『女ノマド、一人砂漠に生きる』を読む


この冬一番の冷え込み

 我が家を出発する時にはマイナス7℃。いつも通り寒いなぁと思う程度だった。ところが峠を越えて大森町に出たら車載温度計がどんどん下がる。
 とうとう、マイナス14℃まで低下した。この冬一番の冷え込みとなった。そして、日中は気温が5℃前後まで上がり夕方からは雨になった。
 立春-雨水-啓蟄-春分となる「雨水」になったということなんでしょうね。

    天候は暦の通り雨になり雨水ぬくもり豪雪の中
 

エジプトの空

 昨日のエジプトルクソールでの熱気球墜落事故には目を覆ってしまった。昨夏、ルクソールに行った時の予定ルートに気球で空の散歩をすることが入っていた。
 しかし、平鹿町で行われた「あやめ祭り」で熱気球の体験乗船をしていたし別に気球で高い所に登らなくてもメインの観光地は見学したからと気球の乗船はキャンセル。そして、ナイル川のヨットクルージングにしてもらった。
 JICAに勤務していた理恵ちゃんと現地の若きエジプト人たちのおかげで自由度のきく旅行日程だったので予定変更ができたと思う。
 事故のニュース映像を見ると「ここに行ったなぁ」とか懐かしい場所が出て来たのだが大事故の後なので、どうにも気の毒でならなかった。

 話変わって・・・・。実は気球事故の前日『女ノマド、一人砂漠に生きる』という本を読んでいた。これは常見藤代さんという人のノンフィクションである。エジプトの本だと何となく購入してしまうのである。
 内容は夫や子ども達と離れ、たったひとりでラクダを連れてエジプトの砂漠で暮す女遊牧民サイーダ(56歳)の物語だ。
 常見さんは10年ほど前から何度かサイーダと一緒に砂漠を旅していた。その間におきたサイーダの家族や知人との交流などを綴っている。
 砂漠で注意すべきことなどを書いている。砂漠のいたる所に住むハナッシュと呼ばれる毒蛇のことを読んでボクらが砂漠でキャンプした場所にもいたのかなぁと少しゾッとしながら読み進んだ。
 そして、キャンプの時に砂漠の砂の上を裸足で歩きそのまま寝転がることができる砂に感動してきた。砂漠のノマド(遊牧民)のサイーダも砂の上にじかに横になると言う。そして
「砂漠の砂はきれいさ。自然はすべてアッラーがつくったものだから」
の言葉に納得した。

 砂漠を旅しながら常見さんとサイーダとの会話からエジプトが見えてくる。特に女性の目線からのエジプトが。一夫多妻が公認されている国の女性の生き方。結婚観。嫉妬と中傷などなど・・。二人の会話やサイーダとの家族との会話は赤裸々なガールズトークと言えるかもしれない。

 ルクソールの遺跡を案内してくれた人が話したことを思い出した。
「お金があれば私たちでも二人目の奥さんが持てますよ」
ウーム・・・と、思ったがイスラムではそれが許されるとのこと。そんなことを思い出しながらエジプトの別な一面を一気読み。なかなかに奧の深い一冊だったと思う。


我が社のK君。
「あまり侍ジャパンの悪口を言うから負けてしまったんじゃありませんか」
と、抗議してくる。
「日本のプロ野球代表選手と言えば勝てるよ」
とボクも言い返したのだが・・・。あまり期待しない方が良いと思います。
我が家のとわちゃん。歯磨きがかなり上手になった。自分でやるように習慣づけがなされている。すごいなぁ。と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。
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