中味のない会見を見て

時雨模様

 今日は久しぶりに目医者に行った。
 時雨だから雨が降ったり止んだりである。途中でまっすぐに立ち上がる部分的な虹が見えた。あわてて写真機を取り出して撮影賞としたが、残念ながら写真のようにダメ。でも、時雨模様の雰囲気は伝わる(伝わりません)?
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安倍首相の記者会見

 午後7時からのニュースを見ていたら突然安倍首相が衆議院解散をするからとのことで記者会見の中継に切り替わった。いい機会だからと思いながら記者の質問まで全部見た。
 見ていながら感じたのだが新聞やテレビなどで言われている大義なき解散だが、それこそ大層な理由は何もない。彼が15分もかけて話したことはただ一つ。
『消費税を2%上げるの今の経済状況では無理。だから1年半先送りする。しかし、1年半後には景気の動向関係なく2%上げますよ。それだけ「大きな税」の変更ならば国民に信を問わなければならない』
たったこれだけ。

 「たった」と言う言葉がおかしいならば「ほんの」と言い換えてもいい。彼の話の途中では民主党政権の時にマニフェストに書いていない消費税導入を突然国民に提示したから大敗したのだ。とも言った。
 エーッ。それは君たちだってそうじゃん。と、いつも通りにテレビにボクは毒づいてしまった。特定秘密保護法だって集団的自衛権だって原発再稼働だって自民党の公約に堂々と書いていなかったじゃないかと思うけれど・・・・。まぁ、しっかりと読んではいませんが。
 少なくても色々なアンケートを見ると世論を二分している安倍政権がごり押ししたことは一言も言わなかった。そして、昨日ヨメさんとお手々つないで海外遠征(さすがに帰国した時にはヨメさんは出てこなかったが・・・)から帰ってきた首相。日本にいない間に解散が決まっていたという、ある意味非道い話が今回の衆議院解散を象徴している。自公が過半数を割れば辞任するとも公言した。ボクには傲慢としか見えなかった。もしも、それで自公が勝ったとしても、国民はけっして白紙委任するわけではないことを書いておきたい。
 
 先日の報道ステーションを見ていたらアフリカで成功した方がコメンテーターとして出ていた。古館さんが「今、日本で大義なき解散総選挙になりますがどう考えますか」と質問。それに「日本は素晴らしい国です」と答えた。
古館さんは「エッ」と一瞬絶句。それに対しては次の言葉だった。
「アフリカでは独裁国家ばかりで、何かをしたい時に選挙することはできません。少なくても日本ではルールに基づいた選挙ができます。思いを伝えることができます。だから素晴らしい国です」
 古館さんは「なるほど思いをしっかりと一票にこめて投票することが大切」だと話した。

 21日に解散するとのこと。12月に実施される総選挙。日本の民主主義の成熟度が問われる。期待はできないが希望はもつことはできる。

    とくとくと解散の日を話す男(ひと)何が国益民を見ずして


我が家の雪囲いがほとんどできた。大工さんにお願いしているので少し時期は遅れるが何とか終わった。あとは何本かの立木をボクが囲えばいい。
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と、言うわけで本日のブログは終わりです。

 
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