春風亭昇太・林家たい平二人会


天才たちの競演

 昨夜は秋田県児童会館で開催された春風亭昇太・林家たい平二人会に行った。林家たい平師匠を聞くのは初めてだったので楽しみにしていた。

 まずは開口一番として前座からスタート。前座で登場したのが瀧川鯉ちゃ。アレッこの人はどこかで見たことがあると思ったのだが顔も微妙に違うし思い出せない。しかし「鯉ちゃ」の芸名の由来を聞いた記憶がある。でも・・・。
 自宅に帰って確認したら昨年の12月11日爛漫寄席の前座で出演したことがわかった。昨日の演目も前回と同じ「寄合酒」だった。彼の得意ネタなんだろうなぁ。と、言うよりもネタに一生懸命磨きをかけているのかもしれない。がんばってくれ。

 次に登場したのが林家たい平師匠。笑点の話題をまくらに観客の笑いをとっていた。彼のまくらとしては定番だろうがテレビの影響は大きいなぁと。
 演目は「紙屑屋」。ボクがこの落語を初めて聞いたのは昭和55年東海大学落語研究会年忘れ落語会で「東海亭茶乱」が演じた一席を記念レコードだった。
 この噺は遊びすぎて勘当になった若旦那が紙屑屋に奉公し、紙屑を選っているときに紙屑に書かれた内容を読み妄想をたくましくするという展開である。

 たい平師匠は物まね芸が得意である。それは笑点でもよくやっている。その芸をばんばん落語に放りこんでお客さんを引き込んでいた。
 野球などのスポーツで物まねの上手な選手は上達するとボクは考えている。物まねが下手な選手は「こうやってみたら」と言われるても真似ができない。ところが物まね上手はすぐに言われたことをこなす。もちろん上手にこなしてもそれ以上はできない選手もいるのだが、それはそれとして・・・。

 たい平師匠が演じるいろいろな芸を見ながら立川談志が弟子たちを指導する場面を思い出した。民謡でも都々逸でも講談でも歌謡曲でも浪曲でも踊りでも一流のものを身につけろと厳しく怒鳴りつけているのである。
 その意味で、たい平は談志の眼鏡にかなっているのかなぁと思った。テレビで見るよりも良い落語家だなぁと思った次第。
 家に帰ってから「東海亭茶乱」の「紙屑屋」を聞き直してみた。

 15分の中入りをはさみ三遊亭二楽の紙切り芸。プロジェクターを導入して広い会場に切った紙を見せるという技を使っていた。話も上手で紙を切りながらお客さんを引きつけている。お客さんから紙切りのお題をもらい竿燈、秋田美人、チーターなどなど切って大きな拍手を受けていた。

 最後に登場したのが春風亭昇太師匠。芸歴30年になるという。彼は円熟などということの無い芸風だと笑わせているがなかなかどうして天才肌の芸である。

 演目は十八番の「花筏」。提灯屋が病気で伏せている相撲の大関花筏に似ているために偽物に扮して銚子に巡業にゆく騒動記である。

 ボクが考えるに昇太師匠は天才(もちろん一流になる人たちは皆天才であるのだが)だと思う。彼はあの有名な(と、言っても誰も知らないかもしれないが)今はなき春風亭柳昇師匠に弟子入りした。その理由がおもしろい。落語独特の話のくささ。たとえば落語家が間違いなく話す「~~するってーと」との「てーと」が嫌いなために、それをほとんど使わない柳昇師匠に入門したというのだ。

 なるほどねぇ。だから噺は現代風で聞きやすいと思う。「花筏」も古典落語の分野だろうがとてもわかりやすく聞きやすい。ここには談志師匠が提唱した「古典を現代に」の心意気が入っているのかもしれない。そんなことを感じながら噺を聞いた。

 そうそう「東海亭茶乱」さんは秋田出身の女性で春風亭昇太師匠の大学の先輩になる。彼女が年忘れ落語会で演じた時にもしかすればお囃子で出ていた可能性がある。その先輩後輩の縁で昇太師匠の落語鑑賞会が開催されたこともあったのです。
 楽しい落語会だった。


雷雨

 久しぶりに雨になった。それも雷付きで。
 南外のわが家付近ではそれほどでもなかった。ところが職場の付近では朝方バケツがひっくり返るほどの雨が降ったらしい。そう言われるとグラウンドは水浸しになっている。夕方我が家付近でもドバーッとふった。
 恵みの雨になってくれたらいいなぁ。



わが家のとわちゃん。最近心変わりがしたのかカメラを向けてもあまり嫌がらない。ように感じる。「ピース」と言えば「ピーッ!」と言いながら手の平を開いて顔の横にもってくる。いいねぇ。ナイスポーズだぜ。

   答案に書いた落書きアニメキャラ人の横顔いいのか?それで

と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。
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