ビデオテープのデジタル化は早めに

西空に飛行機雲が
春の日射しがいいなぁ。何となくホッとする。気温も5℃を超えているようなのでヒンヤリはするが気持ちは少し温かくなる。
昨日は朝から竜巻注意報が2回もテレビ画面にテロップが流れた。不安定な天候だったんだろうなぁと今日の日射しを楽しんでいる。
夕方、西の空を見たら飛行機雲が大空を横切っていた。飛行機と言えばマレーシア航空機はどこに消えたんだろう。今のようなすべてをお見通しのようなスケスケの情報時代で不思議な出来事だ。
ビデオテープの終焉か?
昨日、二日酔いを抱えながらボクはズーッとパソコンの前に陣取っていた。何をしていたかと言えば知人に依頼された十年以上前のビデオテープの画像と音声をデータ化する作業をしていた。
今回はソニーのminiDVから落とす作業をした。miniDVはデジタルデータとして取り込める。でも、専用ソフトがない。そこで映像と音声をアナログで取り出してデジタル化することにした。
ところが、この小型のテープを再生する手頃なテープデッキがない。ネットを調べて手頃なデッキはないかなぁと調べたらソニーから業務用で高価な物が販売されていることがわかった。高い高い、ちょっと出が出ない。結局、撮影したビデオカメラで再生するしかないのである。
ところが・・・・・。知人がテープと一緒に持ってきたビデオカメラは再生不能。アリャリャこれじゃあ映像も音声も出ない。幸い別な知人からminiDVを再生できる古いカメラを借りることができたので何とか依頼された10本のテープの内容をコンピュータに取り込むことができた。
取り込んでしまえば,その後の作業は何とかなる。でも、何だか綱渡りの作業だったと思う。それはデジタルデータ劣化特有の四角のノイズが出たりしたのである。おそらくヘッドなどをクリーニングすれば状態は改善されるかもしれないが・・・クリーニングテープなんか無い。
で、あらためて思ったのはminiDVテープは再生するビデオカメラが壊れてしまえばただのゴミになってしまうってことだ。再生できなければアナログデータもデジタルデータも取り出すこともできない。大切な思い出の映像が消えてしまうことになりかねない。
テープを使用するビデオカメラの中ではVHSやβあるいは8ミリのビデオテープよりも、もっと近代的と思われたminiDVは早く消える可能性がある。
最近はデジカメでもスマホでも高画質で動画を撮影できる。でも状況は二~三十年前とほとんど変わっていないかもしれない。つまり、デジカメやスマホをテレビにつないで見る方法が踏襲されているからだ。
データを取り出してDVDやブルーレイのディスクに焼き込みカメラ無しで手軽にデッキを使いパッと見るようにすることをほとんどの人はやっていないと思う。
身近に高画質のデータを持っていても処理できない状況。テープからメモリーに変わっても何も変わっていないように感じる。
だから、どうしろってわけではありませんが・・・・。ハイ
いずれにしてもテープ素材の画像はどんどん消えてゆく時代は近づいていることは確かである。貴重な映像はできるだけDVDかブルーレイに変換する時は来ていると思う。
テープには若き笑顔が弾けても見る術の無き時代は近い
これにて本日のブログは終了です。