の評価する理由を次のように話していた。
「(日本ハムの同僚の時に)初めて見た時、何でもフルスイングしていたなあ。一言で言えばダボハゼだ。けどな、どんな球でもフルスイングできる選手っていうのはなかなかいないんだ。ボールを見極めるより、フルスイングすることの方が難しいんだ」。落合はボール球を振る欠点より、ポール球すらフルスイングできる長所に目をつけた。
だが今二人は中日とGのライバル球団。2000本安打を打っても落合監督のコメントは
「まだ2000本じゃねえか。小笠原が辞めるならお疲れさんだけど、まだやるんだろ、何がそんなにめでたいんだ?」
儀礼的な賛辞や感謝はない。思いは心にとどめ、あくまでも目の前の職務(勝負)に没頭する。そんな二人の距離感が実にプロらしかった。
このフルスイングの話を読みながら5年前のことを思い出した。ボクは某高校で全力監督と一緒に野球部の顧問だった。YS君という部員がいた。彼はとにかくフルスイング。初球からブンと振る。その姿が小笠原の話にダブったのである。全力監督は彼に一番打者を任せていた。
その当時、部員の中ではYの法則と呼ばれる法則があった。YS君が初打席でヒットを打つと試合は負けない。そんな法則だった。確かにそれは見事に真理をついていた。
まもなくボクは野球部を去りYS君との接点はなくなった。YS君はトップバッターからクリーンアップを任されたようだ。Yの法則はなくなりチームは甲子園出場は叶わなかったらしい。
それにしても全力でスイングする姿。とても懐かしい風景を思い出した。
荒れ模様
昨夜から強風が吹き荒れている。近くのバス停から乗車しようと思い時間を確認に行った。周りは黄色っぽくボーッとかすんでいる。強風に乗って黄砂が飛来しているかもしれない。
そのバス停がなかなか見つからない。だいたいバス停は道路に対して直角に置かれているのが普通だ。ところかこの首塚バス停は道路と平行になっている。おまけに建物の壁のそばにあるので発見できなかった。
ウーム。
本日は職場の歓迎会。これから出発です。少し早めのブログアップします。