『Human Error FRYING DUTCHMAN』

やはり大寒
二千十二年もアッと言う間に1ヶ月経過。寒さが続いている。テレビラジオでは平成18年豪雪に匹敵すると言っている。平成18年と言えば秋田市の某高校に勤務する直前の冬だ。確かにあの時の雪は多かった。が、正直言えば南外では去年の冬が大雪・豪雪の感じが強い。
これから1ヶ月どんな感じで冬が推移するのか。少なくても今年の一月の降雪量は半端ではなかった。まぁ、とにかく雪はどんどん降ってくることを覚悟しなければならないだろうなぁ。それでも今日で一月は終了。季節は確実に進んでいる。
写真は職場の登校風景。風雪のために10メートル向こうの視界が悪い。
猛吹雪時に生き方教えます一寸先は見えぬ世界と
今日も反原発
昨日のブログに書いた制服向上委員会の『ダッダッダッ脱原発』の購入の際についでにとFRYING DUTCHMAN の『Human Error [Single]』もお薦めとある。アマゾンであるが、もちろんボチッた。
『Human Error 』を聴いてみた。ピコピコの電子音楽であり「ありゃあ、このCDははずれか!」と一瞬思った。ところが三曲目に入っている『humanERROR』を聴き始めた時にボクは居住まいを正した。
詩を朗読しているような感じの曲なのだが原発に対する考え方をロックンローラー(こんな表現で良いのかどうか)は語りでじっくりと訴えかける。
原発が推進されてきた歴史。安全神話は・・・。人間はミスを犯すHuman Error 。過不足なく淡々とシャウトする。ボクは聴いているうちに涙がにじんできた。ストレートに本当のことを言えることの難しさと潔さに・・・。そして、推進している人間たちの「人間性」の欠けらもないことに・・・。
アマゾンに書きこまれているレビューを見ると、このCDはなかなか評判がいい。その中で「さいきゆみ "パチンコ大好きゆみちゃん"」のレビューがとても素敵だ。次のアドレスで見ることができる。ついでに一部コピペします。
http://www.amazon.co.jp/Human-Error-FRYING-DUTCHMAN/dp/B005G0G1T8/ref=pd_bxgy_m_img_b
『 こんなにまとまった説得力のある脱原発の説明はない 2011/11/29
聞いてるうちに引きこまれ、じっと考え込みます。
もう泣きます。
こんな難しいことをスラスラ歌えるなんて、頭がよすぎる。神様が降りてきて人間に警告しているとしか思えません。
あらゆる人に聞いて欲しい。そして伝えて欲しい。
人間は狂う存在なんだとよくわかる。
確かに人間は間違いをおかす。それを正すのもまた人間なんだ。
人間の問題は人間で解決するしかない。 解決方法の一つがこのCDの普及です。
がんばれ人間! 感動した!』
と、まぁボクもまったくさいきゆみちゃんに同感なのである。
今日のニュースでは原発のストレステストの方向性は問題なく大丈夫というような判断をIAEA(国際原子力委員会かな?)が経産相に伝えたとのこと。これでお墨付きをもらったと喜んで日本は原発再開から推進へとあらためて舵を切るかもしれない。
福島原発事故のあとで日本人の多くは原発は危険である。だから脱原発の方向が正しいのだ。と、一瞬は考えたはずだ。
だが、少し時間が経過して自分に直接放射性物質の影響もなさそうだと思い、しかも「お墨付き」のような発言があれば「大丈夫ダベ」と気持ちが冷めてしまう。国や電力会社や財界はそのスキを見て「安全です、大丈夫です、人体にはいますぐ影響はありません」とキャンペーンを始める。そして、日本人は言いなりになるのだ。で、ダメ押しは「計画節電」で原発がなければ暮らせないでしょうと脅しをかけてくる。
悲観的かもしれないが日本人は熱しやすく冷めやすい傾向があるとボクは感じている。
福島県の川内村が「帰村宣言」を出したとのこと。だが、100人ほどしか帰っていないらしい。不安で帰ることのできない人が多いだろう。FRYING DUTCHMAN の『Human Error』の歌詞でも言ってた「未来とは子どもたち。その子たちを大切にする」こと。だからこそ福島の人たちは故郷の村に帰りたくても帰ることができない人が沢山いることだろう。
未来のことを考えたら日本にある(世界中にある)原発は不要なことはわかるはずだが・・・。
今日も反原発ネタになりました。
我が家のとわちゃん。車のチャイルドシートに乗ると眠るようになっていたが最近は妙にはしゃいで眠ってくれない。ジジバカが運転していると楽しいかもしれない。つまり、ジサマの運転がうまいってことですかねぇ。自画自賛ハイ。
これにて本日のブログは終了です。