なべっこ


探検蜘蛛の巣城

 朝、我が家のとわちゃんが起き出す。するとジジの目と彼女の目がカチンと火花を散らす。と、彼女はトコトコと寄ってきてジジに外に行けと命令する。わかりました。と、すぐに抱き上げて「寒くてダメだっ!」というババたちの声を尻目に肌寒い朝もやの中を蜘蛛の巣チェックに出かける。

 今朝は家の裏手にあるエアコン室外機に張られている蜘蛛の巣に例のアネリン(カメムシ・アネコムシ)がクモに捕獲されている場面を見た。オーッとこれはこれは。ジョロウグモはアネリンの臭いなんか関係ないのだろう。すでに頭の部分は噛みきられている。野生はすごいぞ、とわちゃん、と声をかけた。しかし、彼女は「ジョワトワアブダブ」と哲学的なとわ語を発していた。写真はその時の1枚である。


美味いっ!

 わが職場では今のシーズンになると「なべっこ」を実施する。秋田県では「なべっこ」。宮城や山形では「芋煮会」と呼んでいるようだ。

 数名のグループに分かれた生徒諸君がナベとガスコンロと食材を持ち寄って昼食を作って食べるのだ。ボクは割りばしと発泡スチロール製のお椀を持って各グループをめぐる。そこで一口ずつ食べさせてもらい食べた感想を述べる。

 コラーゲンたっぷり鍋。チーズを入れたりしながら「コラーゲンの素?」で味付けしたもの。ハイカラな味だねぇ。と、言ったら「ハイカラって何ですか?」と聞かれた。説明が大変。
 オーソドックスな豚汁(とんじる)に挑戦しているグループもいる。ネギを大きめに切ってナベに入れて味見をしながら「何だか生ッぽいなぁ」言うグループ。「どれどれ」と一すくいもらったら「美味いっ!」。正直に誉める。
 お好み焼きに挑戦している1年生男子グループ。できあがりにソース、マヨネーズ、青海苔をかけて本格的だ。ボールの中でお好み焼きのネタ(ってい言うのかな)を混ぜているのが本格的だ。聞くと「いつも家で作っています」とのこと。ウーム。家庭での手伝いは大切だのぉと正直にボクは言った。彼はニコリと微笑んでくれた。
 別のグループのナベを覗き込んだら鶏ガラが二羽分泳いでいる。鶏ガラはひたひたの水に入れて出汁を煮出すのが手順だろう。ところが水がガラの半分にもなっていない。鶏ガラの半分は赤い内臓が生のままである。ちょいと味見をさせてもらったら生の鶏ガラの味がするのだ。生臭くて不味いですねぇ。でもボクは「もうちょっとしっかり煮出したら美味しくなるべ」と話して側にあった餃子一切れ頂戴して退散した。
 昆布屋が家業である生徒はトロロ昆布を持参していた。スープに溶かし込んでグループの皆に提供して食べている。さすが未来の昆布屋を継ぐ若旦那だ。当然、一口食べたら美味い。トロロ昆布はボクの大好物だ。ボクはお椀に醤油を少々、トロロ昆布一つまみ、ほんの少しの味の素、これにお湯をお椀七分目を入れてかきまぜる。トロロ昆布はこれで十分に一品となるのだ。
 そうそう、中にはお湯を沸かしてインスタントラーメンを数個放り込んでいるグループもいたなぁ。それはそれで・・・・。 まぁ、逸品か。
 生徒諸君の多くのグループがナベを囲んで秋のひとときを楽しんでいる。とても良い時間を共有している。素敵なことだ。

 あちこち回っているうちにボクは満腹になってしまいました。年齢不相応の食い過ぎです。フーッ!


カメムシのことを「アネリン」と書いたら本店の社長から「優しすぎます」とクレーム。あの臭さには「アネリンなどと言う生やさしい名前をつけてはいけません。「バカアネ」か「屁っぷり虫」とでも命名した方がいいとのことだった。
一理あります。でもなぁ。バカアネと言ったら秋田県ではセクハラになるのではと少々勇気が必要になるのです。屁っぷり虫ならばいいでしょうけれど・・・。
最近、大震災の復興について語られることが少ない。ボクには聞こえてこなくなった。もちろん原発事故も何だか隠蔽しつつある空気が漂う。こりゃあおかしいぞ。

     震災の被害あまりに悲惨なり人皆忘れようとしている?

と、言うわけで本日はこれにてブログは終了です。
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