高校野球も危険球にはペナルティーを

第76回全県短歌大会

 魁新報社主催の全県短歌大会があったので出かけた。
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 歌人の梅内美華子さんが講師で『自分らしくうたう~父母をうたう~』の講演があった。
その後、340名ほど出詠があった中から特選や互選などの表彰が行われたのだがボクは箸にも棒にも引っかからなかった。まぁ、そんなもんでしょうね。
 楽しく1日を過ごすことができた。



危険球はペナルティーを?

 夕方、ネットでDeNAと阪神の試合で9回表にDeNAの投手が頭にデットボールを当てた危険球のことで両チームの監督が怒鳴りあいをするという大騒ぎがあったらしい。結局、危険球を投げた投手は交代で試合が再開されたとのこと。

 昨日、八橋球場で大曲工業対秋田商業の試合で、秋商投手が大工の一番打者の選手の頭に死球を当てた。ボクの目から見たら後側頭部付近だったと思う。選手はそのまま昏倒して救急車で病院に行った。くわしくは聞いていないし見ていないが脳しんとうだけで事なきを得たということのようだ。
 だが、試合は後半にさしかかっていた時だから一番打者の選手交代は大工にとって大きな損失だったと思う。確かに控え選手はいるのだから試合続行はできる。高校野球では投手の危険球退場もないのだから試合進行には問題がない。

 デットボールで頭部に当てる危険球について昨夜いろいろと考えてみた。すると同じことを考えていたらしい友人から電話があった。
「もしもし、高校野球でも危険球はペナルティーが必要でねーすか?」
と、友人
「でもなぁ、高校野球だし・・・」
「そうすれば故意かどうかは別にして頭にぶつけて退場させたモノ勝ちだんすべ」
「でも、もしペナルティーで選手が少ないチームの投手が引っ込んだら試合ができなくなるべなぁ」
「いや、その場合は投手をベンチに引っ込めないで別のポジションにつけて別の野手が投手をすることにすれば」
「なるほど、そうすれば9人しかいないチームでも試合はできるなぁ」
「もっと別の角度から見れば9人しかいないチームがあったとしますよ」
「ウン」
「故意かどうかは別にして相手チームが危険球を投げて選手が一人いなくなったらどうなるんすか?」
「9人の選手がいなくなるから没収試合だべな」
「もし悪意があれば・・・・」
「まぁ、絶対にないってことはネーナァ」

 こんな話をしたのであります。
 で、思い出したのが10数年前のことだ。八橋球場でK農とD農の試合の時だ。ローマ字で書いていてもわかってしまうだろうけれど・・・・。
 K農の投手がD農の四番の頭にデッドボール。昏倒した選手を運ぶために球場内に救急車が入ったのである。この時、D農の今は亡き監督が相手チームの監督に吠えたのを今でも思い出す。
「また、やったなっ!!いつも大事な時に頭を狙ってくる!」

「また、やった」つまり以前も頭を狙った試合があったと言うことだ。狙ったのではなければ不思議に何回も頭部への危険球が起きているってことだ。その時には高校野球でこんなことがあるのかと思った。でも、あり得るのだろうとも考えた。ある意味「やったモノ勝ち」の世界が野球でもあるからである。

 この試合はD農の勝利だったが、とても後味の悪い試合だったことを憶えている。その後味の悪さは頭部にデットボールを当ててもぶつけた投手はそのまま投げることができると言うことにたいしてだった。今日、友人と電話で話した「ぶつけたモノ勝ち」ということが当時からボクの頭の中にあったからだろう。

 高校野球でも違和感のあるタイブレークなどというシステムを「選手の体調管理」という理由で導入するくらいだ。選手の生命にも関する危険球についてもペナルティーを導入することをプロ野球に学んでもいい時期ではないだろうか。
 今、痛切に思っている。



本日のブログはこれにて終了です。

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