インド映画『大地のうた』
先日あれを観た-1
インド映画を観たのは2度目。1度目は「スラムドック・ミリオネア」だった。評判の映画だったので仙台まで行って観た記憶がある。インドで『ミリオネア』(以前、日本でもあったクイズ番組)で多額のお金をゲットするという映画だった。その大金をつかんだのがインドの差別された若者という設定。クイズの解答にイカサマがあったとかないとかの話が挿入されるのだが・・・。なかなか面白い映画だった。
で、今回観た映画は1955年のインド映画「大地のうた」である。DVDを購入して観た。

物語はインドの農村に住む貧しい家族の物語と言える。
ダンナ(お父さん)は理想ばかり追っていて家庭のことをほとんど顧みない。お母さんは懸命に二人の姉弟を育てている。お姉ちゃんはやんちゃ盛りとでも言える可愛いさ。ちょっと表現が難しいが・・・。そのお姉ちゃんは一緒に暮らすおばさんと呼ばれる老婆が大好きである。
その家族のことを弟(少年)の目を通して地域の暮らしや自然とともに紡がれる物語である。60年前のインドの風景がモノクロの画面に暗く映し出されるが、それがとても美しいと感じる。
ネ タバレになるので詳しくは書かないが、エンディングは美しくも悲しい旅立ちで次回作に続く内容になっているようだ。
この映画を観ながらボクは懐かしい南外村の幼い頃の風景を想い出した。そして、その頃から60年も経過して何が変わったのだろうか。何も変わっていないのかもしれないと少し考えたのである。
インド映画もなかなか奥が深いですね。この「大地のうた」は三部作のようだ。近いうちにDVDをポチッとしなければならないかなぁ。
紅葉の悲劇
27日、御嶽山で突然と言っていいくらい突然に噴火が起きた。週末で紅葉シーズン真っ盛りで多くの登山者が被害にあった。
噴火のあった夜にニュースを見ていてアレッと思った。噴火予知委員会(かな?)の偉い人が、当日の御嶽山の警戒レベルを「1(平常)」にしていたことについて大体次のように語ったのである。
「火山の噴火が起きるような地震動のようなことはあったかもしれない。しかし、火山が噴火することの予知は難しい。だから警報レベルは1にしていた・・・。そうでなければ日本中の火山は登山なんかできない」
別にボクは警戒レベルのことを言いたいのではない。火山の噴火や地震の予知は難しいことを認めるべきだと思うのだ。その延長線上に鹿児島の川内原発の安全基準の不確かさが浮かび上がるのである。
安全だから再稼働OKとの報告書に桜島などの火山噴火は予知できているから大丈夫と言ってるらしい。今回の御嶽山の噴火を考えたら絶対に予知なんかはできないことは明らかなのだ。つまり、いつ何時噴火するかは人間にはわからないのだ。
3.11の東日本大震災だってその通りで予知なんかできなかった。それがあの未曾有の大災害になりフクシマ第1原発事故が起きたのだ。
火山や地震大国の日本の原発再稼働は,今だから止めるべきだ。
御嶽山の噴火から原発に話が変わってしまったが天変地異の現象に人智は及ばないと言わざるを得ないのです。
今回の御嶽山の噴火はある意味、紅葉の悲劇かもしれない。被災者は本当に気の毒なことだ。
本日のブログはこれにて終了です。
秋田でも紅葉が少しずつ進んできました。

彼岸明け周りチラホラ紅葉に季節外れの鳴くアブラゼミ
インド映画を観たのは2度目。1度目は「スラムドック・ミリオネア」だった。評判の映画だったので仙台まで行って観た記憶がある。インドで『ミリオネア』(以前、日本でもあったクイズ番組)で多額のお金をゲットするという映画だった。その大金をつかんだのがインドの差別された若者という設定。クイズの解答にイカサマがあったとかないとかの話が挿入されるのだが・・・。なかなか面白い映画だった。
で、今回観た映画は1955年のインド映画「大地のうた」である。DVDを購入して観た。

物語はインドの農村に住む貧しい家族の物語と言える。
ダンナ(お父さん)は理想ばかり追っていて家庭のことをほとんど顧みない。お母さんは懸命に二人の姉弟を育てている。お姉ちゃんはやんちゃ盛りとでも言える可愛いさ。ちょっと表現が難しいが・・・。そのお姉ちゃんは一緒に暮らすおばさんと呼ばれる老婆が大好きである。
その家族のことを弟(少年)の目を通して地域の暮らしや自然とともに紡がれる物語である。60年前のインドの風景がモノクロの画面に暗く映し出されるが、それがとても美しいと感じる。
ネ タバレになるので詳しくは書かないが、エンディングは美しくも悲しい旅立ちで次回作に続く内容になっているようだ。
この映画を観ながらボクは懐かしい南外村の幼い頃の風景を想い出した。そして、その頃から60年も経過して何が変わったのだろうか。何も変わっていないのかもしれないと少し考えたのである。
インド映画もなかなか奥が深いですね。この「大地のうた」は三部作のようだ。近いうちにDVDをポチッとしなければならないかなぁ。
紅葉の悲劇
27日、御嶽山で突然と言っていいくらい突然に噴火が起きた。週末で紅葉シーズン真っ盛りで多くの登山者が被害にあった。
噴火のあった夜にニュースを見ていてアレッと思った。噴火予知委員会(かな?)の偉い人が、当日の御嶽山の警戒レベルを「1(平常)」にしていたことについて大体次のように語ったのである。
「火山の噴火が起きるような地震動のようなことはあったかもしれない。しかし、火山が噴火することの予知は難しい。だから警報レベルは1にしていた・・・。そうでなければ日本中の火山は登山なんかできない」
別にボクは警戒レベルのことを言いたいのではない。火山の噴火や地震の予知は難しいことを認めるべきだと思うのだ。その延長線上に鹿児島の川内原発の安全基準の不確かさが浮かび上がるのである。
安全だから再稼働OKとの報告書に桜島などの火山噴火は予知できているから大丈夫と言ってるらしい。今回の御嶽山の噴火を考えたら絶対に予知なんかはできないことは明らかなのだ。つまり、いつ何時噴火するかは人間にはわからないのだ。
3.11の東日本大震災だってその通りで予知なんかできなかった。それがあの未曾有の大災害になりフクシマ第1原発事故が起きたのだ。
火山や地震大国の日本の原発再稼働は,今だから止めるべきだ。
御嶽山の噴火から原発に話が変わってしまったが天変地異の現象に人智は及ばないと言わざるを得ないのです。
今回の御嶽山の噴火はある意味、紅葉の悲劇かもしれない。被災者は本当に気の毒なことだ。
本日のブログはこれにて終了です。
秋田でも紅葉が少しずつ進んできました。

彼岸明け周りチラホラ紅葉に季節外れの鳴くアブラゼミ