「民」の声を聞かない人

久しぶりの夕日

 夕方4時になると秋田では夕日が沈む。鳥海山の横に沈もうとしている久しぶりに顔を見せてくれた太陽が妙に懐かしく感じる。
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外国と大企業しか見ていない人

 いつも読まさせていただいてる車正吉さんという方のブログ(http://masakiti1192.meblog.biz/)にTBS系列で放送された番組で安倍晋三首相が町のインタビューなどに対して不快感を示してだんだんに声高になっていった気の短いところを見せたと書いておられた。
 さもありなん。と、ボクは思っていたら今朝の日刊スポーツ紙に次のような記事が掲載された。
『「インタビュー選んでるでしょ」街の声聞かぬ安倍』である。次のようなに書いている。

『TBSの番組で街の声として「アベノミクスの実感なんてない。大企業の人だけじゃないの」というインタビューに「これ、選んでるでしょ(笑)、もうかっている中小企業は「私たちもうかってる」なんて言いませんよ。名前を出して言うのは勇気がいる」と司会者を指さしながらまくしたてた』

 まったくなぁ。テレビに映し出された街の人たちの批判する声だけを選んで放映していると思う被害妄想か?と、思ってしまった。
 
 日刊スポーツの記事はさらに続く。今回の解散については消費税を争点にしている。しかし、景気条項があり消費税の増税を延期することなどで何も今、国民に信を問う必要はまったくない。
 安倍晋三が数字を並べて雇用や賃金が上がったと胸を張るならば、増税の延期の必要はない。こんな正論に正面から答えなければ意味がない。

 読んでみてその通りだと思った。安倍首相は景気は間違いなく上昇している。雇用も何%だったか(ボクは忘れたが)上がっている。と、胸を張って自分の成果を自慢していた。そんな実感を感じているのは大企業などほんの一握りなのだ。
 でも、もしも安倍首相の言うとおり、それほど調子が良ければ今回のGDPの数字なんか屁でもないはずだ。消費税を上げたっていいじゃないか(ボクは消費税アップには反対ですが・・・理屈としてです)。と、この記事を見て思い当たった。

 記事は次のように書いているのでそのまま引用したい。

『本当に問われなければならないのは、任命責任は自らにあるとした安倍政権の閣僚のダブル辞任に関わる政治とカネの問題や、集団的自衛権の憲法解釈変更に対して国民の議論なく閣議決定したことや、パブリックコメントでは大半が反対の意思を示していた原発の再稼働問題。特定秘密保護法の施行は急ぐべきでないという国民の声などに政府与党・安倍政権が耳をかたむけるかどうか。
つまり、安倍政権の2年間の検証と「安倍政治」とは何かが問われているのではないか。首相のテレビでの発言に国民は相当困惑したはずだ』

 要するに安倍首相は大企業と外国ばかりを見ている。われわれ「民」のことは眼中にないってことがはっきりしているってことだ。これで次の選挙で安定多数なんて占めたらアンタ。大変なことになりますぜ。と、つくづく暗い気持ちになってしまう。
 だからあきらめてはいけない。日本人の良識を信じて希望を持つことにしたいのだ。


これにて本日のブログは終了です。

背中で泣いてる唐獅子牡丹

危ない危ない

 やはり光芒が好きである。今朝、雲の合間からサーっとのびた光の帯を見てすぐに車を停めてしまった。
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 さて、昨日のブログで自公が次の選挙で勝っても「白紙委任」ではない。と、書いた。その理由は安倍首相の考えていることがとても危ういと感じるからである。
 いつだったかの国会の予算委員会だったと思うが安倍首相が言った言葉がひどい。だいたい次のような内容だった。
「私が政府の代表です。選挙で選ばれたのですからすべて私がやることは国民から信頼を得ている」
そんなことはない。と、その時はっきりと思ったし彼は信用できない独裁者だと確信した。
 だが、残念ながら国会では安倍晋三首相の思い通りに進んでいると思える。
 今回の衆議院解散総選挙は安倍晋三首相が長期政権にしがみつきたい単なる「わがまま」あるいは「自分勝手」(同じことかぁ)ということになる。
 今回の総選挙は国民がこんな人を政権の座につかせて大丈夫だろうかという選択になるのだろう。と、思う。昨日も書いたが希望は捨ててはいけない。光芒は希望の光になってくれとの願いかもしれない。



高倉健逝去
 
 高倉健が亡くなったと大きく報道されている。ボクは高倉健の映画をあまり観ていない。あまりにもかっこ良すぎるのだ。50年前の任侠映画大ヒットの頃からズーッとその気持ちに変わりはない。ジッと耐えて最後にドガーンと行く。男の中の男。語弊があるかもしれないが、その姿勢が何となくボクの中では納得がゆかないのである。

 その当時、勝新太郎と田宮二郎がコンビの映画「悪名」の方が大好きだった。
「朝吉親分とくればセージ」
(だったと思う)の台詞が何とも心地良かった。ボクはどこか「おちゃらけた内容」が好きなんだろうなぁ。やはり少しへそ曲がりかもしれない。
我が社のK君とこんな話をしたら・・・・
「ジャイアンツが嫌いなことにつながりますね」
「・・・・?」
「正当なことを避ける心理ですね。ヘソはどこについてるんですか?」
「真ん中にあるっ!」

 高倉健。ボクが小学校の頃。村には松原劇場という映画館があった。1週間か2週間に1回三本立てが上映された。村中から映画ファンが集まって歓声を上げて映画を観ていた。
 松原会館には映画のビラがズラーッと貼られていて、その中にサーカスの映画があったと思う。そのビラに高倉健が出演していたことが写真とともに書かれていた。ボクは小学生ながらものすごく気になった。どうしてなんだろう?なぜか高倉健だった。理由はよくわからないがサーカスの映画のビラの中で高倉健を見たのである。
 大学に入り、網走番外地。そりゃあ歌いましたよ。
♪春に春に追われて花も散る   
 でも、映画にはついてゆけなかった。任侠映画もイマイチボクにとっては合わなかった。勝新太郎のやくざ映画の方が良かった。そして「幸せの黄色いハンカチ」などの映画もウームといつもうなっていた。

 昨年、高倉健は文化勲章を受章した。その時の言葉がテレビで流されている。
「200何本か映画に出ているがほとんどが前科者の役だった。それをちゃんと見てくれる方がおられねんですね」
こんな内容だったと思う。とても照れくさそうに話している。
 ボクは高倉健さん(ここで、さん付けになるが・・・)に
「こんな賞は私には似合わないです。背中の唐獅子ボタンが泣いています」
と、言って辞退したら大ファンになっただろうなぁと思ったのであります。
 単なるへそ曲がりですね。

 とても素晴らしい、ボクにとって気になる昭和の役者さんが一人亡くなった。近いうちDVDを購入して最後の映画と網走番外地を観直してみようがなぁと思い始めた。合掌。

    寡黙ですとても照れ屋で人思い背中で泣いてる唐獅子牡丹
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花は小さな菊ですが・・・・・。


本日のブログはこれてに終了です。

中味のない会見を見て

時雨模様

 今日は久しぶりに目医者に行った。
 時雨だから雨が降ったり止んだりである。途中でまっすぐに立ち上がる部分的な虹が見えた。あわてて写真機を取り出して撮影賞としたが、残念ながら写真のようにダメ。でも、時雨模様の雰囲気は伝わる(伝わりません)?
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安倍首相の記者会見

 午後7時からのニュースを見ていたら突然安倍首相が衆議院解散をするからとのことで記者会見の中継に切り替わった。いい機会だからと思いながら記者の質問まで全部見た。
 見ていながら感じたのだが新聞やテレビなどで言われている大義なき解散だが、それこそ大層な理由は何もない。彼が15分もかけて話したことはただ一つ。
『消費税を2%上げるの今の経済状況では無理。だから1年半先送りする。しかし、1年半後には景気の動向関係なく2%上げますよ。それだけ「大きな税」の変更ならば国民に信を問わなければならない』
たったこれだけ。

 「たった」と言う言葉がおかしいならば「ほんの」と言い換えてもいい。彼の話の途中では民主党政権の時にマニフェストに書いていない消費税導入を突然国民に提示したから大敗したのだ。とも言った。
 エーッ。それは君たちだってそうじゃん。と、いつも通りにテレビにボクは毒づいてしまった。特定秘密保護法だって集団的自衛権だって原発再稼働だって自民党の公約に堂々と書いていなかったじゃないかと思うけれど・・・・。まぁ、しっかりと読んではいませんが。
 少なくても色々なアンケートを見ると世論を二分している安倍政権がごり押ししたことは一言も言わなかった。そして、昨日ヨメさんとお手々つないで海外遠征(さすがに帰国した時にはヨメさんは出てこなかったが・・・)から帰ってきた首相。日本にいない間に解散が決まっていたという、ある意味非道い話が今回の衆議院解散を象徴している。自公が過半数を割れば辞任するとも公言した。ボクには傲慢としか見えなかった。もしも、それで自公が勝ったとしても、国民はけっして白紙委任するわけではないことを書いておきたい。
 
 先日の報道ステーションを見ていたらアフリカで成功した方がコメンテーターとして出ていた。古館さんが「今、日本で大義なき解散総選挙になりますがどう考えますか」と質問。それに「日本は素晴らしい国です」と答えた。
古館さんは「エッ」と一瞬絶句。それに対しては次の言葉だった。
「アフリカでは独裁国家ばかりで、何かをしたい時に選挙することはできません。少なくても日本ではルールに基づいた選挙ができます。思いを伝えることができます。だから素晴らしい国です」
 古館さんは「なるほど思いをしっかりと一票にこめて投票することが大切」だと話した。

 21日に解散するとのこと。12月に実施される総選挙。日本の民主主義の成熟度が問われる。期待はできないが希望はもつことはできる。

    とくとくと解散の日を話す男(ひと)何が国益民を見ずして


我が家の雪囲いがほとんどできた。大工さんにお願いしているので少し時期は遅れるが何とか終わった。あとは何本かの立木をボクが囲えばいい。
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と、言うわけで本日のブログは終わりです。

 

ギター教則本

この親にして、この子あり

 ボクの父は1913年生まれ。もし、生きていれば101歳である。
 昨日、父の生家から二冊の冊子が届いた。
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生家だから父は我が家に婿入りしてきたのである。
 20年近く会っていない従弟が最近自宅《つまり父の生家〉の整理を始めたとのこと。そうしたら父が若い頃に購入した冊子があったので知人を通して届けてくれた。
久しぶりに従弟と電話で話をしてその経緯を話してもらった。

青っぽい古い一冊の奥付を見たらなんということでしょう。次のように購入した日のことを書いている。

『ギターの持つ浪曼的な音色に・・・・
     1931年春新宿にて求む
        秋田縣仙北郡・・・・ 父の旧姓と名前』

 1931年(昭和6年)。父が18歳の時である。彼は角館中学の二期生。そこを卒業してから駒沢大学に入学。その頃にギターに憧れたのだろう。その当時に購入した古い古い壊れたギターもあったはずだが・・・。
 この教則本を見て小学生の頃に我が家に父の戦友が遊びに来て話していたことを思い出した。父は支那で兵役についていた。その頃の思い出話を戦友がしているのである。
 それは、父が兵役の合間をみて板に針金を張って手作りのギターを作って演奏していたということだった。その頃はフーンと思う程度であったのだが、この教則本を見てギターが本当に好きだったんだなぁと初めて思ったのである。
 この教則本。当時はなかなかハイカラだったと思う。横書きの文字が左から書かれている。この頃は右から書いているはずだから「影を慕いて」の古賀政男もハイカラな人だったんだろうなぁ。
 
 そしてもう一冊の赤い『録義講楽音 號刊増時臨』は昭和7年6月1日発行である。ここにも父は一言書いている。

『シェークスピア曰く 音楽を好まざる者、其の性根は悪事をなすに通ず』

ウーム・・・・。シェークスピアはそんなことを言っていたのかなぁ。

 さて、その息子。僕のことです。大学に入り2年生の頃だったと思う。授業料が送られてきた。その当時は6ヶ月で6000円の授業料だった。その金額がアリャリャ楽器屋に飾られているギターと同じ値段だった。
 いろいろ悩んで《いや悩まないで〉ギターを購入した。それから1ヶ月後にボクの自宅に大学から督促状が届いたのである。そりゃそうだ。授業料が払い込まれていないのですからねぇ。
 でも、あまり叱られなかった。いや、全然文句も言われなかったと思う。そして、そのギターを持って長期の休みには自宅に帰って弟や妹に見せびらかして自慢してたから相当のバカ息子だったのである。

 80年も前のギター教則本と音楽の講義録2冊を眺めながら、そして中を確かめながらギターを引っ張り出して弾いてみた。少し、父に会えたような気がした。

 この親にしてこの子ありなんですね。



沖縄知事選。安倍政権の管官房長官(ごめんなさい管と「くだ」と変換していた。くだらない・・・?本当は菅ですね)の「粛々と進める」「辺野古の基地建設は過去の事」と切って捨てる言いぐさをする男が秋田出身だと思うと・・・・。今朝(2014.11.17付)の朝日新聞に『敗れたのは誰なのか』の最後の文を引用させてもらいたい。

『沖縄に押しつけ、沖縄を切り捨て、沖縄を忘れる。私たちの政府、そして本土が、敗れたのである』

もっと書きたいが、本日のブログは少し酔っ払い気味でこれにて終了です。

楢岡焼にて

陶器作りに挑戦

 今日は職場の仲間と一緒に楢岡焼にて陶器作りに挑戦。ボクは3~4回挑戦している。
 このような物作りの時には何を作るのか事前にしっかりと計画するのが良い。と、前の職場の同僚に言われていた。今回こそはしっかりと自分は何を作るのかを考えたつもりだった。
 まずはマグカップ。そして、楕円形のお皿の予定でとりかかった。作り始めると相変わらず下手くそ。要するにセンスがないのである。
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 まぁ、仕方がありませんね。
 できあがったものを自然乾燥させて、楢岡焼の製品と一緒に釉薬をかけられて窯に入ることになる。できあがるまでに1ヶ月半ほどかかるとのこと。
 釉薬がかかって焼き上がると新しい命が与えられた陶器になる。はず・・・・。

    叩いたり宥めるように優しくし陶器作りは子育てに似たり


沖縄知事選結果

 午後8時。TS-TBSの画面には「当選確実」のテロップが流れた。
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 自民党政権がごり押ししている米軍基地辺野古移設に反対の知事が誕生した。
 ここ数日はマスコミによる沖縄知事選の報道が激減していた。(と、思う)。あえて衆議院解散総選挙にシフトさせていたように思うのだ。沖縄は日本の縮図と言われる。沖縄のことを報道すればするほど秘密保護法や集団的自衛権の瑕疵が見えてくる。だから衆議院選挙で目くらましをしたのかもしれない。ボクはそう感じていた。しかし、今回の沖縄知事選の結果で安倍政権は沖縄をしっかりと見つめ直さなければならなくなる。

 今回の知事選は保守革新が「沖縄のために」戦った選挙だったのではないかと見える。いずれ日本の民主主義の一つの方向性を示しているような気がする。
 まもなく実施される予定の衆議院選挙も民主主義の見える選挙になってもらいたいなぁと思うのだが・・・。

 今宵は軽く出羽鶴で一杯やろう。これにて本日のブログは終了です。

二の字二の字の足の跡?

5センチの積雪

 昨夜からトタン屋根から滑り落ちる雪が軒先にドダッドダッと落ちる音が眠りを妨げる。ウツラウツラしながら「かなり降ってるべなぁ」と自分に語りかけながら少し眠る。そしてドタッドダッに目を覚まされる。
 今朝、起きたら何ということでしょう。今朝、新聞を配達した人のジャイアント・ステップがついているではありませんか。
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積雪は5センチほど。湿った雪である。二の字じゃありませんね。

   初雪の新聞屋さんの足跡は月に印した足跡に似る

 こんな朝の雪の道路は危ない。シャーベット状になるので冬タイヤでも滑ってしまう。

 午後から職場に向かったのだが大仙市と横手市の除雪に対する違いが大きく出ていた。大仙市(南外村)はまったく手つかずで昼過ぎまで道路には雪の轍が付いたままであった。
 ところが横手市内(大森町)に入ったら道路には雪がない。もちろん積雪は真横手地方であるから写真のように5センチ以上はある。
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 大森地内の走行用の道路に雪がないのだ。それは除雪車が出て道路の両側に雪をどかしているからである。だから車が走行する中央部分は濡れているが快適だった。
 まぁ、両市の除雪予算とか態勢の違いだろうが生活道路である。冬場を少しでも過ごしやすくするように行政にはお願いしたいものだと、ちょっと考えた。



先日、横浜で大学のクラス会があった。解散してから8人ほどで横浜から上野まで京浜東北線に乗って移動した。その時にネットを確認したら「衆議院解散」の文字が飛び込んだ。
「アレッ衆議院解散総選挙だって」と言ったら仲間たちが「私たちは今の政権にはうんざりだけど、ここに乗っている人たちはどうなんだろうねぇ」なんて話になった。
「まぁ、いずれ安倍政権支持だろうなぁ」と悲観的にボクは言ったのだが・・・・。
本当に衆議院解散総選挙になりそうだ。おそらく今の政権は間違いなく国民には「嫌われる」と思うのだ。
でも、嫌った人が選挙に行くとは限らないのがもどかしいなぁ。やはり、すべての選挙は投票率が60%でも70%でもいいから(できれば80%)それ以下だったら向こうでやり直しにする法律ができないかと思う。それが、国民に与えられた主権在民の基本であり、民主主義を守る道だと思うんだけれど。

またまた、愚痴になってしまった。と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。

    

雨は夜更け過ぎに・・・

雨と雪

 夕方になってから気温がグーンと下がり始めた。数℃前後だった気温が1~2℃になった。そうなるとクリスマスの定番ソングのようになった。
 ♪雨は夜更け過ぎに
   雪へと変わるだろう
ちょうど今夜はこんな感じだった。良い歌だと思います。

 ところで話した人は誰だったか思い出せないが気象予報士の方がラジオで次のように話していた。
「この歌のような雪はあり得ません。雨は雪に変わりません」
「どうしてですか?」
「雪は雪のまま降ってきます」
「???」
「雪は降ってくる途中で地上付近の気温が高くなると雨になるのです」
「フーン」
「だから地上付近で雨になってしまうと、もう一度雪には変わりません」
こんな内容だった。ボクもフーンなるほどねぇ。と、納得した。

 でも、見た目の現象としては雨はみぞれになり、雪に変わるんですけれどね。地球は本当に回っているの?太陽や月が地球の周りを回っているんでねーの。こんな素直な(へそ曲がりな)感想のように・・・・。

 暗がりで強制発光でカメラのシャッターをおろしたら雪は宇宙にちりばめられた星のように見えた。その一部を拡大してみたら「何かの形」に見えるのはボクだけだろうか。
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まぁ、雲を見て「アー、あれは恐竜に見えるなぁ」と思うようなもんですけれど・・・。

 夕方から家人の車でとわちゃんとわかちゃんを彼女たちの家に送ってきた。その時間帯には雪が降っていなかった。ところが帰り道はうっすらと雪が積もりシャーベット状になっている。恐る恐る走ってきた。何しろ家人の車はまだ冬タイヤに履き替えていなかったのです。ボクの通勤用の車は1週間前にスタッドレスになっていたのですが・・・。

     うっすらとシャーベット状の初雪に夏のタイヤで乗り出す怖さ



秋田県の21世紀枠

 センバツ21世紀枠で秋田県の代表校として秋田中央高校が選ばれたとの報道があった。
 秋田中央高校の前身である秋田市立高校の時には夏の甲子園で大活躍した。しかし、その後40年近くにわたり後一歩のところで甲子園は遠くなっていたという。
 秋田市立高校の時に甲子園で大活躍した時のことを憶えている。それは宮城に就職した頃のことだ。職場の近くに「野田会館」という場所があり、その会館では時々映画も上映されていた。
 タイトルは忘れたが(甲子園のドキュメンタリーだったと思う)胸のマークに「Akita」の刺繍がスクリーンに登場して活躍する映画を観た記憶がある。
 今の秋田中央高校は何よりも帽子がいいなぁ。もちろん秋田県内でも指折りの強いチームである。指導するスタッフの心意気が伝わってきそうなチームだ。
 と、言うわけで今秋の秋田県21世紀枠はいい選択だったろうなぁ。


本日のブログはこれにて終了です。

アネコムシ・トラップ?

今年も簡易積雪計

 夕方、帰宅途中でフロントガラスに普通の雨と違うベチャッとした感じが吹き付けてきた。ミゾレだ。いよいよ平地にも冬が来たなぁと思いながらミゾレの中を走った。

 日中、職場の窓から下を見下ろしたら積雪を観測するための「簡易積雪計」が設置された。
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測量用のポールだが昨冬は積雪を知るのにとても役だった。一目盛り(赤・白一個)20センチで一本で2メートルである。昨冬はポール一本分が埋まるくらいの積雪だったなぁ。4年連続の豪雪だったと言われている。

 さて、今年の冬はどうか?ボクの予想を書いておきます。当たるも八卦当たらぬも八卦です。
予想「暖冬で積雪は昨年の半分ほどつまり1メートル前後」
どうですか?
 その根拠は・・・・?ボクの感じる「アネコムシのご託宣」である。
 晩秋になると我が家にはアネコムシつまりカメムシが来襲する。特に小春日和の日などは大変。陽の当たる窓や壁にはアネコムシがびっしりと並んでいる。そして、彼ら(彼女ら?)は虎視眈々と家の中への侵入をうかがう。とにかく家の中に入り込んで越冬しようとする。
 だから昨年などは自作のアネコムシ・トラップが大活躍。
「ジジ、アネコムシッ!」
と声がかかればアネコムシ・トラップを持って現場にかけつける。
 ちなみに格好良くアネコムシ・トラップと書いているのだが500ミリリットルの加工も何もしない普通の蓋付きのペットボトルだ。
【使用法】獲物(アネコムシ)がいたらペットボトルの蓋を取りながら静かに近寄る。蓋とペットボトルの口で敵をソーッとはさむようにしてペットボトルに誘導する。
 敵がブーンと空中に飛ばない限り百発百中で捕獲できる。とにかくソーッとやることが肝要。敵を刺激したらダンナ、大変なことが起こりますゼ。ヤツは最後っ屁をするのである。そうだったアネコムシを別名屁ッぷり虫とも言ったなぁ。
 去年はあまりの多さにペットボトルに半分ほど捕獲して結構ずっしりと重みがあった。ちょっとしたアネコムシ・コレクターになったのであ。エッヘン。まぁ、威張るほどではありませんが・・・・。アネコムシよりお金が貯まったらいいのにナァ。
 ところが今年は10匹も捕獲しただろうか。非常に少ないのである。アネコムシが少ない。アネコムシの気持ちになって考えると彼ら(彼女ら)は「大雪の危機感を感じていない」。そこでボクは予想したのである。「今年の冬は雪が少ない暖冬だ」と・・・・。アネコムシ貧乏になってラッキーだと考えている。

 全く科学的根拠はないです。極端な話で恐縮ですが、ボクはある意味天気予報だってオカルトのようなもんだなぁと考える時がある。つまり、そのような観点から自信をもって今年は暖冬予測だ。
 簡易積雪計のポールを見ながら希望的な予測をしたのである。はたして・・・・。外れたらごめんなさい。2月頃謝罪ブログを書いたりして。

    紅白の測量ポール立てられて簡易積雪計となりぬる


今宵はビールをほんの一杯。かなり酒が抜けてきました。本日のブログはこれにて終了です。

横浜ロイヤルパークホテルのクラス会

59階

 突然ですが大好きなRCサクセションの歌に『不思議』という曲がある。その最初の歌詞が次のようになっている。
♪55階のホテルの部屋  800はルームナンバー
 おまえと二人窓から  夜の街を見おろす
 ああ この街で会えるなんて不思議
こんな歌詞である。途中で「オレは資本主義の豚で」なんていう過激な内容もあるが・・・・

 先日のクラス会のルームナンバーが59階のルームナンバーは5914だった。RCの歌よりも4階も高いのである。別に高い場所だから偉いわけではありませんけれどね。
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今回は卒業以来47年ぶりに会えた一人の男がいた。その彼と同じ部屋に宿泊することになった。

 そこで、思い出したのがRCの歌だったのであります。
 当時、山出しの超田舎者のボク(今では田舎者であることが誇りです)にとって目が丸くなるようなと言いますか、めくるめくような都会の話と香りを与えてくれたのが彼であった。
 二人で話していると長期間の空白は無くなってアッと言う間に半世紀前にタイムスリップ。懐かしい思い出話になった。
 盛岡の夕顔瀬橋の近くにあった夕顔瀬東映という小さな映画館の三本立て映画を観に行った話。学生寮での話。彼らだけが知っていてボクだけが知らない飲み屋の話。
などなど話題は尽きなかった。
 2日目も朝から少しずつビールを飲みながら国宝展などを巡りつつ東京を見て回ったのであります。

   卒業は四十七年前のこと会えば空白瞬時に縮む

 そして、昨年も書いた気がするが気が置けないと言いますか気楽と言いますか主義主張を乗り越えてアーでもないコーでもないと話せることが何よりも心地よい。
 要するにそれぞれの生活をしてきた仲間たちの心の広さが揺りかごのようにゆったりさせるのかもしれない。
「そんな甘いことを言ってていいのか」と言われそうですが、いいのです。
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 今回参加のメンバーたち。このところ毎年1回開催されるクラス会。同じメンバーでも今だから会える、今しか会えない気持ちで大酒飲み。それでも懐かしく温かな気持ちになれるクラス会である。
 来年の再会が待ち遠しいのです。



何だか衆議院解散の空気と言うか風が吹いているとマスコミが喧しい。いろいろな新聞やマスコミ見聞きすると「解散の大義はない」とい言うのが大方の見方だ。
日刊スポーツの見出しは「今なら勝てるから解散」と、書いてそんなご都合主義的な選挙で良いのですかと辛辣な意見を書いていた。その通りだよなぁ。
4月に消費税を8%に上げて景気が悪くなった。近いうちに7-9月のGDPの伸びがわかった段階で「消費税のプラス2%上げませんよ」などと国民に「良いことをしてますよ解散」で勝利間違いなしの皮算用らしい。
安倍首相のあざとさとでも言いますか。理解力のなさとでも言いますか・・・。国民の多くはアベノミクスでまったく自分たちの生活は良くなっていないことにあえいでいる。さらに彼は外国にばかり行って海外旅行総理と呆れられていることを知らないのだろう。
集団的自衛権行使問題、特定秘密保護法のいかがわしさ、原発再稼働への加速など国民の半数以上が???あるいは反対していることを独裁者のように実行してきた。さらには政治と金の問題・・・・。

次の選挙で今のような独裁者を生み出すような議席を国民が与えるのだろうか。
まぁ、確かに自民党でなければ日常の仕事もなくなると締め付けられている会社や仕事もあるようだ。非道いですねぇ。でも、それって政党の利益誘導というヤツじゃないかと思うのだが。
いずれにしても、何時になるかわからないが次の選挙は日本人の民主主義度が確かめられると言えるだろう。
さぁ、一杯ビールでも呑んで休もう。今日は日本酒は飲みません。少しアルコールを抜きます。・・・です。

これにて本日のブログは終了です。

秋田へ帰ろう

上野鈴本で

一之輔「天狗裁き」、菊之氶「親子酒」、文左衛門「道灌」の定番の落語を三席。ストレート松浦のジャグリングを楽しんだ。
鈴本の玄関で見たことのある人がいた。何気なく「こんにちは」と挨拶。でも瞬時に名前を思い出せない。
「えーとーー師匠ですね」
「さん喬です」
と、自己紹介して下さった。
「秋田で拝見しました。喬太郎さんとの二人会でした」
さん喬師匠はニコッと笑い
「そうでしたね」
妙に嬉しかったのであります

上野駅からこまち27号で秋田大曲まで帰ります。

楽しいクラス会だった。素敵な仲間たちだ。


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