菅原文太さん逝く

 大荒れになりそうです。先ほど秋田県沿岸地域に暴風警報が出た。どうなります。

 今日の昼頃、同僚が
「菅原文太が亡くなったそうです」
と、言う。
「エッ」
ネットを確認したら28日に肝臓の病気で亡くなっていたとのこと。同僚には
「オレにとって、ある意味高倉健が亡くなった時よりもショックだよ」と話した。

 菅原文太の「トラック野郎」も「じゃけんのお」などの映画はほとんど見たことがない。しかし、ここ数年彼が役者をやめてからの言動に共感を覚えていたからだ。
 それを知ったのは小学館が販促用に発行している『本の窓』で菅原文太の連載対談が掲載されていたからだ。このタイトルは『外野の直言、在野の直感』である。
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 最近の号まで40回ほど連載が続いている。第1回目に原発問題や震災の復興などについて語った。それを後で知り、ボクの大好きな街の本屋「平山書店」さんに頼んでバックナンバーをとってもらった。
 それを探してみたが整理整頓という文字がボクの頭脳にはないのでみつからない。そこで2014年7月号と8月号が枕元にあったので持ってきて写真に収めた。
 
 7月号にはジャーナリストで作家の鎌田慧さんとの対談『同じ構図の、原発と沖縄』が掲載されている。その最後の方で菅原さんは次のように語っている。
『森嶋通男という京大出身の経済学者が1999年に出した「なぜ日本は没落するか」という本で、五十年後の日本没落を予測しているのだけれど、それがいまの時代とぴったりなんですよ。リベラル派が非常に追い詰められて、安倍政権のような超保守層が台頭するいう・・・・・。秋にある沖縄県知事選も福島県知事選もそういう超保守が勝って、善良なる日本国民がいつかと同じように唯々諾々とそれに従っていった結果「みんな死んじゃったね、あるのは墓ばっかりだね」ってことにだけはならないようにしないといけませんね』

 菅原文太という人はすごいなぁと思った。そして、8月号~9月号では地球生命研究所教授の丸山茂穂さんと『科学の進歩は必然なのか』で2ヶ月連続で対談している。その最初で菅原さんと丸山さんは次のように話している。

菅原「近年、地球が温暖化していると世界中で言われているけれど、丸山さんは逆に寒冷化に向かっていると、よくそうおっしゃいますよね」
丸山「はい、ずっと」
菅原「そのことが非常に印象に残っていて、オレも天の邪鬼なところがあるから(笑)、大勢の人が「甲」だと言っているとき はかえって怪しいのではないか、案外「乙」のほうが正しいのではないかなと思うほうなんです。
    みんなが温暖化、温暖化と騒いでいるなかで丸山さんは「いや、いずれ寒冷化に到達するんだ、いまはその途中にある」いまもそうですか?」

 と、対談は続く。天の邪鬼なところと言うか、まっすぐに物事をとらえようとして見つめる気持ちが菅原文太という人はすごいなぁと思う。ボクも天の邪鬼かもしれないしなぁ。我が社のK君は間違いなくそう思っているはずだ。

 惜しい人をまた一人失った。


と、言うわけで本日のブログは終了です。
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