「ロドリゲスオオコウモリ」を読む


矢向峠と矢立峠と

 うっすらと雪が積もった。写真は南外村湯ノ又から矢向峠を見た方向である。かなり前に亡くなったが遠い親戚で屋号が「山(やま)」のお父さん(おどさん)に話を聞いた。
 南外、と言うよりも外小友に入ったり出たりするには二つの峠を越える必要がある。現在はどちらも国道105号線が通っている。まず大曲から南外に入ってくる時に超えるのが写真に写っている矢向(やむかい)峠である。そして、南外から由利本荘と言うよりも大内町に出てゆく峠が矢立峠と名付けられている。
 おどさんに聞いた話では次の通り。

 昔の戦の時。いつの時代かは忘れてしまいました。矢立峠の付近から弓を引いて矢向峠に向けて矢を放った。だから「矢立」と「矢向」という地名がついたと言うこと。

 本当かどうかわからない。でも、なるほどなぁと、ボクは納得した。そんな峠にも雪が少しずつ少しずつ降ってきた。

   「矢を立てて矢を向かわせてついた名だ」話した小父は遠くなつかし


『これが見納め、絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』

 ダグラス・アダムスと言う人がいる。いや、いた。2001年に逝去している。『これが見納め、絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』は彼が1990年に刊行された。海外では評判の高いルポだったが日本語訳にされていなかったという。それが今年待望の邦訳をされた。

 1990年と言えば20年以上前のことだ。その頃に絶滅の危機になっている生きものたちの現場をルポしているのだ。と、言うことはその頃に生きていても今は絶滅している生物もいる。その代表系が中国のヨウスコウイルカである。そんな絶滅危惧種を見に行き、保護している現場を見たルポである。

 取り上げている動物は次の通り。マダガスカルのアイアイ。インドネシアのコモドオオトカゲ。ザイール(コンゴ)のキタシロサイ・ゴリラ。ニュージーランドのカカポ。中国のヨウスコウイルカ。ロドリゲス島のロドリゲスオオコウモリ。モーリシャスのモーリシャスチョウゲンボウ等である。

 ドードーが絶滅したのは人間がただ単にオモシロ半分に殴り殺したに過ぎないと言う。一度は絶滅の危機に沈んだ生物も回復しているのもいる。だが、ドードーはモーリシャスに住むおとなしい大きなハトだった。それが天敵がいなく人間のそばにもすぐに寄ってくる人なつっこい飛べない鳥だったからの悲劇である。
 それは動物ばかりではなく植物にもその悲劇はあるという。

 だが、この本の中では生物保護活動家たちが超人的な奮闘をしている姿をカラリと生き生きと書いている。しかもユーモアをと笑いをたっぷりと含ませて。この本の紹介には愛すべき、愛すべき1冊とある。

 ボクがこの本を読んで思い出したことがある。だいぶ前のことだが世界の人たちと交換していた交信カードに鳥類保護連盟(だったとはず)のCMに記していた「Tomorrow Birds Tomorrow Man」をパクって掲載していた。すると海外の人から「オレもそう思うぜ」という返信をもらったことがある。何だか誇らしかった。

 そんな意味もこめてとても素敵な本である。


我が家のとわちゃん。子どもは手にした物を何でも口にするのだが口に入れた途端ウエッと出す物がある。それはネギ。甘く煮ていてもまだダメなようだ。そのうち美味さに気づくのでしょうが。それはそれでいいんでしょう。写真はドーナツを見つけて静止されないうちに素速く口に入れているところ。ウーム。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了。
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