「醸し祭り」にて
アルヴェにて
昨年に続いて今日もアルヴェで開催された「醸し祭り」に出かけた。ボクの推定だが昨年の1.5倍の人出だったと思う。
会場では酒蔵に勤めている卒業生たちにも会えたし、飲みに来ていた卒業生にも会えた。こんな時はとても「いいなぁ」と思うのであります。
ただしですが・・・・。飲み放題とは言え自分の能力を考えない酒飲みの風上にも置けないバカヤローがいるんですねぇ。
まぁ、日本酒の人気が盛り上がってくれたら良いなぁと思うが「ただ、いやしいだけの酒飲み」はちょっと・・・。
秋田県の酒っこ(日本酒)はなかなかのものでした。
醸すとはモグモグペットやることとだから美味いね秋田の酒は
反対の意思表示をすること
むのたけじさんの講演で印象に残ったことと、そこから自分なりに考えたことを書き記しておきたい。
まずは、講演の終わりにあった質疑応答で聴衆の方が
「むのさんのバックボーンは何ですか」
と尋ねた。それにむのさんは間髪をおかず秋田弁で次のように話してくれた。
『こどものどぎ、大人だちが神社の境内などに集まって相談事をやっているとぎにとてもイヤなこどがあった。
「なーに話などいいかげんなどころでやめれった。オラダみでんたもの何しただって、かにしただって世の中変わるわげでねべった。まずいい加減などごでやめでドブログでも飲むで」
こどもだちが回りで聞いでで、なーんとなさげねーごど言うなぁと思ったもんだ』
この話を聞いてボクはジワッと涙がにじんだ。まったくその通りだと思ったからである。どうして諦めるんだろうかなぁと・・・・。
基本的にボクは何に関しても中途半端な人間である。それでも気になることや変だなぁと思うことには声を出したいと思っている。
先日、地域の集まりで飲んでいる時にボクについて次のような話が出た。ボクの特徴や評価として
「手を上げる人だ」
と、いう話が出た。
最初、エッ手を上げるって何?と意味がわからずにキョトンとした。やがて、わかったのは反対の意思表示や質問をすることのようだ。なるほどねぇ。
シャンシャンと終わるはずの会議が長引いてしまうから質問したり反対するのは邪魔な存在かと思ったがそうでもないらしい。
要は少しは議論が見えやすくなると言うことのようだ。酔っ払ってからの話だからそれ以上に話題はふくらまずバカッ話になった。でも、ある意味ありがたい評価だと思ったが二日酔いもひどくなった。
と、言うわけでむのさんの話したことがストンと腹に落ちたから涙がにじんだのである。民主主義とは何かをあらためて考えさせられた。
むのさんの講演については後日もう少し・・・・。
今日の醸し祭りに、とわちゃんとわかちゃんも一緒にいた。抱っこしたり子守りをしたりで飲む量が適量になって健康にとても良かった。
本日のブログはほろ酔い気分で終了です。