危機感のない汚染水処理


ニラの花

 最近、あちこちに野良のニラの白い花が目立つようになってきた。小さな花がたくさんついて白さが際立っている。
 昨夜の豪雨から一夜明け、まだ曇っている中の一枚である。


福島のことを全く考えていない政治

 昨日の続きを少々。今朝の日刊スポーツ(2013.9.4付)のコラム『政界地獄耳』に「五輪のための汚染水対策でいいの?」と題して政府の汚染水対策について苦言を呈している。内容はおよそ次の通り。

『東京五輪開催のため首相安倍晋三はブエノスアイレスのIOC総会で懸念される福島第一原発の汚染水漏れについて「政府が前面に出て完全に解決していく。抜本的な措置を断固たる決意で講じており、7年後の20年には全く問題ないと、よく説明したい」と語り、総会の招致演説に盛り込むとのこと。
 さかのぼって8月27日に東京五輪招致委員会理事長の竹田氏は開催都市決定の投票権を持つIOC委員に対し、福島第一原発からの汚染水漏れについて「全く普段通りで安全だ。大気と水は毎日チェックされ、問題となるような兆候が一切ないことを政府も確認している」と記した手紙を送付したことを明らかにしたとのことだ。汚染水問題が国際社会に影響を及ぼし、各委員の懸念材料にならないようにするための措置だが、記者としてはどうもしっくりこないと書いている。
 その理由は、汚染水問題や原発は五輪があるから解決していくのではないだろう。本来、国民の不安を払拭して海外からのお客さんにも安心してもらいたいという趣旨ならばともかく、五輪対応で首相も対策を練るような物言いには違和感を覚えると記事は書いている。
 さらに政界関係者が言うには「日本のメディアはとにかく、この(首相の)言い方では海外メディアが反発するだろう。メディアが日本不安をあおっているならともかく、汚染水の危険性に警鐘を鳴らしているのに、政府が五輪のために(安全だと)否定しているととられかねない」
 政府はいったい何を世界に発信しているのか。少なくとも日本の国民は知らされていないような気がする』

 竹田氏が言うように「全く普段通りで問題ないなら」福島の原発事故の周囲に避難している人たちが住んでも大丈夫だと思うのだが・・・。
 夕方のニュースを見ていたらブエノスアイレスで東京がおこなかった外国人記者会見では放射能の汚染水に質問が集中したとのことだった。

 今朝の魁新報の社説にも汚染水総合対策について「もっと強い危機感必要」と題して書いている。内容はおおよそ次の通り。

『問題の深刻さは以前から認識していたにもかかわらず、自己処理を現場任せにして、対応が後手に回った政府の責任を追及して、汚染水処理は遅きに失したと書いている。
 さらに汚染水問題の深刻化は国際社会も注視している。その対策に国が乗り出すのは五輪東京誘致への影響回避のためだとすれば、地元福島の人々の感情はどうなのかと慮っている』

 いずれにしても原発の建設時から言われている「便所の無いマンション」状態の原発。まして過酷事故後の汚染物質の処理する場所のなさ。際限なく増える汚染水の量。
 にっちもさっちも行かなくなった放射性物質が少なくなった水は海に流そうかと言うような話も出ているとか。国際社会に顔向けできない状況になるのは目に見えている。
 これらのことに目をつむって再稼働へと突き進むのは考えものである。
 さらに福島では子どもたちに甲状腺ガンが増えているとネットで報じている。どうしようもない状況になりつつあるのかもしれない。
 それを竹田氏のように「全く普段通りで変わらない」と言える無神経さに驚いてしまう。

 日本政府は真摯に福島の復興復旧に向かうべきなのだ。オリンピックどころではない。


わかちゃん。人形をおんぶするのが大好きである。人形が外れるようなことがあると怒るのである。たまたま今日はテレビで放映されていた横手出身という壇蜜とのツーショット。わかちゃんが勝っています。ハイ。
これにて本日のブログは終了です。

  俺九十君は五十のバイク乗りまた行きたいな奥松島へ
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