「すべからく」とは

そうなんだぁ!

 わかちゃんが昼寝している間は暇だから『本の雑誌 10月号』をパラパラと拾い読みした。
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 この雑誌は椎名誠、北上次郎(目黒孝二)、沢野ひとし、木村晋介弁護士などが創刊創刊に携わった。
 奥付を見ると「第39巻第10号通巻第376号」となっている。創刊39年になり376冊出ていることになる。30年間以上定期購読しているし、定期購読した時にバックナンバーも何冊か揃えたのでおそらくボクは家の中を探せば350冊以上は出てくるはずだ。
家人は
「こんな雑誌、何になるのっ?!捨てたら」
と、迫ってくる。しかし、CQやアマチュア無線関係の雑誌をほとんどデジタル化するいわゆる「自炊」をした時も手をかけなかった。
 紙質はけっして良いとは言えないので古い冊子は茶色に変色している。それでも愛着があり本棚に並んでいる。
 手作り感(と、言ったら失礼かもしれないが)色々な筆者が入れ替わり立ち替わり本の良さを伝えてくれる。「活字中毒」とか、本屋に行った時に妙にトイレに行きたくなるという「青木まり子現象」などの言葉を使ったのもこの雑誌かもしれない。

 10月号の坪内祐三氏のコラム『坪内祐三の読書日記』を読んでいる時に「オレって物知らねーな」と思った。それは次の文を読んでである。
『コンビニで買ったスポーツニッポン目を通していたら、金子達仁が「W杯戦記」をいきなりこう書き始めている。「トーナメントの大会がすべからくそうであるように」。もちろん誤用であるが、何だかスコーンとしている。「すべからく」の誤用はすべからくこのようにすべきだな』
一瞬、ボクは????と思った。
 ボクは「すべからく」を「すべてが・・・・のようである」と思っていたし覚えていたからである。で、調べてみましたよ。
 そうしたら「すべからく」は「当然~~であるべし」であり、「すべてが・・・」の意味は間違い。と、言うことがわかった。アリャリャ。
 つまり、使い方は次のようになるのだろう。今日、沖縄の翁長知事が政府を訪ねたら大臣と10数分だけしか会談できず安倍首相も湯沢出身の官房長官も会わなかったそうだ。
「沖縄県知事の訪問に対して安倍首相はすべからく会って話すべきだ」
と、なるのだろう。
 そして、今朝の地元の魁新報に先日我が秋田三区で当選した御法川代議士が財務大臣を継続するのを辞退したとのこと。
「御法川代議士は自分のカレンダー問題ですべからく辞任すべしだ」
と、でもなるのだろう。

 以前も書いたことがあるのだが「克己」を「かつみ」と読んで好きだった人にふられたこと。「情けは人のためならず」を「下手な情けをかけると、情けをかけられた人は根性がつかない」と思っていたことをバッと思い出したのであります。

 と、言うわけで坪内祐三氏の指摘が理解できたのであります。坪内祐三氏のコラムをとても楽しみな読み物なのです。

 アーァ、勉強不足だなぁ。



わかちゃん。ボクの身の回りにいる時に時々iPadなどで遊んでいる。その真剣な目を見るとうらやましいなぁと思う。
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自分にこんな目があったんだろうか。いつも腐った鯖の目のようなウロウロ眼で生きてきたような気がする。

   二歳の目鋭く清く前を見る吾にもそんな時があったか

これにて本日のブログは終了です。
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