プロ野球統一球


日暈と十五夜

 今日は調子が悪い。鼻水ダラダラ咳はひどい。
 昨夕、秋田市でおこなわれた落語会では一番前の席で聞いていた。出演した落語家の噺の途中でボクは咳の発作に突然襲われた。
 咳の発作になったら生理的に止まるわけがない。しかたがないのでゲホゲホッとやってしまったら落語家が高座の上から驚いて
「大丈夫すかダンナさん」
「ハイ。ゲホゲホ・・・」
「私ャー、アドリブに弱くて」
「申し訳ネース。ゲホゲホ・・」
その後には収まったので良かったのだが・・・。この落語会の詳しいことは後日にでも。

 朝から調子が悪い。朝方、1時間。午後から4時間休暇をもらい回復につとめることにした。おかげで今はかなり回復している。

 さて、午後3時頃ボンヤリと寝ていたら、電気設備をしている友人が昨冬の大雪で傾いたままになっているテレビアンテナの状況を調べに来てくれた。二人でテレビアンテナを見上げたら太陽が「暈(かさ)」をかぶっている。「日暈」である。

 そして、夕方になったら満月が出ていた。栗名月だ。

    七ヶ月「時」の流れは速いけど復興遅々と栗名月に

 早く体調を整えなくては。それにしても連休明けに体調が悪くなるとは。仕事をしながら整えるのが普通なのだが全く衰えたものですゼ。


統一球問題

 わが社のK君はプロ野球で使用している統一球を廃止すべきだという。さすがYGファンである。オーナーのナベツネ氏と同じ考えを持っている。しかし、飛ぶボールの廃止にボクは反対である。
 昨日(2011.10.10付)の日刊スポーツに『番記者現場発』として巨人担当金子航氏が『「飛ぶボール」はいらない』と記名でコラムを書いている。短い内容なのでそのまま引用させてもらう。

『巨人渡辺会長が9月下旬に統一球から「飛ぶボール」への回帰を提案した。統一球を導入した加藤コミッショナーには「NO!」と言ってほしい
 渡辺会長は「コマーシャルベースで見れば、空中戦の方が面白いんだよ。観客が減ってるんだよ、去年に比べて今年は。各球団減ってるんだよ。統一球のために減ってるんじゃないのかねぇ。今度コミッショナーに話をしてみるけど」と、本塁打減少を観客数減少の要因に挙げていた。
 過去の大型補強から考えても、同会長自身が本塁打を好んでいるのだろうが、それは全くの見当違いだ。
 昨年までは、つなぎの単打を期待される打者が、柵越えをするような偶発的な本塁打が目立った。その点、今年は”アーティスト”の存在感は増している。今年の反省から、来年はさらに打者の打撃技術が向上する可能性は高い。技術向上の陰にあるドラマが今から楽しみであるし、巨人でも、阿部や高橋由ら、長距離砲が克服物語の一翼として活躍することが予想できる。飛ばない統一球が、各打者の工夫と新たな打撃理論を生む可能性をはらんでいる。技術の発展は、野球人気回復につながるはずだ。どうしても本塁打を増やしたいなら、ただでさえ狭い東京ドームに、かつて甲子園にあったラッキーゾーンを造ればいい』

 とても良い内容だ。ボクが考えていること(と、言うよりもプロ野球ファンの大部分の考えだと思う)を過不足なく書いている。統一球でも西武の中村のように50本近くの本塁打を量産している選手もいる。このコラムを書いたのが巨人の番記者。ナベツネ氏が読んだら「あんな番記者は取材に寄せ付けるな!」と激怒するかもしれないなぁ。それはそれで見物だが・・・・。
 いずれにしてもYGのオーナーなどによるプロ野球の私物化とも言える言動はすでに時代遅れであることに気づくべきだ。それがプロ野球離れや観客減を招いていることに気づくべきなのだ。ナベツネ氏の一言でラッキーゾーンをドームに造ってホームランの量産をしたらお客さんは喜ぶだろうなぁ。でも、観客数は激減するでしょうね。


大食いとわちゃん

 昨夜、帰ってきたとわちゃん。3日ほどの間に一段と成長している。何よりもご飯をよく食べる。頼もしいなぁ。


今宵は十五夜が輝いている。虫の音も少なくなり秋の気配はどんどん深まってくる。と、少し感傷的になりながら本日のブログは終了です。
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