元気の出る「栄冠は君に輝く」
ア行の歌
10日ほど前から突然道路の両脇にタチアオイの花が咲き始めた。季節なんだろうなぁ。アカ、ピンク、エンジ、白、赤紫などなどまん丸の花がこっちを向いている。何となくア行の発音をしているようだ。そして、どんどんと空に向かってゆく。残念なのは夕方から雨模様になったことである。
日中は暑かった。とても暑かった。30℃を超えた。室内の温度計では32℃を示している。それでも仕事場の周囲にある木々の日陰はとても涼しく感じた。そんな午前中の風景を1枚。
あかさたなア行の歌で空めざすタチアオイ伸び梅雨明け近し
いろいろな人が歌っている
午後7時前に秋田朝日放送TVでは来週14日から始まる高校野球秋田県大会に出場するチームを三校ずつ紹介している。
チーム紹介が終わった後に『栄冠は君に輝く』のコーラスバージョンが流れる。そして映像はホームベースにかけよるたくさんの球児たちのモノクロ映像である。これを見ていると「さぁ、ゆくぞ」の気持ちが伝わってくる。もしかすれば製作者は「原点にかえろう。日本はここからスタートしようゼ」とアピールしているのかもしれない。
2011.7.2付の朝日新聞「声」欄に『「栄冠は君に輝く」は元気の源』と題して埼玉県の校篠さんが投稿している。ところでこの「校篠」という名字は「あんじょう」と読むらしい。珍しい名前だ。
で、本題。この投稿には今年の甲子園の大会歌『栄冠は君に輝く』を歌っているのが岩手、宮城、福島などの高校生名が合唱しているとのこと。テレビで流れていたコーラスバージョンは高校生諸君が歌っているのだ。
「なるほど」
と、言うわけで『栄冠は君に輝く』聴いてみることにした。朝日新聞社では毎年いろいろなアーティストに依頼して大会歌を歌ってもらっている。 ウイキペディアで調べると朝日新聞の主催で「大会歌」を歌っているアーティストは次のようになっていた。
第79回大会1997年BORO
第80回記念大会1998年なし
第81回大会1999年なし
第82回大会2000年なし
第83回大会2001年中島啓江
第84回大会2002年大友康平(HOUND DOG)
第85回記念大会2003年森山良子
第86回大会2004年MIYU(ZONE)
第87回大会2005年錦織健
第88回大会2006年夏川りみ
第89回大会2007年サーカス
第90回記念大会2008年小椋桂
第91回大会2009年馬場俊英
第92回大会2010年平原綾香
そして、今年が
第93回大会 2011年 高校生のコーラス
である。
ユーチューブでチェックしてみるとこれらの歌手の「大会歌」がアップされている。どの歌手の歌も味があってしみじみと良さが伝わってくる。
加賀大介作詞、古関裕而作曲で1948年発表。副題は「全国高等学校野球大会の歌」となっている。さらに、ユーチューブには作曲された当時に伊藤久男が歌った本当の?オリジナルバージョンもアップされていた。
そして、以前に聴いた知る人ぞ知る(言い換えれば知らない人が多いのだが)西浦達雄の歌うアカペラバージョンも良かったなぁ。
校篠さんは次のように書いている。
『子どものころからこの大会歌が好きだった。いじめられたとき、大学受験に失敗したとき、そして大人になり失業したときなど、「雲はわき、光あふれて~」と口ずさんだ。すると勇気がわき起こり「がんばろう」という気持ちになれた。〈中略〉いまも夜勤の前には、よくCDでこの曲を聴き、気持ちを高めてから出勤している』
まったくですね。この曲を聴くと元気が出ます。さぁ、来週の木曜日から大会が始まる。がんばってもらいたいぞ。行こうゼ甲子園!。
玄海原発と言うよりも全国の原発の安全点検項目としてストレステスト導入とか。九州電力は再稼働に向けての説明会に「やらせメール」を送らせたとか。まったく目が離せない。これまで、どれだけ誤魔化して原発推進をやってきたのか推測できる。危険きわまりないのを安全です。と、言うのは序の口かもしれない。
そんなこんなでこれにて本日のブログも終了します。フーッ!。