風化させてはいけない3.11


奥松島まで

 野蒜海岸からもっと松島の懐深くまで向かった。奥松島と呼ばれる場所である。
ここには昔一度来たことがある。バイクで来たのだが懸命に記憶をたどろうとしても思い出せない。半世紀近くも前のことだからなぁ。
 
 室浜や月浜とよばれる漁港がありそこも津波に襲われたとのことだった。その地域の看板には「地震があったら大高森に登れ」と書いてある。大高森と呼ばれる(標高百メートルくらいかなぁ)松島地域ではかなり高い山がある。

 奥松島へ向かう途中で多くの人が集まり作業をしていた。テレビカメラも入っていたので、もしかしたら震災関係のボランティアかなぁと思った。自宅に帰ってBSニュースをぼんやりと見ていたらそのことを報じていた。北限のヤマザクラを植樹しているとのことだった。いずれ2011本を植えつけて震災を忘れないようにしようということのようだった。

 奥松島では縄文時代の貝塚などが発掘されて「奥松島縄文村歴史資料館」も建設されている。博物館ですね。
 せっかく来たのだから入場料四百円で見学をした。縄文時代の習わしの一つの成人した人は上アゴの犬歯を抜くということがあったらしく発見された頭蓋骨には確かに犬歯はなかった。縄文時代にも大津波があったのかもしれない。と、想像しながら見学をした。ウーム、なかなか勉強になりましたねぇ。手作りの勾玉ストラップを一個購入して見学を終えた。

 塩釜への帰り道。妙に「焼き牡蠣」を食べたくなった。塩釜のお父さんたちはしょっちゅう食べているので別に食べなくてもいいらしい。どうしても食べたいなぁ。松島の観光名所に焼き牡蠣の店があったのでちょいと停まって購入してもらう。ついでにサザエのつぼ焼きも・・・。つぶやきではありません。
 牡蠣を焼くといっても蒸し焼き(蒸し煮)状態にするとのこと。で、美味かったかということですが、とても美味いわけではない。牡蠣は生で酢の物あるいはカキフライが一番かもしれないとちょっと思った。でも、松島で獲れた牡蠣の風味を復興の印として味わったつもりです。サザエですがサザエの内蔵部分には当然のように細かい砂がありジャリジャリと食べにくいがボクはこっちの方が好きかもしれない。
 牡蠣もサザエも獲れ始めている。観光客も結構戻っているので名所旧跡は復旧している感じがする。でも、昨日のブログにも書いたように復興は道半ばである。いや、半分もいっていない。そして、少しずつ風化していることは間違いないと思う。

 写真は「奥松島縄文村歴史資料館」

 そうそう、あれから塩竃から帰って次の日、黒いUNKOがたくさん出たのである。サザエの内蔵がしっかりとボクの消化器系を巡ってきた証である。とてもいいですねぇ。



正気の沙汰ではない

 昨日の参院予算委員会で安倍晋三首相は原発再稼働を推進すると明言した。世界一厳しい安全基準のもと再稼働をしても問題はないと言っているようだ。
 そのこと自体、フクシマの事故を風化させたばかげた話と言える。原発再稼働をすることによってフクシマ第一原発の事故処理に当たっている人たちが再稼働の地に移動するという話も出ている。フクシマ第一原発事故を「無いこと」にする意欲満々とボクは見ている。
 原発安全神話の検討も総括も反省もせずに「金儲け」にまっしぐらに進む安倍政権の危険さがますます増してゆく。
 さらにトルコやインドに原発の売り込みをしようとしていることも「地球規模」での問題になるだろう。彼の国で原発に従事する人たちのスキルなどを考えたら事故は万が一どころではなく起きる可能性は高い。もしも売却した国で事故が起きたら日本全体の責任になる。安倍晋三首相はは間違っても責任をとらないだろう。危ない。危ないなぁ。

3月10日付の朝日歌壇に次の短歌が掲載された。
   大衆をいじめいじめて政治家は福島を捨て東電を取る
                 長岡京市 寺嶋三郎さん

 いずれにしても今の政権の考えている復興政策には正気の沙汰では無いことが山ほどある。

   平常の想像力を持つならば原発ゼロがホモサピエンス



最近、我が家のトマトと言う猫はわかちゃんを恐れない。むしろ、わかちゃんよりも格上だと思っているようだ。だから、わかちゃんが昼寝をしている近くに自分も平気で寝そべっている。まぁ、それでもトマトはわかちゃんに警戒心を常に持っているようだ。それはちょっと動くとパッと身構えて逃げる様子を示すのでわかる。でも少しは雪解けかもしれません。

3.11から3年。忘れてはいけない日である。けっして風化させてはいけないのだ。

と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。
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