アメとムチの時代再び?


勲章の花?

 雪囲いもろくにしないで細い弱い木を冬に放りだしている。その一つがアカヤマボウシの木。今年の豪雪によって(豪雪でなくても?)枝分かれしているところが二つに裂けてしまった。そのまま乱暴にエイッとヒモで結んでいた。

 そうしたら何と言うことでしょう。ちゃんと芽が出て花が咲き始めたではありませんか。丈夫な木なのかもしれない。
 そんな健気なヤマボウシ(赤)たちが四弁の花をつけはじめた。

    絶対に勲章なんか要りませんただ欲しいのはヤマボウシの花


マネジメントのできない政治

 毎日新聞(2011.6.7付)のコラム『余禄』がおもしろい。
 ロングセラーになっている『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(もしドラ)を例にあげて「アメとムチによる」支配はもはや有効ではないことについて書いている。少し引用したい。

 P・ドラッカーは現代社会の組織では人を強制によって動かすのはマネジメントの名に値しないと書く。

 先日、大阪府が決めた「君が代を起立して斉唱する条例」について『余録』の筆者はけっしていいものではないと指摘している。

 橋下知事がこの条例の意義を「思想良心ではなく、組織マネジメントの問題だ」と説明する。だが、いまや国家や国旗にごく自然に敬意を表するマナーはすでに社会の奥深く浸透している。
 そこに組織管理をふりかざして突然の力業はやぼではないか。府議会では自民党も反対した条例化だった。
 橋下氏が言うように組織マネジメントが問題ならば、条例による一律の強制はむしろその無能を示すものに違いない。ドラッカーがいうマネジメントの課題は「誰もが自らをマネジメントの一員と見なす組織を作り上げる」ことである。
 知事は違反者の免職も含む条例案提出を検討中という。「人が最大の資産」もドラッカーの言葉だ。高校野球の女子マネにマネジメントを学ばねばならぬ教育界にならないよう願う。

 毎日新聞の余録氏の意見に大賛成である。

 今日、ボクの友人であるST君がもってきてくれたコピー『素朴な疑問からスポーツを考える「野球の指導者は、なぜ選手を殴るのか?」 青島健太氏 本の窓2011.3月号より』におもしろい一文があった。

『選手を奔放にプレーさよせようとする指導に殴ることは必要ない。その逆に、選手をピリピリさせて、チーム全体に神経を張り巡らす戦い方を目指すとき、指揮官は選手を殴り感度(ピリピリ感)を高めようとする。それは、そのまま日米の文化の差「野球」と「ベースボール」の違いとも言えるだろう』

 この内容と君が代条例で縛ろうとすることには共通点がある。ムチで統制しようとしている点だ。

 今の日本と言うか世の中は権力を握った途端に「自分の思うように支配したい」気持ちにとらわれるようだ。それが、はたして良い日本をつくる方向になっているのか。けっしてそうではないとボクは思う。選挙で選ばれたリーダーと呼ばれる人たちは「人が最大の資産」であることを知らなすぎる。つまりマネジメントができないのだ。

 この青島さんの文章はとても参考になる。いずれ機会があれば取り上げたいなぁ。



本日も30℃近くまで気温上昇。さすがに慣れないので疲れますね。これにて本日のブログは終了です。
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