県南の野球躍進の要因


雪の中休み?

 雪の中休み。今朝早く村の除雪隊が出動したらしく地響きをたてて重機が出動してくれた。これは大雪かなぁと覚悟して起床。ところが、あに図らんや弟知らず・・・。
昨夕自宅に帰った時の積雪量から変化がないのです。つまり、昨夜はまったく降らなかったのである。ありがたい朝でした。



二人の指導者

 さて、先日魁新報の「県南高校野球の躍進を期待する」ことについてブログに書いた。
 最近、県南地区の高校野球の力が中央地区や県北地区に追いついてきた原因の一つを忘れずに書いておきたい。

 今から20年ほど前ボクが野球部の顧問に就いた頃は秋田高校、秋田商業、秋田市立(現在中央)、金足農、そして経法大附属などが甲子園を争い、時には能代、能代商が甲子園に名乗りをあげて県南地区はなすすべがない時代だった。

 最近、その流れが少しずつ違ってきている。例えば能代商業が秋田県チーム10何年か連続甲子園初戦敗退の流れを断ったのは記憶に新しい。しかし、残念ながら秋田市内のチームが夏の甲子園出場を争う主役であることは間違いない。
 そこに県南勢が少しずつ割り込むようになってきた。例えば昨夏は準決勝に秋商、金農、大曲,角館が残った。決勝は秋商対角館となって延長15回4-3で秋商が甲子園を決めたのである。

 さらに秋の全県大会は準決勝に大曲、大曲工業、角館、秋田中央が残り。決勝は角館対大曲工業の対戦になった。これまで全県大会規模で県南地区どうしの決勝がおこなわれたことがあっただろうか。結果は角館が7-5で優勝。もしかしたら県南から三校東北大会出場もあり得るなぁと考えた人も多かっただろう。だが、第3代表決定戦は秋田中央が4-3で大曲をしりぞけて東北大会に出場し中央地区の一角を守った構図になったのである。

 このように県南地区が全県大会の上位に顔を出すようになった。その要因の一つは県南地区のチームが低迷していた20年ほど前から、県南地区に二人の指導者が来たことが大きいとボクは考えている。
 一人は先日突然亡くなられた三浦第三先生が大農に赴任されたことだ。彼の取り組み方や考え方を県南の若き指導者たちは学び良いところを吸収した点は大きかったと思う。
二人目は現在、秋田修英高校の監督である鈴木先生の公私交流によって角館高校への赴任も大きかった。彼からはどんなに才能のある選手でもしっかりと鍛えなければ「野球選手にならない」という考え方を学び取ったと思う。
 もちろん、そればかりではない。今、県南の各チームにいる若き指導者たちの切磋琢磨もある。さらに、新任の時に県南地区で採用され野球部を指導し、現在中央地区で監督をされている指導者たちの遺産も大きいとボクは感じている。

 確かに先日の魁新報の記事にあるように県南から才能のある◎の中学生が中央地区に流れるのは減少した可能性は高い。しかし、◎の選手が県南に残ってもその子たちをしっかりと「野球選手」になるように指導するかどうかがポイントなのである。
 ボクが県南で顧問として見ていた時の選手諸君は口では「甲子園が目標です」と言う。でも、それは「なんちゃって甲子園」だったのかもしれない。
一度、縁あって(すぐに縁はなくなったけれど・・・)中央地区の野球部顧問になった時に感じたのは「なんちゃって甲子園」の部員がいなかったことだ。甲子園を「本気でねらっている」部員たちにある意味衝撃を受けた記憶がある。

 遠い昔の思い出話になってしまった。でも、今は県南地区から甲子園を目標とするのが「なんちゃって」ではなくなったと思う。当たり前に甲子園をめざすチームができつつあるのだろう。

 いずれ県南地区チームの活躍は楽しみですね。




今日は七草。七草のおぼえ方
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草」
これって五七五七七になっているんですねぇ。誰でも知っている当たり前のことかもしれないがリズム良くおぼえられる。

  お雑煮は短歌のリズムで味わいて五臓六腑に春の七草

毎年、魁新報の新年の付録についてくる一枚物のカレンダーである。山田実さんが何十年にもわたって作成しているはずだ。もちろん我が家のトイレにも毎年貼られているのです。
本日のブログはこれにて終了です。
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