「美味しんぼ」について

ボケの花

 今年も真っ赤な花が咲いた。ひっそりとした藪の中に咲いているような花ではあるがとても印象深い色合いである。
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もっとオープンになってもらいたい

 やはり、書いておきたい。それは「美味しんぼ」についてである。このマンガをしっかり読んでいたかと言われると「まぁ、それほど読んでいません」と答える。
 ただし、そこに描かれた福島原発を訪ねた主人公が鼻血を出したということ。そして、元町長や福島大の准教授が鼻血の原因は福島第一原発の事故であると語った内容。
 これらの検証についてボクは否定しない。あり得ると考えているからだ。もちろん福島に住む人たちの不安と苦悩は理解できる。何とか元の状態に戻って欲しいと願っている。しかし、政府関係者は正確な情報を絶対に隠している。さらに彼らは「大丈夫、安全です」と必死になって原発事故のもみ消しをはかっている。

 「美味しんぼ」が発表されてからはテレビや新聞そして自民党を中心とする政治家こぞって大声で「そんな事実はない」「原発は安全です」と喧伝し始めた。
 原発事故について「もう話すな」「考えてはいけない」と言っているような気がしてならない。表現の不自由さを言っているようなものだ。

 今朝(2014.5.15付)の日刊スポーツに『石原伸晃、森雅子、以下自民も相当ひどい』のコラムを掲載している。
 その内容は環境相である石原や、福島出身の森雅子が「根拠のない差別を助長する」とか「その描写が何を訴えようとしているのかわからない」と素早く不快感を示したことに対して「おかしいぞ」ということである。
 自民党は福島原発事故の時に野党だった。自民党の熊谷代議士が当時の民主党政権に対して次のような質問をしているという。
「(当時の民主党政権の)大臣や官房長官は事故について大きな不安はないと言っている。しかし、福島県南部の小学校では内科的症状で延べ人数469名に頭痛、腹痛、鼻出血が出ていると報告されている。こんな結果がある、それでも本当に不安はないといえるのか」と、詰め寄ったとのこと。
さらに森雅子氏は次のような質問をしているという。
「子どもが鼻血を出した。これは被爆による影響じゃないかと心配で、診察してもらった。そのお金はどうなるんですか」
 森、石原以下、自民党も相当ひどい。と、コラムは結んでいる。

 ありゃりゃである。その時はその時。今は今。何だろうなぁ。つまり、政権につけば何でもやり放題と言うこと。都合の悪い真実は全部隠してしまおうという意図がスケスケである。
 そして、この「美味しんぼ」騒動で原発事故に関する言論を封殺しようとする意図が強く働いていると思わせるのである。まぁ、真実が出てくることが怖いってことかもしれませんが。
 はっきり言います。政治家はご都合主義です。自分のことしか考えていません。そうそう、今日出てきた「集団的自衛権行使問題」も非道い話だなぁ。許せる話ではない。

本日のブログはこれにて終了です。

 実はボク野菜炒めが得意ですベタベタするが結構美味い
 今、さっき狸が側溝に入ったよ教える人の顔はタヌキに魅せられ
 嫌という嫌しか言わない三歳は反抗期でも百倍メンコイ
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