ちょっと読んだ本など(2)
季節外れの牡丹雪
今朝目覚めて外を見たらアッと驚くタメゴローです。もさもさと牡丹雪が降っているではありませんか。車も雪で真ッ白になってしまった。
まだまだ雪が降るのである。
危険な枕元(その2)
前回に続いて枕元にあって読み終わったものを少々。
◎劇画後三年役物語 高橋純・公地淳
地元横手の人たちが書いた本。後三年の役の歴史的な位置がよくわかった。
◎歌集 いちまいの葉っぱ 加藤トシ子
短歌かりんの会の加藤さん。家族へ生徒たちへ自然へ元教師の目線が優しくしかも温かい。
◎立川談志最後の大独演会 ビートたけし・太田光
談志師匠がビートたけしと爆問太田光と3人で芸能界を切りまくる。テレビなら放送禁止「ピー」がどれだけはいるかわからないような聞き取りにくい談志師匠達との実況会話が入ったCD付録付き。
◎藝人春秋 水道橋博士
ビートたけし命の水道橋博士。いろいろな芸人達の生き様をレポート。今のテレビが面白くないのはこのような芸人の毒が抜かれたからかもしれないと思った。水道橋博士は頭が良い。
◎雨無村役場産業課兼観光係1~3 岩本ナオ
コミック。雨無村の振興を考える若者たちの物語。なかなかに読ませる。考えさせる。ウーム。
◎野球部あるある1~2
必殺あるある大辞典新書。「ボールを足で扱うと、ビックリするほど怒られる」当たり前だ。「相手監督の怒鳴り声を聞いて、人ごとながら緊張する」「野球はうまくならないのに、長距離のタイムはぐんぐん縮む「冬練スター」がいる」などなど。
◎東電OL事件DNAが暴いた闇 読売新聞社会部
冤罪事件になった東電OL殺人事件。DNAの鑑定がずさん。これで有罪にした経緯など。読売新聞社会部の良心が光る。
◎「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー 高橋秀実
とにかく打ち勝つこと。コールドゲームで勝てなければコールドゲームで負ける。とにかくフルスイングする。ゴロは正面以外捕球しなくて良い。などなど超進学校が取り組む型破りなある意味高校野球の神髄。
◎ライカの謎・謎のライカ 田中長徳
◎カメラは知的な遊びなのだ 田中長徳
◎カメラはライカ 田中長徳
◎M型ライカヒストリーブック
以上4冊はライカについての文庫本。古本のオークションでゲット。カメラの歴史と言うか今でもマニアの間では垂涎のライカについて熱くしかも冷静に語り尽くしている。ライカにフィルムを装填して出かけたくなった。
◎渡辺篤史のこんな家に住みたい 渡辺篤史
あの家の探訪家?渡辺篤史がテレビ取材で巡った家で自分自身が住んでみたい思った家を紹介している。まぁ、ボクにとっては夢の話です。
◎脱出記 スラヴォミール ラウイッツ
1941年。ポーランド籍の男がスパイ容疑で逮捕されシベリアの強制収容所に収容された。そこから5人が脱出し途中で2人合流インドの「自由な国」まで飢餓の苦しみ、極寒・炎暑との闘いを乗り越え歩き続けた。途中で1人の女性が・・・ボクの涙腺は破壊した。冒険ノンフィクションの傑作だろう。
◎青春短歌大学 秦恒平
大学生の講義で有名な短歌の一部を伏せ字にしてどんな言葉が入るかをクイズ形式で考えさせた短歌入門書。かな?おそらくかなりレベルの高い内容な気がする。でも、良い短歌の本を読んでもボクの短歌は上達しませんねぇ。
◎明るいほうへ 金子みすず
読みやすい詩集。平易なひらがな多用の詩集だが中味は濃い。と、思う。なるほどなぁと納得させられる。
◎孫という名の宝物 島崎研一
孫バカと言われようがメンコイものはメンコイ。それだけ。3人の孫を見ながら日常のエッセイ集。孫は宝です。
◎「卒業ソング旅立ちの日に」の奇跡
歌には人を泣かせる何かがある。このDVDブックで紹介される10年ほど前のドキュメンタリーを見たボクは涙と鼻水でティッシュの箱を半分ほど使う羽目に。まったく罪作りなDVDブックである。
◎必死のパッチ
先日もブログに書いたが桂雀々師匠の生い立ち。筆舌に尽くしがたい子どもの生い立ちとはこのことか。それでも子どもは生きてゆく。しかし雀々師匠のように負けじ魂の人は本当に一握りだろうなぁ。
まだまだ読み切れない本や雑誌がうずたかく積み重なっている。特に宮部みゆきの「ソロモンの偽証1部~3部」の分厚い3冊は全く手つかずでそのまま積んでいる。これが頭に落ちたら髪の毛もないボクにとってはイチコロだ。と、言うわけでボクの布団の周りは実に危険なのであります。
我が家のわかちゃん。おねえちゃんのイタズラにものすごく興味を示す。何か悪さをしている場所に寄って行きおねえちゃんのとわちゃんに嫌がられている。それでもめげない。妹や弟の方が頑丈なんだろうなぁと一番上で育ったひ弱なボクは思っている。
これにて本日のブログは終了です。
故郷を離れ暮らした半世紀訛りの抜けぬ友は誇りぞ